表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
森のレビュー喫茶店とおすすめの一冊  作者: くまごろう


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

29/32

りすこ様『チューデレ! ハムスター獣人メイドは、ご主人様に愛でられる』

 

「ああ、今日はレビュー日和だな」


 ひまわりの似合いそうな空にうなずいて、レビュー喫茶店の看板を出しました。

 わたしはレビュー喫茶店の喫茶マスターのくまごろうです。どうぞお見知りおきくださいね。


挿絵(By みてみん)


 このレビュー喫茶店は、おすすめの一冊を語り合う喫茶店でございます。

 今日はどんな一冊に出会えるでしょうか――?


挿絵(By みてみん)


「くまごろうさん、おはよう。シーロさんはもう来てる?」

「りす店長、いらっしゃいませ。ええ、シーロさまは中でお待ちですよ」


 森のパンケーキ屋さんのりす店長がやってきました。

 カラン、と扉をあけてシーロさまの待つ店内に入っていきます。


 りす店長が椅子に腰を下ろすとおすすめの一冊を見せてくれました。

 本日のおすすめの一冊、どんな本か見てみましょう。


挿絵(By みてみん)


「これはりすこ様『チューデレ! ハムスター獣人メイドは、ご主人様に愛でられる』ですね」


 ・*:.。 。.:*・゜✽.。.:*・゜ ✽.。.:*・✽.。.:*・゜


 《本日のおすすめの一冊》


挿絵(By みてみん)


 ◇作品者/作品名


 りすこ様

『チューデレ! ハムスター獣人メイドは、ご主人様に愛でられる』

(https://book1.adouzi.eu.org/n1506gz/)


 ◇ジャンル/文字数


 異世界〔恋愛〕/ 14,403文字


 ◇あらすじ


 ゴールデン種のハムスター獣人であるチューミィは、第三王子の屋敷で働いていました。

 チューミィは主人である王子様のことが大好きです。


 第三王子は、獣人がたくさん住む辺境で領主をしていました。彼は薬と魔道具の研究者。獣人の暮らしをよくするように働いています。

 彼の中でチューミィは特別な女の子です。

 心配しすぎて、ついつい過保護になってしまいます。

 今日も、立ったまま寝ていた彼女をお姫様だっこしたら、指を甘噛みされてしまいました。

 前歯を立てるのは、ハムスター獣人特有の甘え方です。


「チューミィ……そんなことしても、可愛いだけだよ?」

「きゅっ?」


 ハムスター獣人の女の子にデレデレする彼が、彼女を幸せにするお話。


(『チューデレ! ハムスター獣人メイドは、ご主人様に愛でられる』の小説情報より引用しています)


 ・*:.。 。.:*・゜✽.。.:*・゜ ✽.。.:*・゜✽.。.:*・゜



 りす店長がもふもふ尻尾をゆらして話します。


「リス族の憧れの星! りすこ様の作品なんだよ!」


 興奮して鼻をひくひく動かしながら、りす店長がレビューのお手紙をひらきました。


挿絵(By みてみん)


 ・*:.。 。.:*・゜✽.。.:*・゜ ✽.。.:*・゜✽.。.:*・゜


 ◇レビュータイトル


 獣人×溺愛×天然にピンっと来た方におすすめです!


 ◇レビュー本文


 上のタグに反応したなら絶対に見逃せない作品がありますーー!


 この物語の主人公は、ハムスター獣人のチューミィ。第三王子ダレルの屋敷でメイドとして働いています。チューミィは主人であるダレルのことが大好きなので、今日も今日とて一生懸命働きます。


 ある日は、ご主人さまに願われて一緒にはむはむ、とほお袋いっぱいにひまわりの種を食べます。

 ある日は、ご主人さまに頼まれて一緒に回し車付きの洗濯機をまわします。キュッ、キュッと嬉しそうに走って回し車から飛び出したのをキャッチしてもらいます。


 ひたすら溺愛される天然無自覚なチューミィが繰り出す尊すぎる可愛さにダレルの理性は崩壊寸前……。


 ハムスターの控えめな丸い耳、産毛に包まれた短いしっぽ、そしてお尻のふにんとした破壊力にもだえること間違いなし!

 そして、ダレルの理性をなんとか保つように諭すクマ執事も最高に素敵です。


 ぜひ味わってみてくださいーー!



 ・*:.。 。.:*・゜✽.。.:*・゜ ✽.。.:*・゜✽.。.:*・゜



「もうね、ハムスターメイドのチューミィが可愛すぎて尊すぎて語彙力が崩壊するよね……っ」


 りす店長の縞模様の尻尾がもふもふ揺れるのに合わせて、シーロさまが深くうなずきます。


「わかりますね……。萌えが詰まりすぎているので、どこから語ればいいのか迷ってしまいます――やはり指のカプカプ甘噛みとぺろぺろでしょうね」


「ああ、シーロさんっ! 流石だね、そこも萌えるよね! いやでも、ハムスターのお尻のハムケツが隠れていないところも回し車付きの洗濯機をまわすところも萌えが詰まっているよね」


 りす店長とシーロさま、アライさんが次々に萌えどころについて語り合うのを聞きながらカウンターにクロスを敷いて、カトラリーをクロスの上に並べます。

 焼きたてのクロワッサン、ハムエッグに野菜をとろとろに煮込んだスープを用意すると縦縞模様のヒマワリの種をお皿にこんもり盛りました。


挿絵(By みてみん)


「りす店長、シーロさま、朝ごはんをどうぞ」


 ハムスターメイドのチューミィさまが愛らしいのはもちろんですが、わたしはヒーローのダレルさまの理性をなんとか保つように諭したり、咆哮したりするクマ執事さまが同じ熊として大変素晴らしく思っておりますよ。


「とにかくこの作品は、萌えが頬袋に詰まりすぎて今にもこぼれ落ちそうなんだよーー本当におすすめ!」


「りす店長、シーロさま、おすすめの一冊をありがとうございます」


 本日のおすすめの一冊であるりすこ様『チューデレ! ハムスター獣人メイドは、ご主人様に愛でられる』は、くまごろうの本棚に入れておきますので皆さまも手に取ってみてくださいね。



 ここはなろう森にあるレビュー喫茶店。

 今度はどんなおすすめの一冊に出会えるか楽しみですね。

 またのお越しをお待ちしております。

冬眠している間に『いいね』のボタンができていましたね。

いいねのボタンをぽちっと押してくださると、とてもぽかぽかした気持ちになります。

お星さまの橋を渡る前に押してくださった皆さま、本当にありがとうございます。


挿絵(By みてみん)


本日のおすすめの一冊がある『くまごろうの本棚』は、お星さまの橋を渡るとたどり着きますよ。

まっすぐ下へお進みくださいね。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
おすすめの一冊は、こちらの本棚からぜひどうぞ。
本棚


初心者

鏡の向こうの子守歌

孤独は魔法じゃ癒せない

カナリア

オタ女の恋は前途多難

溺愛するから、もふらせて

はじまる季節

巫女姫

王弟殿下のお茶会

カウント90

消える世界と月色の鍵

ブラック企業

恋は歌声とともに

絹雲

春を探しに

好きな人に好きと言われたら死ぬ病

大魔王との思い出

その好きは違ってる

筋肉を見せる夫

婚約者様は、あみぐるみ

はるかちゃんのハロウィン

ツンツン魔術師

へおちゃん

赤ペン

みこひめさま

手首にキス

イリスの恋は虹色

ハムスターメイド

なろうの歩き方

若い頃に婚約破棄されたけど、不惑の年になってようやく幸せになれそうです。

ほね騎士


★ ★ ★


coming soon

はちみつ色

桜並木のその下

どこへでも行けるさ

出会いの窓は南の塔に

― 新着の感想 ―
[良い点] ご紹介ありがとうございました! 可愛い。全てが可愛いです。 語彙力が溶けて可愛いしか言えませんが、縞模様のヒマワリの種を見た瞬間、幸せしか心に残りませんでした。 [一言] ゆいさん! どう…
[良い点] これは萌えと尊いの教科書ですよね〜(*´艸`*) 体調が万全じゃないと読めない禁書でもあるのです〜ヽ(=´▽`=)ノ
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ