りすこ様『チューデレ! ハムスター獣人メイドは、ご主人様に愛でられる』
「ああ、今日はレビュー日和だな」
ひまわりの似合いそうな空にうなずいて、レビュー喫茶店の看板を出しました。
わたしはレビュー喫茶店の喫茶マスターのくまごろうです。どうぞお見知りおきくださいね。
このレビュー喫茶店は、おすすめの一冊を語り合う喫茶店でございます。
今日はどんな一冊に出会えるでしょうか――?
「くまごろうさん、おはよう。シーロさんはもう来てる?」
「りす店長、いらっしゃいませ。ええ、シーロさまは中でお待ちですよ」
森のパンケーキ屋さんのりす店長がやってきました。
カラン、と扉をあけてシーロさまの待つ店内に入っていきます。
りす店長が椅子に腰を下ろすとおすすめの一冊を見せてくれました。
本日のおすすめの一冊、どんな本か見てみましょう。
「これはりすこ様『チューデレ! ハムスター獣人メイドは、ご主人様に愛でられる』ですね」
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《本日のおすすめの一冊》
◇作品者/作品名
りすこ様
『チューデレ! ハムスター獣人メイドは、ご主人様に愛でられる』
(https://book1.adouzi.eu.org/n1506gz/)
◇ジャンル/文字数
異世界〔恋愛〕/ 14,403文字
◇あらすじ
ゴールデン種のハムスター獣人であるチューミィは、第三王子の屋敷で働いていました。
チューミィは主人である王子様のことが大好きです。
第三王子は、獣人がたくさん住む辺境で領主をしていました。彼は薬と魔道具の研究者。獣人の暮らしをよくするように働いています。
彼の中でチューミィは特別な女の子です。
心配しすぎて、ついつい過保護になってしまいます。
今日も、立ったまま寝ていた彼女をお姫様だっこしたら、指を甘噛みされてしまいました。
前歯を立てるのは、ハムスター獣人特有の甘え方です。
「チューミィ……そんなことしても、可愛いだけだよ?」
「きゅっ?」
ハムスター獣人の女の子にデレデレする彼が、彼女を幸せにするお話。
(『チューデレ! ハムスター獣人メイドは、ご主人様に愛でられる』の小説情報より引用しています)
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りす店長がもふもふ尻尾をゆらして話します。
「リス族の憧れの星! りすこ様の作品なんだよ!」
興奮して鼻をひくひく動かしながら、りす店長がレビューのお手紙をひらきました。
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◇レビュータイトル
獣人×溺愛×天然にピンっと来た方におすすめです!
◇レビュー本文
上のタグに反応したなら絶対に見逃せない作品がありますーー!
この物語の主人公は、ハムスター獣人のチューミィ。第三王子ダレルの屋敷でメイドとして働いています。チューミィは主人であるダレルのことが大好きなので、今日も今日とて一生懸命働きます。
ある日は、ご主人さまに願われて一緒にはむはむ、とほお袋いっぱいにひまわりの種を食べます。
ある日は、ご主人さまに頼まれて一緒に回し車付きの洗濯機をまわします。キュッ、キュッと嬉しそうに走って回し車から飛び出したのをキャッチしてもらいます。
ひたすら溺愛される天然無自覚なチューミィが繰り出す尊すぎる可愛さにダレルの理性は崩壊寸前……。
ハムスターの控えめな丸い耳、産毛に包まれた短いしっぽ、そしてお尻のふにんとした破壊力にもだえること間違いなし!
そして、ダレルの理性をなんとか保つように諭すクマ執事も最高に素敵です。
ぜひ味わってみてくださいーー!
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「もうね、ハムスターメイドのチューミィが可愛すぎて尊すぎて語彙力が崩壊するよね……っ」
りす店長の縞模様の尻尾がもふもふ揺れるのに合わせて、シーロさまが深くうなずきます。
「わかりますね……。萌えが詰まりすぎているので、どこから語ればいいのか迷ってしまいます――やはり指のカプカプ甘噛みとぺろぺろでしょうね」
「ああ、シーロさんっ! 流石だね、そこも萌えるよね! いやでも、ハムスターのお尻のハムケツが隠れていないところも回し車付きの洗濯機をまわすところも萌えが詰まっているよね」
りす店長とシーロさま、アライさんが次々に萌えどころについて語り合うのを聞きながらカウンターにクロスを敷いて、カトラリーをクロスの上に並べます。
焼きたてのクロワッサン、ハムエッグに野菜をとろとろに煮込んだスープを用意すると縦縞模様のヒマワリの種をお皿にこんもり盛りました。
「りす店長、シーロさま、朝ごはんをどうぞ」
ハムスターメイドのチューミィさまが愛らしいのはもちろんですが、わたしはヒーローのダレルさまの理性をなんとか保つように諭したり、咆哮したりするクマ執事さまが同じ熊として大変素晴らしく思っておりますよ。
「とにかくこの作品は、萌えが頬袋に詰まりすぎて今にもこぼれ落ちそうなんだよーー本当におすすめ!」
「りす店長、シーロさま、おすすめの一冊をありがとうございます」
本日のおすすめの一冊であるりすこ様『チューデレ! ハムスター獣人メイドは、ご主人様に愛でられる』は、くまごろうの本棚に入れておきますので皆さまも手に取ってみてくださいね。
ここはなろう森にあるレビュー喫茶店。
今度はどんなおすすめの一冊に出会えるか楽しみですね。
またのお越しをお待ちしております。







































