゛さくら゛の理想崩壊
どうか、よろしくお願いします!
◇◆◇ ゛さくら゛視点
・・・あたしは、今の状況に頭が混乱していた。…
あたしらしくもない。…
目の前には、クラスメイトの古賀と、古賀が言うには、この目の前のイケメンが、あの千堂と言う。
全く、何の冗談なの?
・・・・・・古賀は、前々から気に入らなかった。
あたしと並んで、美人と言われているからだ。
天使とさえ言われていたあたしと!
…しかも、一番ムカついたのは、あいつがいつもスッピンだと言っていた時。
・・・マジで、ムカついた。
腹の底から。
ガチで、消えろよ。…ふざけんなよ!
何が、スッピンなの?頭?と、言いたいけれど、あいつは成績もいい。
マジで、なんなんだよ!
あたしが二時間かけてメイクしてるの知ってんのか?
なあ?
・・・・・・これは、醜い嫉妬だ。
そんなの、・・・分かっているからこそ今までは不干渉でいた。
なのに、…………私が振った男とは言え、お前が連れているのは、ちげぇだろ!
男を連れていることが気に入らない。
つか、もっとちげぇだろって言いたいのは、お前だよっ!誰なんだよお前は!
昨日の今日で、変わりすぎだろっ!なんでだよっ!
話が、・・・いや、そんなのはどうでもいい。
・・・クソイケメンだ。
間違いなく学校一。…いや、アイドルの中に居たとしても、一番タイプだ。
ああ、・・・・・・欲しい。
絶対に!
だが、幸い千堂は、昨日私に告白してきたばかりだった。
なら、私にまだ気があるのは確定。・・・けど、古賀が邪魔だ。
どこまでもうぜえ。
あいつも女なら、絶対に邪魔してくる。が、でーもぉ、うちらは二人。
数は暴力っってな。ハハッ!
あはははははははっ。あー、マジのマジで最高っ!!!
うぜえ、超目障りな奴にも恥かかせれて、更には、彼ぴゲット!
マジで、完璧な未来しかそろってないわー。くっ、くっ!
なんならー、私の彼ぴ取ろうとした泥棒猫の二つ名をあげちゃってもいいかもっ!!
フフッ、いやー、一瞬でこんな最適解見つけるなんて、あたしって、まさかの才女?
ハハハハハハハハッ、くっ、くっ、くっ、くっ、アハハ!
なんて、付いてるの!
いや、当然だよねー。
そもそもー、それが正常で、今が異常。
あたしが物語のヒロインでないと、あたしが退屈してしまうし、何より、世界が悲しむ。……
ああ、心の中でうだうだ言ったて、気持ち悪いだけだし、そろそろ古賀に、現実の味を教えてあげなくちゃ!
じゃあ、泣いて死ねよ、古賀?
「ねえ、千堂君、あたしさぁー、昨日は、目マジで焦点会ってなかったんだよねえー。」
「だ、だいじょうぶ、だったの?」
ちょろい。
「でさあ、昨日のこと覚えてないんだよねえ。千堂君が居て、って、ところまでしか。」
「そ、そうなの?」
「千堂君――(させると思うー?)「だ・か・ら・、今から、昨日の埋め合わせしていい?」」
「へ?」
「千堂君――(無駄ダヨーン)「ねえ、良くなーい?」」
「・・・・・・」
両手を組みながら考えている。
少し、ドキッとする。
でも、それもあたしのものになるまでそう時間は掛からない!
いやあー、マジでちょろい。
もうちょい揺さぶりをかければ一瞬で終わるだろっ。
もとより、古賀なんかとあたしじゃあ、比べる価値もねえ――――――――
「・・・ごめんなさい。」
「・・・・・・は?……」
そう、威圧的な声が響いた。
ウザいですよねえ。さくら。
外ずらは、まだいい方だったんですね。
感想,アドバイス等ありましたら、よろしくお願い致します!!




