『盤上の女王と、嬉しい悲鳴』141
皆様、こんにちは! こんばんは!
作者の 〜かぐや〜 です! いつも物語にお付き合いいただき、心から感謝申し上げます!
いやはや……ついに、事態が大きく動き出しましたね!
リナちゃんが攫われたという絶望的な報せ。
ですが、そこからの展開、皆様、いかがでしたでしょうか!?
聖女マリア様、更に覚醒!
もうね、彼女、ただの悪役令嬢じゃなかった!
この最悪の状況を、瞬時に自らの利益へと転換し、帝国にも王国にも貸しを作り、さらにはハヤトさんまで手駒にするという、まさに『盤上の女王』!
「わたくしが、動くしかないようですわね」
「あの朴念仁は、わたくしが責任を持って、有効に活用してさしあげますから」
きゃー! マリア様、かっこいいー!
作者も書きながら、彼女のしたたかさと行動力に、惚れ惚れしてしまいましたよ!
そして、そんな女王様の元へ、囚われの身となった我らがリナちゃん。
船の上での、デニウスとの対話。
彼の背負う事情も分かり、ただの悪党ではないことが明らかになりましたが……だからといって、許せるわけではありませんよね!
「あなたの顔は見たくない」
と、冷たく言い放つリナちゃんの、あの気丈な姿。
彼女は、決して屈しない! この密室という新たな戦場で、きっと何かを仕掛けてくれるはずです!
リナ:「……作者」
〜かぐや〜:「ひゃ、ひゃい! なんでしょうか、リナちゃん! 船の上でも、負けないで頑張って!」
リナ:「ええ、もちろんです。……ですが、一つよろしいでしょうか。マリア様、私を助けるというよりは、私をダシにして、何か企んでいませんか? 報告を聞いているだけで、胃がキリキリするんですが」
〜かぐや〜:「い、いやいや! きっと、君のことを心配してくれてるんだよ! 多分!」
リナ:「……はぁ。それと、私の知らないところで、ハヤトさんが私の『借り』を返すための道具にされそうになっているようですが。……なんだか、少しだけ、彼が可哀想になってきました」
〜かぐや〜:「そ、そこは、ほら! 適材適所ってやつで……!」
……と、いうわけで!
帝国、王国、そして聖女マリア。
三つの勢力が、リナちゃんを救うという一つの目的に向かって、それぞれ動き出しました!
そして、物語の舞台は、ついに大陸を越え、『シャングリラ聖王国』、さらには『アルビオン』という、未知の世界へと広がっていきます!
正直に申し上げますと……。
作者、今、大変なことになっております!
物語の風呂敷が、思った以上に、大きく、大きく広がってしまいました!
嬉しい! 嬉しい悲鳴です!
ですが、この壮大な物語を、最高の形で皆様にお届けするためには、少しだけ、じっくりと腰を据えて構想を練る時間が必要になりそうです。
(※因みに、これらの国々は、物語の始めから輝夜の世界には存在していたので、矛盾などは無いはずです。なお、あと2つ+一団体様が、動いていますが、物語上影響は無いので放置中です(笑))
ですので、もしかしたら、これからの更新が、少しだけスロー運転になってしまうかもしれません。
どうか、「作者、新しいストーリー展開の方向性で、頭を抱えてるんだな」と、生暖かい目で見守っていただけると幸いです。
皆様のブックマーク、評価、そして温かい感想が、この広がりすぎた風呂敷を、綺麗に畳むための、私の何よりの力になります!
これからも、リナたちの壮大な冒険に、どうぞお付き合いください!
最後までお読みいただき、本当にありがとうございました!
〜かぐや〜




