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チートスキル オンラインショップから始める異世界生活 どんな物でも買えてしまえる力で成り上がる  作者: とにー


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第106話 ルアシーン攻防戦 結果

「死んだのは3人か……」


ルアシーンに急遽作った王城の執務室にて俺は呟く。


一万の戦力を注ぎ込んで死亡者3人は少ないと言えば少ない。逆に捕獲した兵は5000にもなるのだ。

敵とてそれなりの火力は持ち込んで居るのだ、3人で済んだのは運が良かったと言える。

ある程度練度の高い兵だったのだろう。

もし本当の雑兵なら混乱して敵味方の構わず攻撃した事だろう。

そうなれば被害はもっと広がっただろう。



捕獲したのは動けなくしてアイテムボックスに入れた者2000、投稿した者3000と言ったところだ。


投稿者は全員奴隷処置してオンラインショップで購入する。

売るのも買うのも自分のために料金は掛からない。


2000の兵はアイテムボックスが修復を行う。


2000の兵を修復となると流石に時間がかかる。

日数にすると1週間だ。


その間に俺は次の準備をする。

ルアシーンを取っただけではルアシーン公国の復興となる訳では無いからな。


どうせやるなら最後まで、少なくとも同じ領地は取り戻したい。


俺は近隣の街、元ルアシーンの国土にあった街に檄文を送った。


勿論各街は現在ボーヤン帝国の支配下にある。

領主もボーヤン帝国の者か、その代官だ。

故にその檄文に応じることはない。

しかし、その民衆はまだルアシーン公国だった時の者が多数を占めるはずだ。

その市民の反応を領主とてバカには出来ない。


そして檄文はいわゆる宣戦布告でも有る。


帝国は当然守備を固めるだろう。


しかし、俺のやった手品が伝わっていれば、どこが攻められてもおかしくはないと考えるだろう。

結果、帝国は近隣の街全てを守らなくては成らなくなる。

いくら予備兵が40万居るとはいえ、動員するのも大変で時間が掛かる。


勿論ボーヤン帝国もルアシーンを諦めていないだろう。

それにルナの件もある。


再攻撃までには逆に近隣の街を落としたい所だ。


その準備を俺は初めていた。



ーーーー

帝国side


戦況が事細かく王宮に伝えられる。


ただし混乱している兵も多く正確性自体は大分に欠いていた。


攻城兵器を用意した2万5千の軍が、たった3千の兵が守る街に敗走した。

しかも1万5千の被害を出して。

この事実は司令部に重くのしかかっていた。


「次の攻撃はいつになる?」

軍の総司令官が尋ねる。


「情報によりますと敵軍は一万を超える戦力があるようです。覚醒勇者クラスも居たようですので最低でも4万は導入する必要が有るでしょう。早くても半月は有するかと。」

軍師の男がそれに答える。

「その謎の男が使ったと言われるスキルに関しては何か分かったのか?」

別の将官の男が軍師に尋ねる。


しかし、そこに口を挟んだのは皇帝陛下だった。


「その男のスキルは多分召喚術の一種だろう。昔レギオンと言う軍隊を呼ぶ召喚術が確認されている。多分、その類だろう。壁を作ったのもそれの応用の可能性がある。」

すると、軍師のうちの一人がそれを捕捉する。


「その男が移動する際に使っていたアーティファクトの後部座席に召喚獣が目撃されています。陛下のお言葉通りの可能性が高いかと。」


軍部が重たい雰囲気に包まれていた。


再攻撃の招集よりも近隣を守ることが優先される事が決定されたのだ。


ーーーーーーー


少しでも面白いと思われましたらモチベーションにもなりますのでブクマ評価をよろしくお願いします。



とにー

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