露わになる
今書きました…
「ごめんなさい。」
「・・・・・・は?……」
゛さくら゛さんの表情が、まるで別人のようになった。
さっきまで、ずっとニコニコと話をしてきたかと思えば、圧と言うか…正直、怖い……ものを感じる。
やっと来てくれた古賀さんも、どうか、顔が強張っていて、゛さくら゛さん達を苦手としていることがよく分かった。
「「・・・・・・」」
ここは、一秒でも早くこの場から逃げ出したい。…
そもそも、何で今更…
゛さくら゛さんの眉が心配したくなるほど動いている。ただ、僕の足も、生まれたての小鹿のようになっていた。
こういうのを、凍てついた空気と言うのだろうと悟った。
「・・・えと、僕は、これから少し予定があるのでこれで……ね、古賀さんも・・行こう。」
「・・・そう、だね。」
嘘をついてはいない。
僕は、これからお礼の続きがある。
そう思って、゛さくら゛さんの横を通り過ぎようとしたとき――――
急に僕は、前かがみになって倒れそうになった。
幸い、古賀さんが支えてくれたお陰で、無様を晒すことはなかった。
「千堂君大丈夫?!」
「あ、うん。・・・ありがとう。」
僕は、しっかり立つと今度は、胸ぐらと袖をつかまれて、壁に押し付けられた。
痛い!・・・あ、
背中に痛みが走る。
一瞬の出来事だったのでよくわからないが、気付けば、二人に囲まれた。…
やはり、一連の動作を行ったのは、゛さくら゛さんだった。…
目を疑った。
一体……なぜ、……と。
僕は知らなかった。
゛さくら゛さんがこんなことする人だとは……
゛さくら゛さんは、涙を流していた。
見間違いの無いほどに……だから、余計に怖かった……
・・・まるで、呪ってやると言われたみたいだった。……
次に、゛さくら゛さんは、ネイルがキレイに塗ってある手で、僕の首に手をかけた。
目どころではない。五感、脳すべてを疑った。
僕が知る゛さくら゛さんは、こんな人じゃない。
・・・・・・僕は、こんな人を好きなったりしない。……
「・・・なあ、千堂?あたしさぁ、今すげえイライラしてるわけだけどさぁー。もちろん、責任取ってくれるよねえ~。」
僕の知る゛さくら゛さんは、仲間思いだった。…
「――「あ、返答には気を付けろよ~。」」
僕の知る゛さくら゛さんは、男の子を大切にしていた。…
「・・・何で、僕なんですか?…」
僕の知る゛さくら゛さんは、明るかった。
「・・・・・・んなもん、今は関係ないよねえ~。あ・た・し・の聞いてることに答えて~。」
首を掴む力がさらに強くなった。
・・・僕の知る゛さくら゛さんは、虐めとは、無関係だった。
「・・・僕は昨日、゛さくら゛さんに気持ちを伝えました。……なのに、どうしてですか?」
また更に、力が強くなる。
段々と、伸びた爪を、無視できなくなってきた。
苦しいし、痛い……けど、知りたい。
どうしてそんなに必死なのか……なら、なぜ昨日振ったのか、それに、しらを切った理由も……
全部知りたい…………でも、その前に言わなきゃ…僕は、変わりたい。
目の前にいる゛さくら゛さんは、僕が知らない゛さくら゛さん。…
僕が、好きになったのは、学校での゛さくら゛さんだった。
それに、もう、僕は、゛さくら゛さんのことが……………………好きじゃない…………。
僕は、日が暮れるまで泣いたあの場所を最後に、好きになるのをやめた。
無理だと…釣り合わないと知ったから…………
だから――――
「・・・・・・お前が、ムカつく…くらいイケメンだからだよっ!…………クソッ…」
――――何を言われても、断る。
どうでしょうか?
ごめんなさい。あんまり確認してないです…
感想,アドバイス等ありましたら、よろしくお願い致します。
ちゃんと、返してます!




