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一般人なのに専門知識がある
作者と読者の間に認識のズレがたまに生じる事があります。
その一つに知識の常識というのがあります。
例えば数学を専攻している人にとってはシュレディンガー方程式は常識でも、一般人には???です。
歴史オタクにとってはアナーニの屈辱は有名でも、一般人には???です。
ガンオタはアムロの母親の名前を知っていても、一般人には???です。
キャンプをやった事もない転生者が、我々読者から見たらやたらと野営に詳しい。
銃を持ったことの無い一般人がやたらと銃の扱いに詳しい。
なろう小説に出てくるただの民衆が、読者が???となるような専門性のある用語・内容を使いこなし、行動する。
作者にとっては常識でも、我々読者からみたら専門過ぎて???なのです。
ちょっとまて、その常識は本当に常識?




