第三十八話 洞穴の賢者
老人はギロリと俺を睨みながら言った。
「で、神殿の勇者とやらが何の用じゃ。
ワシを捕縛しに来たか?」
老人の額には不気味な烙印がおされていた。
きっと追放者の証かなにかだろう。
この印を押されたものは、一切の法による保護が受けられなくなるのだ。
「いえ、違います――」
「あぁ、そうだろうとも、ちゃんとわかっておる。
おい! ガキども! 今日はもう家に帰れ!」
老人はシッシッと手を振って子供たちを追い払った。
子供たちも、その口調から何か真剣なものを感じ取ったらしい。
今度は素直に従い、不安そうに何度も振り返りながら村へと帰っていった。
「分かっておる。捕縛するつもりなら竜ではこまい。
ワシはあれには乗れんからの。
この場で殺すつもりじゃろう」
「いえ、そうではなくてですね――」
「だったら何の用じゃ!
お前らの言いつけ通り、オークに関してはもう何もしゃべっておらん!
字も書かなければ、鼻だって鳴らしとらん!
全ての研究からも手を引いた!
これ以上何を求めておるんじゃ!」
「ですから貴方を罰しに来たわけでは――」
「ええい! まだるっこしい! さっさと用件を言わんかい!」
何という理不尽。
「私はあなたのお知恵を借りに来たのです」
「知恵だぁ?
そんなもん学僧共に聞けばよかろう。
研究成果はすべて残してきた。
わざわざワシに訊かんでも、あれを読めばわかるはずじゃ。
それともなにか、おぬしは字が読めんのか」
「いえ、読むだけならできます。
しかし、その資料がこれについてはもう残っていないのですよ」
そう言ったとたん、老人の目が疑いに満ちたものに変わった。
「本当にまだるっこしい奴じゃ。
そうやって、言質を引き出してから殺すつもりだな?
そうはいかんぞ!
わしはもうオークには関わらん!
だいたい、名を持たぬジジイの一人くらい、問答無用で殺してしまえばよかろう。
何の問題も起こらん。何しろ名がないんじゃからな!
まぁ、どうせロムウェルにそう言い含められておるんじゃろう。
まったくあの半端者ときたら、疑い深く小心者のくせに妙に信義にこだわりおる。
そんなだから、不安になってもワシが大人しくしている限り殺せんのじゃ。
あれじゃ生き辛いにも程があろうに――」
途中から完全に俺を無視して、独り言モードに入ってしまった。
ロムウェルって誰だったかな? あぁ、確か大神官長の名前だったか。
まぁ、彼の境遇を考えればそう疑うのも無理はない。
まずは、ウォリオンからのお土産を渡してみよう。
多少なりとも信用してもらえるかもしれない。
「こちらは、さる高位の神官から託された品です。
どうかお納めください」
そう言って俺は例の酒瓶を差し出した。
すると、止まることなく続いていた独り言がピタリとやんだ。
「こ、こりゃぁ……!」
老人は俺の手から便をひったくると、栓を抜いてクンクンと臭いをかいだ。
それから、震える手で栓を戻すと、また俺を睨んだ。
「……おぬし、これが何だか知っておったか?」
「はい、蒸留酒でしょう。貴重な品と聞いています。
それを託された時に、一口だけ味見をいただきました」
「この大阿呆めが。これはただの酒ではないぞ。
聖ホルンが作り出した最初の十樽がうちの一瓶よ」
「誰ですか?それは」
「聖ホルンを知らずにこれを口にしたのか!
無知とはなんと恐ろしいことか!恥を知れ!
ならば教えてやる、聖ホルンは酒の中から酒精だけを取り出す法を編み出した学僧の名だ。
この瓶に入っているのは、完成されたその技法をもって作り出された、最初の十樽の中身よ。
この高貴なる聖水が生み出されてから八十余年。
今や、七樽が空になり、残る樽とて半分も入っておらんだろう。
あの聖水の樽はどういうわけか、漏れもしないのに中身が少しづつ減っていくからな。
きっと神が盗み飲みしておるのじゃろうて。
そうとも、間違いなく神は酒乱であらせられる。
酔っていたのでなければ世界を斯様に乱雑にお創りになるわけがないからな!」
そんなに貴重なものだったのか。
俺が感心している間も、この老人の口は一向にとまらない。
「おい、これをお前に託したのは……いや、言わんでもわかる。
どうせウォリオンの奴じゃろう。
まったく阿呆な男だ。
昔から賢い男とは思っていなかったが、これほどの大馬鹿者とは思わなかった。
こういうものは自分一人で長くゆっくりと楽しむべきだろうに。
ワシのところに寄こしてしまえば、一晩でなくなってしまうということすらわからんとは!
のう、おぬしおかしいとは思わんか?
ワシのような高位の神官が、『酔った挙句に神像に小便をひっかけた』なんて馬鹿げた罪状で追放されたのに、誰も疑いもせんのじゃ!
事情を知るウォリオンですら信じかけておったのだぞ!
一体ワシを何だと思っとるんじゃ!
そもそも――」
不意にその口が止まり、老人は俺にずいと手を差し出してきた。
骨ばって、泥と垢にまみれた汚い手だ。
握手かと思い握り返したら、振り払われてパシリと叩かれた。
「なんじゃ気持ち悪い!
盃を寄こせというとるんじゃ!
それとも何か。
か弱い老人にこんなもんを瓶から直接飲ませる気か。
さては貴様、やはりワシを殺すつもりじゃな!」
「とんでもない。ちょっと待っててください。探してみます」
俺は背嚢をゴソゴソと漁った。
盃はもちろんない。
竜舎に残してきた野営具の袋になら、何かしらの食器があったんだが。
仕方がないので、俺は手近な拳大の石を拾い上げた。
老人は文句を言うことなく、俺がそれで何をするつもりか興味深げに見ている。
左手に石を持ち、右手にナイフ大の光の槍をだす。
光の槍はなんでも切れる。
それをもって、適当にコップを削り出す。
多少不格好だが、そこは目をつぶってもらわなくてはならない。
「ほう、装具もなしに槍を出すか」
老人が目を丸くした。
どうだ、これが勇者のチート能力だ。すごかろう。
「おぬし、よほどロムウェルの奴に気に入られとるようだの」
ん?どういうことだ?
「なんじゃ、その顔は。
何も聞かされておらなんだのか?
その装具なしに魔法を使う術は、神殿騎士団でもごく一部にのみ伝えられる秘法よ。
仕組みさえ知っていればそう難しいものでもないがの。
だからこそ神殿騎士の中でも、神殿に絶対の忠誠を誓う本当に信頼のおける者にしか伝えられぬ。
貴族どもにこの技が漏れでもすれば一大事じゃ。
魔力さえあれば誰でも装具なしで魔法がつかえるとあらば、教団の存在意義が大きく損なわれるからの」
初めて聞く話だ。
「これは神殿から与えられたわけではありません。
私はこの世界に召喚された際に、神から魔法を模倣する能力を与えられていますので」
老人の目が途端に輝きだした。
「なんじゃその能力は!ぜひとも研究させてもらいたいものだな。
いったいどうやって模倣するのだ?
そもそも、その能力とやらは一体どうやって……」
だが、その言葉が急激にしぼんでいった。
心なしか、老人の体までしぼんでしまったように見える。
「……まぁいい。
今のこの身の上では研究なんて土台無理な話じゃわい。
神から与えられた魔法を模倣する能力とはまったくもって荒唐無稽だが、ロムウェルに信頼されたなんて与太話よりはまだ信じられるな。
おぬしは本当に勇者なんじゃろう。
で、その勇者様がこの破戒僧に何の用じゃ」
ようやく本題にとりかかれるらしい。
長かった。
「貴方のお知恵をお借りしたい。
オークの言葉を教えていただきたいのです」
老人は小ばかにしたようにフンと鼻を鳴らした。
「なるほど。
それで、勇者様はオーク語を習って何を為さるおつもりじゃ」
さてどう答えたものか。
……ここは正直に言うのが一番だろう。
「講和を。
オークと和睦を結び、平和を手に入れます」
老人はポカンとした顔で俺の顔を見つめた後、腹を抱えて大笑いしだした。
「何がおかしいんですか」
俺が聞いても、彼は無視して地べたを笑い転げ続けている。
ひとしきり笑って満足したらしく、彼は上半身を起こしながら言った。
「お主を笑っとるんじゃない。
大きな夢、結構。
だが、ロムウェルの奴が怖れていた通りになりそうなのでな」
「大神官長が?」
「オーク語の研究を咎められた時、ワシは散々研究の利点をあやつに説いてやったのよ。
オーク語がわかれば、捕虜共から奴らの国の情勢を聞き出すことができる。
これは言うまでもなく軍事上の利点だ。
なにより、技術に関してはオークどもの方が明らかに進んでおる。
おそらく古代人の遺跡についても多くの知識が蓄えられておるだろう。
遺跡の殆どは山脈の向こうにあるのだからな。
それらの情報を集めることができるようになれば、わしらは今よりずっと有利に戦えるとな」
至極もっともな話だ。
どこに拒否する要素があったのだろうか。
「宗教上の禁忌はそれほど重いのですか」
「禁忌?
そんなものはありゃせん。
これはロムウェルの判断よ。
奴の考えと、わしの考えは違ったのさ」
そう言って彼は肩をすくめた。
「これだけの利点を並べても、奴はリスクの方が大きいと言い張ってな。
ワシはアイツに『そんな馬鹿なことを考える奴があるものか! ありもしないリスクを気にしてこれだけの利点を捨てるつもりか!』と怒鳴りつけてやったんだが……」
老人は俺を見てニヤリと笑った。
「そんな馬鹿な奴が本当に現れおった。
できるできないはさておいて、結局奴が正しかったわけだな」
「和平がリスクとでも?
なぜですか」
「そんなことは奴に聞け。
阿呆な理屈だったが、あやつは本気で信じておる。
本当に和平とやらを進めるつもりなら、いつか聞かねばなるまいて。
まぁその話はどうでもいい。
オーク語を習いたいのだったな」
「はい。そうです」
とても気になる話だったが、どうでもいいといわれてしまった。
「いいだろう。教えてやる。
だが、条件がある」
「うかがいます」
「まず第一に、わしを保護し、生活の面倒を見てもらいたい。
見たところ、それなりの身分を得ているようだ。
哀れな老人を一人匿うぐらいはできるじゃろう」
「承りました。
あなたの身柄は、〈カダーンの丘〉で保護させていただきます。
住居についても私の居館に一室用意させましょう」
言われなくてもそうするつもりだった。
習い事をするためにこんな僻地まで通わされるんじゃたまらない。
「おぬし、元帥なんぞやっとるのか。
似合わんのぅ。
まぁいい、二つ目の条件じゃ」
「はい」
「ワシの研究にも援助をしてもらう。
まずはオーク語の研究じゃ。
ワシのオーク語辞典はまだ完全とはいいがたいからな。
もちろん秘密は守ってもらう」
「大神官長との約束はいいんですか?」
俺は一応聞いてみた。
「研究をしないなどと言う約束はしとらん。
アイツも研究するなとは言っておらぬ。
ただ、『これ以上オーク語を研究したり、広めたら殺す。何もしなければ放っておいてやる』と言われただけだ。
あいつが自分のした約束を守り損ねたとしてもワシの知ったことではない」
なるほど、筋は通っているな。
だけど、その時に大神官長との間に立たされるのは俺なんだが。
もっとも、俺としても彼には研究を続けてもらわなくては困るのだ。
できるだけ見つからないようにするしかないな。
「分かりました。可能な限り研究にも便宜を図りましょう」
「では、話はまとまったな。
おぬしの館につき次第、オーク語を教えてやろう」
そういってから、老人は自分の住居たる洞穴を振り返った。
「こういう雑念の無い暮らしも悪くはなかったがの。
さすがにこの年になると体にこたえる」
そう言って彼はウ~ンと腰を伸ばした。
「お察しします。
しかし、どうしてそこまでオーク語にこだわったんですか?
諦めて他の研究をすれば、こんな目にあうこともなかったでしょうに」
俺の問いに、老人は不機嫌そうに鼻を鳴らした。
「諦められるものか!
あれが一番の近道だったんじゃ。
恐らく、他の道はもっと困難じゃろう。
少なくとも、ワシの生きていられるうちには進展はあるまい」
「オーク語が近道?
どういうことですか」
「お前のような阿呆にもわかるように、順番に説明してやる。
ワシの本来の研究対象は、古代人の技術だ」
「古代人というと、〈大竜舎〉や、〈竜の顎門〉を作った人々ですか?」
「話の腰を折るでない!
〈竜の顎門〉はそうだが、〈大竜舎〉は違う。
あれは、また違った文化と技術を持っている」
叱られてしまった。
「ワシには夢があった。
古代人の技術を復活させ、人類に再び偉大な時代をもたらすという夢だ」
「それがオークとどう関係するんですか」
「だからそれを今から説明するんじゃ!
阿呆がいちいち口を挟むでない!
分らぬなら最後まで聞いてからその口を開け!」
ごめんなさい。
「古代人の遺したものは少ない。
我々の手の内にあるのは、あの〈竜の顎門〉ぐらいなものだ。
ワシは他の学僧らと共に、〈顎門〉の大魔法陣をちまちまと調べながら日々を送っておった。
もちろん、研究の進展なぞほとんどない。
絶望しかかっていたある日、竜騎士どもがとんでもないものを持ち込みおった!
なんだと思う?」
「……分かりません」
「本じゃ。それも、古代人が書き残したと思われる本だ!
そいつはリーゲルとかいうとんでもない阿呆でな。
暇つぶしに〈古の都〉まで竜で飛んでいったというんじゃ!
暇つぶしでオークどものど真ん中へ飛び込むとは!
いったいどれほどの阿呆であればそんなことを思いつくのか!
あの日ほど、神がこの世に阿呆を創り給うたことに感謝したことはなかったな。
神がいるのであれば、今まで散々罵ってきたことを詫びてやってもいいと思えたほどだ」
この爺さん、本当に元神官なのか?
それにしてもリーゲル殿、大手柄を上げたというのに散々な言われようである。
「その本にはな、なんとあの〈竜の顎門〉のことが書かれておった。
字の方は全く読めんのでな。
たまにある絵図からの推測じゃ。
だが、間違いない。
あれは紛れもなく、〈竜の顎門〉についての記述が多く含まれていた。
あの大魔法陣の縮小された写しまであったのじゃ。実に精密に、細かく描き込まれておっての。どうやったらあんなに細い線が描けるのかさっぱり見当がつかん。拡大鏡で広げて見てようやく細部が確認できるのじゃ。拡大鏡は知っとるかの? そうか、知っとるか。おぬし、あれが何なのかは知らんじゃろう。いや、拡大鏡じゃない。〈竜の顎門〉のことだ。あれはただの城壁などではないぞ。あれの地下には巨大な竜が封印されている可能性があるのだ。そういう絵図があったのだ。地下に八本の杭で大地に縫い留められた竜の図だ。あぁ、信じられんというのはわかる。否定せんでも顔に出ておるからな。何か別なことを表した、ただの暗喩かもしれぬ。だが、他の記述の正確さや、封印の術式と思われる詳細に書かれた魔法陣を見る限りあながち荒唐無稽とはいいきれぬ。ワシらが『地脈の魔力』を呼んでいるものも、もしかしたら――」
だめだ。完全にトンでる。
「あの、さすがに脱線が……」
「なんじゃ、それが人から学ぼうとする者の態度か?
師匠が気持ちよくしゃべっているのだから、黙って聞かんかい!
まったく敬意が足りておらん!
まぁいい、話を戻してやる」
悪態はつかれたが、本題には戻ってもらえた。
「その本に、大魔法陣の解明に関わる情報がぎっしりと詰まっているのは間違いなかった。
その日から、本の解読がワシの研究の中心になった。
まず最初は、ワシらが知っている魔法陣と、本の絵図を比較し、そこに書かれていることを推測しようと試みた。
一定の成果は上がり、部分的にではあるが大魔法陣の機能について推測することができるようになった。
だが、そこで研究は行き詰った。
相変わらず、肝心の文字そのものは全く読めないからだ。
その本一冊では、文字の意味を推測するには情報が足りな過ぎるのだ。
のう、おぬしならどうする?」
「……〈竜の顎門〉を調べる、でしょうか?」
「そうじゃ。ワシらは〈顎門〉の再捜索を徹底的に行った。
じゃが、隠し部屋をいくつか見つけただけで、何の成果も上がらなかった。
次はどうする?」
「他の遺跡を探すのはどうでしょう?」
「うむ、だが山脈のこちら側で古代人の遺跡はあれだけだ。
ワシは山の向こう側に目を向けた」
「しかし、山の向こうはオークが……」
「そうじゃ。
だから最初の内は討伐軍にくっついて、向こう側を調べておった。
だが、山脈近くにはロクな遺跡がない。
おそらく、古代人の時代からあの辺りは辺境もいいところだったんじゃろうな。
もっと南側の情報がいる。
だが、オークの勢力圏を闇雲に探し回る訳にはいかない。
オークどもから情報を集める必要があった。
奴らに道案内させることができれば最上だ
道案内ばかりではない。
恐らく、オーク共も、自身で古代人の遺跡を調査しているはずだ。
それらの資料を手に入れることもできるかもしれん」
「なるほど。それでオーク語が必要になってくるわけですね」
「ようやく理解したか。
まったく、面倒なことをさせおって」
そう言う割には楽しそうにしゃべっていた気がする。
「ともかく、私は一度〈竜の顎門〉に戻らねばなりません。
なるべく早く迎えの者を寄こしますので、今しばらくお待ちください」
「うむ、分かった。
迎えがくる前にワシが凍ってしまわんといいがな――待て〈竜の顎門〉といったか。
おぬし、あそこに自由に出入りできるのか? 大魔法陣の間にも?」
「はい。
今、大魔法陣の間は魔法障壁再起動の儀式のため解放されています」
「なんと!
まさか、アレを本当にやることになるとは思わんかったわい。
順調か?」
「いまのところは」
「責任者は誰だ」
「学僧の長であられるウォリオン殿が受け持っています。
ウォリオン殿とは儀式を通して知己を得たのです」
「あぁ、ワシの後任はあいつか。
あれもたいがいな阿呆だが、大分マシな阿呆だ。
何かあっても対処できよう」
なんとなくこの老人の呼吸が読めてきた。
たぶん、これは最上級の褒め言葉なんだろう。
「さて、物のついでだ。
〈竜の顎門〉へ行くなら、一つ頼みたいことがあるんじゃが」
次回は1/30を予定しています。
レジェンドノベルス様にて書籍化していただけることになりました。
出版は順調にいけば今年の夏ごろになりそうです。
これも、今まで応援してくださった皆様のおかげです。
今後もよろしくお願いいたします。




