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振られたその日から逆転するラブコメ  作者: スクールストライカー
ぐちゃぐちゃな好き
12/59

露わになる

今書きました…


 「ごめんなさい。」

 「・・・・・・は?……」


 ゛さくら゛さんの表情が、まるで別人のようになった。

 さっきまで、ずっとニコニコと話をしてきたかと思えば、圧と言うか…正直、怖い……ものを感じる。

  やっと来てくれた古賀さんも、どうか、顔が強張っていて、゛さくら゛さん達を苦手としていることがよく分かった。

 

 「「・・・・・・」」


 ここは、一秒でも早くこの場から逃げ出したい。…

 そもそも、何で今更…


 ゛さくら゛さんの眉が心配したくなるほど動いている。ただ、僕の足も、生まれたての小鹿のようになっていた。

 こういうのを、凍てついた空気と言うのだろうと悟った。

 

 「・・・えと、僕は、これから少し予定があるのでこれで……ね、古賀さんも・・行こう。」

 「・・・そう、だね。」


 嘘をついてはいない。

 僕は、これからお礼の続きがある。

 そう思って、゛さくら゛さんの横を通り過ぎようとしたとき――――

 急に僕は、前かがみになって倒れそうになった。

 幸い、古賀さんが支えてくれたお陰で、無様を晒すことはなかった。


 「千堂君大丈夫?!」

 「あ、うん。・・・ありがとう。」


 僕は、しっかり立つと今度は、胸ぐらと袖をつかまれて、壁に押し付けられた。

 痛い!・・・あ、

 背中に痛みが走る。

 一瞬の出来事だったのでよくわからないが、気付けば、二人に囲まれた。…

 やはり、一連の動作を行ったのは、゛さくら゛さんだった。…

 目を疑った。

 一体……なぜ、……と。


 僕は知らなかった。

 ゛さくら゛さんがこんなことする人だとは……

 

 ゛さくら゛さんは、涙を流していた。

 見間違いの無いほどに……だから、余計に怖かった……

 ・・・まるで、呪ってやると言われたみたいだった。……


 次に、゛さくら゛さんは、ネイルがキレイに塗ってある手で、僕の首に手をかけた。


 目どころではない。五感、脳すべてを疑った。

 僕が知る゛さくら゛さんは、こんな人じゃない。

 ・・・・・・僕は、こんな人を好きなったりしない。……



 「・・・なあ、千堂?あたしさぁ、今すげえイライラしてるわけだけどさぁー。もちろん、責任取ってくれるよねえ~。」


 僕の知る゛さくら゛さんは、仲間思いだった。…


 「――「あ、返答には気を付けろよ~。」」


 僕の知る゛さくら゛さんは、男の子を大切にしていた。…


 「・・・何で、僕なんですか?…」


 僕の知る゛さくら゛さんは、明るかった。


 「・・・・・・んなもん、今は関係ないよねえ~。あ・た・し・の聞いてることに答えて~。」


 首を掴む力がさらに強くなった。

 ・・・僕の知る゛さくら゛さんは、虐めとは、無関係だった。


 「・・・僕は昨日、゛さくら゛さんに気持ちを伝えました。……なのに、どうしてですか?」

 

 また更に、力が強くなる。

 段々と、伸びた爪を、無視できなくなってきた。

 苦しいし、痛い……けど、知りたい。

 どうしてそんなに必死なのか……なら、なぜ昨日振ったのか、それに、しらを切った理由も……

 全部知りたい…………でも、その前に言わなきゃ…僕は、変わりたい。


 目の前にいる゛さくら゛さんは、僕が知らない゛さくら゛さん。…

 僕が、好きになったのは、学校での゛さくら゛さんだった。

 それに、もう、僕は、゛さくら゛さんのことが……………………好きじゃない…………。


 僕は、日が暮れるまで泣いた()()場所を最後に、好きになるのをやめた。

 無理だと…釣り合わないと知ったから…………


 だから――――


 「・・・・・・お前が、ムカつく…くらいイケメンだからだよっ!…………クソッ…」


 ――――何を言われても、断る。




どうでしょうか?

ごめんなさい。あんまり確認してないです…

感想,アドバイス等ありましたら、よろしくお願い致します。

ちゃんと、返してます!

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