最初の人
伸び悩んでおります…。
読んでくださる皆様には感謝をしております。
ただ、どうか毎日読んでくださると助かります…。
いや、ホントに図々しくてごめんなさい。
ブックマークが120件を突破です!
ありがとうございます!
ケータイショップの、一番端の受付に僕たちは居た。
父さんの時間が取れたからだ。
まあ、母さんなら家に何時でもいるけれど、母さんでは、こういう契約ごとは出来ないから今日だった。
「以上ですが、不可解な点等はございませんでしょうか?」
大体一時間くらいの待ち時間と説明の時間が終わった。
「いえ、特にないです。」
「そうですか。それでは、またお気軽にお越しになってください。」
そう、機械のような案内をしてくれるけれど、どこか顔が赤い。
何というか、あべこべだなあと思う。…
怒っているのやら、冷静なのやら…
それから僕たちは、店を出た。
そして、横を見ればプルプル震えている古賀さんの姿がある。
何だろう?近づけば――――
「あの古賀さ――「ぅぅぅ、やったぁぁぁぁぁーーーー」」
ッ!?
僕の鼓膜が破れんばかりの声量。
とてもその見た目からは出ないような音量だ。
情けないことに、全身がビックリを表している。
「お父さんっ!とっても、とっても、ありがとうございますっ!」
「お、おう。」
父さんは普段クール(?)だけど、古賀さんの興奮にすこし驚いている。
「千堂君もっ、ホントに嬉しいぃーよぉぉぉ!」
「う、うん。」
「やっとJKになれたよおおおお!」
「う、うん?」
叫び足りなかったのか、僕の手を握っては、上下にブンブン振っている。
・・・・・・腕、取れそう…とは言えず、古賀さんの興奮が冷めるのを待つ。
・・・僕は知っている。
僕たちがさっきいた隣の受付の人は、小学生の案内をしていたことを…。
口が裂けても言えないのは、古賀さんを見れば必然だった。
そして、一分間その動作が続き、何かを思い出したかのようにピタリと動きを止めた。
「あっ!そういえば千堂君!」
「うん?」
「アドレス、交換しようっ!」
そう言いながら、スマホを掲げる古賀さん。
本当に欲しかったんだね。と、苦笑いに変わる僕。
ただ、連絡先の数が増えるのは僕は大歓迎だ。
「ええーと、この画面にしてから、こうやって振り合えばいいのだよねっ!」
「そうだよ。ははっ、よく覚えてたねー。僕は、使った回数が少なすぎて分からなかった。…ははっ……」
いや、事実だよ。
「ああーうん。これで完了っと。やったー!千堂君のゲットしたよー!」
「意外と簡単だったねー。」
本当に、振るだけだった。
「よし、これで千堂君といつでも話せちゃうよっ!」
「うん。でも、僕たち24時間ずっと一緒だけどね…。」
「「・・・・・・」」
「よし、…これで千堂君と遠くにいても話せるねっ!」
「古賀さん、僕の隣の部屋にいるけどね…。」
「「・・・・・・」」
「……よし、これで千堂君と隣の部屋にいても話せるねっ!」
「…それは単純に意味がないんじゃないかな……」
「「・・・・・・」」
「…………千堂君が、最初の人だねっ!」
「……そう、だね…。」
僕たちにとって、アドレス交換はさほど意味はなかった…。
ただ、あるとすれば…連絡先のところに古賀さんの名前が表示されていることくらいだった。
どうでしょうか?
感想,アドバイス等ありましたら、よろしくお願い致します!!
是非、評価のほどをお願いします(*- -)(*_ _)ペコリ
できれば、『「私は、ネカマです。」なんて、今更言えない。』の方もよろしくお願いします!




