(´・ω・｀)　閑話②　貴方なら３００万の投資で幾らほしいですか？

　サイトをウロウロしてたら、とあるところで（←場所は忘れた、すみません　＞＜。

　『書籍化してくれ！　とは３００万クレ！　と言うことと同じだ』

　という様な趣旨のことが書いてありました。

　本を出すのは最低３００万くらい必要らしいですから、逆に自分が他人に３００万出す立場になってみると良いのかもしれませんね。

……で、拙者が思ったのはソコではなく。

『本当に３００万で足りるのか？』

　って、ことです。

　例えば町の定食屋さん。確かに食材などの原価率は30％ですが、残り70％が儲けではありませんよね。店員さんのお給料や家賃や、金融機関への利子の返済もあります。で、結局儲けは10％未満のようです。

　お一人様1000円の定食でいえば、原材料費は３００円であったとしても、利益は１００円いかないのが現実なのです。

　同じように出版費用の３００万。出版社のビル及び駐車場の賃料やら金融機関への利子の返済、更には編集さんのみならず、それを支える経理や人事、総務の人件費、更には福利厚生費や退職金。他にも株主のみなさんに支払う配当金なども加えた企業のランニングコストまで３００万に入っているのでしょうか？

　一旦経費のはなしはおいといて。

　皆さん３００万投資するなら、成功したら幾ら貰いたいですか？

　もちろん、失敗したら３００万が……　(´・ω:;.:…　

　私なら１０００万は欲しいですね。

　だって見も知らない人の小説に３００万ですよ！？　Σ(￣□￣|||)　とても怖い

　

　リスクの引き受けと考えれば、やはりこれくらいは　(;’∀’)ｗｗ

　３００万がたいした金額ではないと思う方は、むしろ自費出版すればいいのですしね。

　例えば３００万でもろもろ経費が落とせて少し利益が出たとしても、それは企業の企画として成功かどうかは判断が分かれます。

　拙者も会社で企画に携わったことがありますが、ほとんどの企画は大方こけます。

　そんなに新規案件がバンバン成功していたら、その会社は急成長ですよｗｗｗ

　結局、少ない成功例でがっつり儲けるわけです！！☆彡

　よって、他の失敗プランの面倒が見ることのできる目標額が計画段階で求められます。

　アニメや漫画にもなって、空前の売り上げをぶっ飛ばしている作品がちょこちょこあるのに出版社の利益が概ね横ばいなのは、そういう感じだと思います。

　今、多くの出版社がＷＥＢ小説に新規参入してきていると思いますが、新しい分野に挑戦するからには、やはり既存のジャンルより大きな収益が目標に掲げられているはずです！

　そこで、漫画やアニメで大々的なヒットが出せ、収益の期待値が大きいジャンルとは！？

　きっとやはり、ハイファンタジーなのです　(｀・ω・´)シ　☆彡

　

　ハイファンタジーでの収益で、偉大な純文学が維持できるのだと思います。（暴論ｗ）

　そう考えると、我が国の文芸に偉大な貢献をしているのはハイファンタジーかもしれませんね　(ノ∀`)