設定裏話集
名前裏話(ネタバレ有なので未読の方は後に読むことをオススメします)
ヴェリテ→お馬鹿なムードメーカーですが、名前の由来は真実という滅茶苦茶真面目な子です。いつもスィエルに寄り添い、励まします。
ネージュ→そのまま雪から取ってます。余談ですが、仏語は男性名詞、女性名詞あるので女性名詞の言葉を調べまくった記憶があります。
イデア→ツンツン女子担当。この子の名前はわかりやすく、イデア界から取ってます。
サンドラ→アレキサンドライトの中四文字を取って名付けました。室外では緑の目になるのは、これから取ったものです。
フラム→そのまま炎です。ヴェリテと一緒に騒ぐダチみたいな子です。出番少なくてごめんよ(おい)
ザニア→星の名前。芸術を司る星だったりします。なので美的センスが高い彼の名前にしました。
フローラ→一人ぐらいお城のお世話もする人がいないとな……と思い、お庭の手入れをしている設定に。あまり書けなかったのが申し訳ない。
ヴァーゲ→ラテン語のてんびん座です。冷静沈着な天秤のような子なのでこうしました。
ライア&アラネア→双子の姉妹。嘘つき者と蜘蛛というのは本編で紹介しましたが、ライアの方は私がとある作品を完結できずに閉じてしまった子の名前から取ってます。なので姉さまより若干出番が多めです。裏事情です。
レムナント→元々欠片とかそんな意味です。スィエルと姿は一緒ですが性格はバラバラなので欠片のような微妙な違いがあるという意味で。
アルト・フォーケハウト→アルトには実はバイオリンという意味もあったりします。フォーケハウトはフォーマルハウトのもじりです。
ナハト・ディニタス→この人はなかなか衝撃的な名前が近いスペルであります。本当は威厳から取っているんですが、中にgを入れると安楽死という意味になったり……
ナハト自体は小夜という意味になります。(これ、女性名詞なんですけどつけちゃったな)
エル・シウス→エレウシスってのが近いんですけど特に何も関係はないという……なんとなくカッコイイからという影響はありました。
リーベ&リヒト→姉妹ですが、愛と希望という意味になります。スィエルが求めながらもなかなか得られなかった二つは、最終的に赦しを得ていくことで得られるようになったんですね。
ヴィローディアというのもアフロディーテとヴィーナスの二つの愛の女神から取ってたりします。
レグルス・ベルガ→小さな王と星のベガをもじった名前の組み合わせです。領主である彼には王の名前が合うと思いこうしました。
タイトルが夜というワードを含んでいるので、結構星に関しての名前が多いです。リュヌちゃんも月の意味ですし……
スィエル・キース
孤児院の中でずっと自由がなかったので、何か外に関する名前を付けたいなと思い空の意味であるこの名前にしました。
朗読してもらったときは発音が難しいと言われてました。シエルでも良かったんですが、元の言葉に近い方を選んだので……
キースの由来はケルト系のkeithで森という意味があったような気がしますが、スィエルさん自体2年前ぐらいに設定の基礎があったのであやふやです。
グラシュ・リアンはグラシュには優美、リアンは鎖だったり絆といった意味があります。この名前は当初から決めていて、最後の最後に明かされるのも全部組んでました。物語自体最後から書き進めていったのでクライマックスが待ち遠しかったです。
術式は意外に調べてみると「こんな意味なのか……」となってしまいそうなので、気になる方は大体の場合そのままカタカナを入れると出てきます。
↓小話集↓
・最初、悪魔はあそこまでヤンデレ設定ではなかった
悪魔が途中から暴走するんですが、最初あそこまでヤンデレな設定ではなかったんですよね。でも Twitter などで読者からの声を聞くうちに、自分が調子に乗ってどんどんエスカレートさせていきました(主人公には申し訳ないと思っている)
主要メンバーが記憶に残らないキャラだと面白くないので、ヤンデレな悪魔と通ったのは良かったのかなぁなんて思ってます。
・最初は主人公16歳だった
これ、裏話なんですけど最初は16歳で連載してました。1週間ぐらいですね。でも、なんか違うなぁと思い21歳に引き上げてみたんです。結果的に少し幼げも残り、甘えがちではあるが頼れる兄ちゃんのポジションになりました。
・最後はバッドエンド予定だった
この予定からなんやかんやあって丸く収まりましたが、最初はバッドエンドタグつけてました。最終的に主人公が殺されて、主役死亡エンドだったんですよね。
で、なんやかんやあってこうなりました。「主役死亡エンドも見たい!」とある読者さんから言われましたが、主のライフが持たないので気が向いたら書きます(書くのか?)
また、宣伝ではありますがカクヨム版ではアナザー版を出しているので良ければ。なろうよりはまだまだ短めですが、順次公開予定です。




