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振られたその日から逆転するラブコメ  作者: スクールストライカー
変化する好きの形
38/59

家族の時間

本日最後かな?


伸び悩んでおります…。

応援して下さる皆様には本当に感謝しております。

ただ、伸び悩んでおります。



・・・それだけです。



 「えー、では、お母さんの誕生日を祝いまして、カンパーイ」

 [[カンパーイ]]

 「さあ、さあ、どんどん食べてくださーい。」


 豪勢な料理が、食卓を彩る。

 

 「母さん、おめでとう。」

 「真也もありがとっ!」


 母さんは、相変わらずお酒に強いのか、なかなか度数の高いものを片手に料理を口に運んでいる。

 因みに、この料理は古賀さんが作った物だ。

 今思い出しても、あの包丁さばきは見事だった。

 惚れ惚れする程で、味も素晴らしい。


 「古賀さん、この刺身もおいしいよ。ありがとう。」

 「どういたしまして。あ~、ふむふむ。そう、千堂君は、お魚系タイプの人が好みなのかな?」

 「!?ち、違うよ!…てか、お魚系タイプって何?」

 「いやまあ、隠さなくてもいいんだよ!親の前だからってそんな…」

 「・・・・・・サラダもおいしいね。」

 「千堂君、お魚系か草食系かはしっかり選んで。両方は駄目だよ。」

 「だから、そういう意味じゃないって。…もう」



 古賀さんは、満足そうに母さんたちと笑っている。


 本当に、古賀さんはひどい、いじめっ子だ。

 

 でも、こうしてみると、僕たちは本当の家族のようだ。もちろん、僕はそう思っている。

 ただ、幸せを絵にした様。そういいたいのだ。


 




 それから、お誕生日会も終盤に差し掛かったところでケーキの登場し、全員が沸いた。

 

 しっかり、食べられるサイズだ。

 均等に切り分けて、それぞれが好みのお菓子を乗せる。


 僕は…梅でも昆布でもないものを選んだ…。当然!




 





 二人で一緒に作ったケーキは、やはり格別だった。


 父さんなんかは、父さんの為に作ったわけじゃないのに感動泣きしていた。

 母さんも、いつも大抵ニコニコしているけれど、今日ばかりは筋肉痛が予想できるほど嬉しそうにケーキを頬張っていた。







 




 そんなこんなで家族のビックイベントが終了した。

 とっても楽しい時間だった。

 前の千堂家だけでは、こんなにも盛り上がる事なんてなかった。


 古賀さんは、僕たちにとって太陽のようだ。

 僕たちがこんなに輝いているのは、光があってこそだ。

 僕たちはもう、光が無くては生きていられない体質になってしまった。

 たとえ曇って、一時期見えなくても、再び光を目にすることを願っていたのだろう。

 そして、それは母さんたちも同じだったようだ。



 「紅羽ちゃん、ちょっといいかい?」


 お誕生日会の片づけを終えた古賀さんに、父さんが話しかけた。

 その隣には、僕もいる。

 一緒に片づけをしていたからだ。


 まあ、父さんの表情から大事な話だろうと言うのは想像できたから、席をはずそうとすると、「真也も座りなさい。」と、立つ前に制される。


 気になってはいたので助かるけど、一体どういう話をするのだろうか。


 あれ?そういえば今日、父さんはお酒を飲んでいなかったんだ…。





 身の毛が立つ思いをした。


 

 事の重大さをなんとなくだけど理解したからだ。

 

 お誕生日会の名残はあるけれど、父さんやこの場の雰囲気は張り詰めたものになった。

 そして、父さんの口元が再び動く。



 「楽しい時間の後で申し訳ないけど……俺も、腹積もりができた。・・・紅羽ちゃん、君のご家庭について話さなけならないことがある。」




 父さんがそう口にして、僕の体は固まった。動けなくなった。

 まるで、地獄に突き落とされたみたいに。


 



どうでしょうか?

良ければ、感想,アドバイス等ありましたら、よろしくお願いします!

図々しいですが、ブックマークや評価をつけていただけたら嬉しいです!

次の更新は17日のどこかでしたいなぁと考えております。

『「私は、ネカマです。」なんて、今更言えない。』の方もよろしくお願いします!

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