隣の部屋
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『千堂君聞いて!聞いてっ!』
弾む声が、古賀さんの興奮を表している。
『えと、…どうしたの?」
『あのね、今日クラスのみんなとアドレス交換したんだよ。』
羨ましい…くは無い。
『あ、うん。知ってるよ。』
同じクラスだしね。…もっと言えば隣の席だし。
『それでね、みんなから――『あの、古賀さん?』――えっ、なに?』
『あ、うーん。…何で、電話なの?』
『してみたかったから、かな。』
『隣の部屋にいるのに?』
『そうだよ?』
『ずっと…壁から音漏れてるのに?……』
『・・・・・・』
『会って話そう?』
『・・・いいよ…』
※
「千堂君。これが証拠です。」
そう言って差し出したのは、新品のスマホ。
画面は、とあるメールのアプリの連絡先一覧。
・・・本当だ…
ん?
「古賀さん、ちょっとスマホを貸して」
「あ、いい――千堂君。」
「ええーとっ?」
笑う古賀さん。
「えっちだね。」
「――――っ!?……//////」
僕の顔が、みるみる顔が熱くなっていく。
自分が何を言っっているのかが解ってしまったからだ……
「・・・・・・そ、そういうつもりで言ったんじゃ…ない。」
「じゃあ、どういう意味?」
顔が熱すぎて、古賀さんを直視できない。
「・・・が、画面に…お、男の子の名前もあったから…。」
正直に答えるしかない。
僕は、……古賀さんが思っているようなことは、一切考えていなかった。
た、単に、つい、気になってしまった…から。
古賀さんは、ニヤついて…全部見透かしている顔だ。
解っているくせに、本当にズルい…というか、ひどい。
古賀さんは、僕専門のいじめっ子だ。
ぼ、僕が上手く言い返せないことをいいことに……
・・・でも、憎めないのは、やさしいその性格と顔と仕草や…古賀さんの全部が、僕を癒すから。困ったところも、なかったことにする。…僕は、……心を惹かれる。
一緒にいる今が一番楽しい。
心が、心臓が、ドキドキする……
ずっと一緒にいたい……
・・・・・・けど、それは…家族と、して……
「へえ~、やっぱりえっちだねぇ。」
「そ、そんなことないよ!」
古賀さんは、どうしても僕の上げ足を取って離さないようで、先ほどからの悪い顔が消えない。
「フフッ、それは果たして、本心なのかっ!…神のみぞ知る。」
「そんなわけないでしょ!」
古賀さんは、何がなんでも僕をスケベなキャラクターにしたいらしいのだった。
どうでしょうか?
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