(´・ω・`) 第三十四話……短期トレーダー・投機家
アイツは投機家で悪。
っていう人が良くいますが……実際どうなんでしょうか? (´・ω・`)
……投機家。
嫌われ者である。
人によるが、年利10%以上を目指したり、短期売買を目論むとそういわれやすい。
しかし、人が手を出したくないものは利回りが上がるのは当然。
中世の貴族への貸し付けは、年利100%以上もざらである。
短期売買は悪くて、長期投資による売買は偉いという風潮が昨今強い。
しかし、貴方がりんごを銀貨8枚で買いたいとき。
とある農家さんは、りんごを10枚で売りたい。
まさか、リアル情報を交換して条件をすり合わせたい人はまれだろう。
そこで短期トレーダーが役に立つのである。
彼等は貴方に素早く銀貨8枚でりんごを売りつけ、農家さんから素早く銀貨10枚でリンゴを買う。
それだけを見れば、そんかもしれないが、価格は刻刻と動く。
明日はリンゴの豊作かもしれないし、台風が来るかもしれない。
未知のリスクに合うのは彼等トレーダ―である。
リスク分の保険料が、彼らの取り分と考えるのが正しいだろう。
他の考え方として、水が欲しければ蛇口を捻る。
蛇口からでた水の分しか、貴方は水道代を払わないだろうが、そこへ来る間の長い水道管の水の代金はだれが払うのだろうか?
欲しいものを欲しいだけ、売買したいのが我々である。
その間の水道管にあたる分を賄っているのが、短期トレーダーたちなのだ。
彼等は休み前にも関わらず、在庫を積み上げリスクをとる。
そして、貴方が必要なときに必要なだけの売買に応じる。
不満であれば、貴方がリスクを負って短期トレーダーになってくれるのか?
彼等は金融機関からお金を借りて取引する。
その利ザヤで、銀行は我々に金融インフラを行える形ともとれる。
現物の取引の20倍以上信用取引があると言われる。
信用取引はいわば、借金で行われる取引である。
我々が売買したいときの相手は、かなりの確率で彼等なのである。
本当に罪悪な存在なれば、国は許可しない。
……短期トレーダーとは、決して投機家というべきではなく。
社会に必要な投資家の一員なのである。
……あの長期投資で有名な賢人は、短期売買を行っていない?
調べてみてください( ˘ω˘)
(゜∀゜)/~♪
まぁ……純正にこいつが投機家だ! なんてあまりいません。
簡単にぼろ儲けなんて、法律の下では無理なんです。
短期売買は素人に難しいから、長期投資がお勧めらしいです。
実際、短期は難しいですよ (;'∀')
やりたければ、やってください。
沢山儲けたら、拙者に美味しいご飯でも是非奢って下さい♡




