表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
チートスキル オンラインショップから始める異世界生活 どんな物でも買えてしまえる力で成り上がる  作者: とにー


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

277/307

第277話 メタルマシンナリィ

「そろそろか……。」


ミカエルの司令室にて俺は呟いた。


帝国のこの時間稼ぎと戦力の小出しを見て俺は思う。

勿論今まで集めた情報も吟味してだ。


両者を照らし合わせると見えてくる。


皇帝のスキルの全容がだ。



皇帝のスキル吸収だが、どうやら必要な工程が有る。

それは観察することだと思われる。


何を?


おそらくは覚醒勇者の能力(スキル)だ。


つまり、あの戦力の小出しはこちらの覚醒勇者にスキルを使わせるための物。


そして俺と同じようにアーティファクト等を使って戦場を観察しているのだろう。


だとすればそろそろ茶番に付き合う義理もない。


俺は戦い終わりエネルギーを使い果たして消えていくメタルマギアマンを見つめながら声高に言った。


「ミカエル発進!」と。


俺のその言葉を聞いた艦橋室の艦長が指示を出す。

「ミカエル、発進します。目標帝国帝都スーディオン。」


その言葉に呼応するように機関士がエンジンに火を入れる。


「ミカエル、微速前進:」


火の入ったミカエルはそろそろと進み始める。

とはいえこの巨体で有る。

時速60キロ程度ではあまり進んでいるようには見えない。

ただ戦闘機等と違って、1箇所に浮遊し留まることが出来るミカエルはさして加速する必要は無い。


帝都まで30分程度で着いてしまう。


俺は指示を出した後、司令室の座席に座ったまま移動を始める。

座席が上に移動すると艦橋だが今回は下に移動だ。


移動した先は格納庫だ。



当然そこに有るのは巨大人型決戦兵器。


ススムは魔素をエネルギーとして動くこの兵器をMM(メタルマシンナリィ)と名付けた。


メタルとはメサイヤエレメンタルの略だ。


魔素の魔の字をネガティブなイメージにしたくないと考えた結果救世主の名を取ったのだ。


このエネルギーが救世主になって欲しいとの想いもある。


購入した機体はメタルに馴染みその性能を数段上げている。


ススムはファイルーンと名付けた白い機体に乗り込む。


バックパックに翼状のオプションを持つ白を基調としたスラッとした機体で攻撃方法は手に持つライフルとバックパックに付属するレールガン。

更にはバックパックの大部分を占める遠隔兵器であるメタルスピアーだ。


ススムはファイルーンを発進させる。


ススムがこれを選択したのは、これ自体がススムのスキルでは無いからだ。

スキルを使用しない最大火力を選択したのである。


ーーーーーー


メタルマギアはメサイヤエレメンタルの実験兵器です。


少しでも面白いと思われましたらモチベーションになりますのブックマークや評価をよろしくお願いします。


感想もぜひお願いします。


とにー

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ