告白
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ダイニングテーブルを中心に腰掛ける全員は、真剣な顔つきだ。
さっきの父さんの発言からは、父さんは古賀さんのご家庭の事情について何かをつかんだという事。それも、古賀さんが知りえないであろう事。
「・・・紅羽ちゃんはー、親父さんの事業についてどこまで知ってる?」
仕事?
家庭の話ではなく?
古賀さん曰く、古賀さんのお父さんは、確か、事業に…失敗した。
そして、借金を抱えてしまったというのが僕が知っている事だ。
まあ、それに関して多く話したくないのか、情報はそれっきりだ。
「・・・・・・私の父は、昔ながらの食品会社の社長で、ある事業の失敗で倒産してしまった…。ということくらいは、……私の父は、自分の仕事について語るのを嫌っていたのですよ…。」
そう言った後、「ちょっとは頼ってくれたっていいのに」と、漏らしているのを僕は聞き逃さなかった。
あの日の夜も思ったけれど、やはり古賀さんは、家族思いだ。
僕たちが家族だ。…だけど、古賀さんは、いつも距離がある。
物理的な話じゃない。
そう感じてしまう。
そう感じた時、僕はいつも、゛古賀さんは家族だ。゛と言っているのも僕は本当は気づいていた。
仕方のないことじゃない。
やっぱり、どこか、いつもゲストのようになってしまうのは僕の意識か、それとも古賀さんの意識か。
「…そうか、やはり古賀さんは…。」
まるで予想していたかのように呟く。
そして、古賀さんと言っていた。ということは、古賀さんのお父さんとは面識があり、倒産してしまった理由も含めて詳しいことを知っていることになる。
・・・どう、して?
「実はな……親父さんの会社は…俺が、潰したようなものなんだよ…………」
僕は耳を疑った。
信じたくない言葉だったから。
どうでしょうか?
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