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振られたその日から逆転するラブコメ  作者: スクールストライカー
変化する好きの形
24/59

ただの買い物

どこか変な場所があれば言ってください!

ジャンル別日間ランキング31位です!

本当にありがとうございます!

総合ポイント250突発!

これからもよろしくお願いします!!!



 古賀さんたちの要望通り、駅の中に店を構えているインテリアショップに入った。

 適当に目に映ったものを物色していく。

 それからみんなは黙々と気に入る物を探していた。


 「お、これいいかもな。」

 「なあ、朱莉、これとかどうだ。」


 そう言って差し出したのは、充血したリアルな目が異様に離れていて、妙に前歯が大きく、そばかすだらけのウサギのキャラクターの置き物だった。

 ・・・・・・好みは人それぞれだと思う。

 

 「ん?おお!?お兄ちゃんナイス!メッチャいいじゃん!」

 「ハハッ、おい、痛いからあんまり背中叩くなよっ。」

 「ごめん!でも、ありがとっ!」

 「ああ。」


 ・・・・・・好みは人それぞれだと思う。…

 たぶん。…いや、絶対、…江口家は、どこかズレている。…

 いや、良い言い方をするとすれば、――――……ごめんなさい。言葉が見つからないや…ダサくてもいいのなら、スペシャル。………

 ・・・ほらね。

 で、でも、僕は、悪くないと思うんだよ。………

 

 ゴホンッ

 ま、まあ、江口君たちが仲良くしていることはいいことだ。

 もともとそれが目的だし。

 ・・・ただ、僕たちはアドバイスの一つもできないことが分かった。

 「アレをあげると喜ぶよー。」だとか、「アレって、良いよねー。」というような会話が、できないのだから。…


 江口家特有の価値観が分からない!!


 正直に言うと、その今出てきた置物の良さが分からない!

 気持ち悪いという感想しか出てこないのだけど…

 もっと言うと、何が「ナイス!」で、何が「ありがとっ!」なのか、まるで分からない。

 

 最初手に持った時なんか、「あ、誰か嫌いな人にプレゼントするのか。」と思ってしまった。

 

 隣にいる古賀さんは、さっきから全く話さないし、顔を引き攣らせてばかりだ。

 まあ、それも仕方ない。

 事前情報がなければ、僕もそうなっていた。


 しかし、今は【彼らは、独自のフィールドを展開していた。】というナレーションが入ってもおかしくないのですがっ!


 


 ・・・・・・なんというか、疲れる。

 突っ込みどころ満載な兄妹で、見ているだけなのに、どこか体力が削られる。…




 僕たちは今、息を切らして江口家の買い物を見せられていた。

 





 

 

どうでしょうか?

感想,アドバイス等ありましたら、よろしくお願い致します!


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