第25話 画策
本日2話目です
ブルースside
俺の母さんはワルフェアの代官の妹だ
だから俺は代官の甥になる
叔父さんには男の子が生まれなかったので、俺は大層可愛がられた
叔父さんはかなりのお金を持っていた
代官って儲かるんだなと子供ながらに思った
叔父さんには男子が居ないから俺が継げるかと思ったが、代官は世襲制では無いらしい
ガッカリしたが俺が優秀なら推薦してくれるとの事だった
具体的には若いうちにDランク冒険者になれれば間違い無いとの事
25歳位だったら優秀だと充分認められるらしい
俺は15歳で学校を卒業したら冒険者になった
ちゃんと学校を出ていた方が認められやすいらしい
そして優秀なパーティメンバーを叔父さんに見繕ってもらった
優秀な俺と一緒に冒険するのだ優秀じゃ無ければ仕方が無い
順調にランクを上げ20歳になる前にEランクになった
これなら25までにDランクも夢では無い
昔Cランクもちょっと夢見て1度紹介してもらった事もあるが直ぐに諦めた。あれは人間では無い。
そして去年新しく冒険者になったパーティにとても可愛い子がいる事に気がついた。
今まで付き合ったり犯したりした子達とは桁が違う
男1人と女3人のハーレムパーティだ
男の奴は中々強く俺よりもちょっと弱いくらいだったがまだ若い
名をグリーンと言った
俺はCランクの事を教えてお前ならいけるかもと唆した
Cランク試験の死亡率は3割を超える
グリーン程度で受かる訳はないし、面白い事になるかもと企んでいたら想定通りグリーンは心を折られて故郷へ戻ると言い出した
彼女であるヘレンは一緒に帰るらしいが俺の目当てであるミーリスとクスーラゥは残って冒険者を続けるらしい
それを聞いた時、俺は心でガッポーズをした
村長を継ぐと言うグリーンにいつでも相談してくれと調子の良いことを言い、ミーリス達を任せろと言った
グリーンからはお願いしますと言質を取った
それから何度か勧誘したが中々良い返事が聞けない
焦れてきた俺は今日こそはと2人に話しかけた
その時だった
何だか若そうな男が声を挟んできた
俺は立場を明らかにして下がらせようとしたのだが
男はCランク冒険者だった
馬鹿な何でこんな寂れた街のギルドにCランク冒険者が
Cランク冒険者といえば騎士爵で代官の叔父より位が高い
強さだって化け物だどうしようもない
俺は打ち塞がれた
その後そのCランク冒険者がドラゴンを倒したと聞いた
ただ、その件で王都に行くと聞く
たまたまその時にグリーンから年貢に対して便宜を図って欲しいと頼まれた
これはチャンスだ
悪巧みは叔父譲りで得意なんだ
グリーンに毒薬を渡す
死なないが病気になると言って渡す。結構強くてやばい奴だがまぁ死んでも証拠隠滅になる
そして荷物に禁呪の薬を忍ばせる
さらに役人に金を与えれば完成だ上手く奴隷契約に話しを持っていき、翌朝俺が契約して仕舞えば良い
当日とんとん拍子に展開が進む
俺の計画がぴったりハマったと報告があった
さすが俺は優秀だ
翌朝俺は奴隷商に行く
奴隷契約をして仕舞えば如何なCランク冒険者といえども手は出せない
ただ到着した奴隷商はなんだか騒がしい
何、ミーリスとクスーラゥが居ない?どう言うことだ?
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スマホはヘレンが隠しました
欲望に忠実なんですね
とにー




