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『新居へ』

 冒険者ギルドで商業ギルドを紹介してもらったオフェーリアは、数日後には王都の貴族街に屋敷を一軒購入していた。

 その素早さに皆驚いていたが、中でも一番影響を受けるもの、ドーソンはもはや何も言う事ができない。

 オフェーリアが迎賓館の自室から異空間への扉を撤収すると、ドーソンと宮殿から借り受けた女官2人を連れて馬車に乗り込んだ。


「フェリア様、黙って出てきてしまってよろしかったのですか?」


 オフェーリアの傍らでドーソンは不安そうだ。


「ピピを置いておけないと言ってるのですからしょうがないでしょう?

 ……居所がはっきりしているわけですし、煩いことは言ってきませんよ。

 きっと」


 実は今、現在進行形で、迎賓館では大騒ぎになっていた。

 何も知らされていなかった従者や女官たちは馬車を見送ったあと本宮殿に駆け込み、緊急事態を報告していた。



「はい、到着しました」


 迎賓館を出て、暫く馬車を走らせて到着したのは、つい最近主人が王都を引き払い領地へと引っ込んでしまった、老伯爵の持ち物だった屋敷だ。

 まとまった金子を必要としていた老伯爵側と、ある意味金子には無頓着なオフェーリアの間でとんとん拍子に話は進み、常識では考えられないほど早く屋敷を手に入れていた。


「では、どうぞ」


 まずはオフェーリア自ら鍵を開けて、ドーソンと2人の女官、アメリア・ロンバーグとリタ・スベンソンを招き入れた。

 するとそこにはお仕着せのメイド服を着た、10人ほどの使用人が整列して出迎える。


「フェリア様、こんなに短い期間に使用人まで?」


 ドーソンがびっくりしていたのだが、それ以上に驚くことになる。


「見た目、ほとんど見分けがつかないでしょうけど、彼女らは【オートマタ】高度なカラクリの魔導具なのよ」


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