ホイップクリーム
口金は、ホイップクリームを絞るための金属の部品です。
総合ポイントが650を突破です!
ありがとうございます!
「古賀さんは、起用だねえ。」
「そうかなあー。このくらい簡単だよ」
そういっては、上手にホイップクリームを絞っていく。
切り込みが多い口金のおかげか、古賀さんの技術と合わさって、さながらお店のものだ。
「千堂君も、やってみる?」
「あーうん。挑戦するよ。ただ、いきなり本番はちょっと…」
「まあ、大丈夫じゃない?千堂君だし。」
「信頼が厚いね…ま、まあ、やれないこともないか。」
緊張するなぁ。
こういうのって、持ち方が大事なはずだけど、僕は何にも分からないからなあ。
意識が集中するのは、ホイップクリームを持つプルプルと震える腕。
じゅ、重心はしっかり、させないと。
足を広げてどっと構える。
スゥーハア
古賀さんの絞り方を見た感じだと、絞り初めと終わりが大事だから――――
ふと、小さな手が僕の腕を掴む。
「千堂君、私がサポートしてあげよっか。」
古賀さんは、僕の後ろに回って横から顔を出す。
ホイップクリームを握る僕の意識は、簡単に古賀さんへと奪われた。
「しっかり持って。」
「う、うん。」
耳元でささやく声に、意識が引っ張られる。
「手元をちゃんと見てよ。」
「み、見てるよ。」
後ろから回された手に触れて、意識が吸い込まれる。
「ゆっくり動かすからね。」
「だ、大丈…夫」
口金を見据えているその瞳に、意識を惹きつけられる。
古賀さんは、なぜこんなにも集中させてくれないのか。
不思議でならない…。
いきなり距離が近くなったせいか、意識してしまうすべてが、段々と、胸の鼓動を速くする。――――
「おーい、千堂君、できたよ!」
つい、惚けてしまうほど…。
「あ、うん。ありがとう古賀さん。」
「ほぇ、私今何もしてないよ?」
「そうだっけ?…」
今もボーとしているけど、「大したことはね。」と言う古賀さんの顔が、赤いのは気づいていた。
どうでしょうか?
ネタ回ばかりだった気がしたので…
感想,アドバイス頂きました。
これからもよろしくお願いします!




