『作者の知らない、あとがき会議』82
皆様、こんにちは! こんばんは!
作者の〜かぐや〜です! いつも物語にお付き合いいただき、本当に、本当にありがとうございます!
いやー、今回の展開、いかがでしたでしょうか!?
ついに、リナちゃんが『剣聖』ハヤトの手に……!
倉庫での、あの絶望的な戦闘シーン。そして、気を失ったリナを抱えて「……やけに、軽いな」と呟くハヤト。
作者も書きながら、「うわー! どうなっちゃうの!?」と、自分で書いているくせにハラハラしておりました(笑)。
そして、ライナー隊長とセラさんの悲痛な報告。グランさんの覚悟とアルフォンス王子の決意。
帝国の怒りと、王国の希望が、今まさに交錯しようとしています!
……と、まあ、本編のシリアスな話は、一旦置いておきまして。
実は、作者、最近、ある重大な事実に気がついてしまったんです。
あとがきを別作品にしてから、本編の更新ペースが、ほんの少しだけ上がったような……?
そうなんです。何を隠そう、この「あとがき」。
意外と、工数が、かかっていた……!
「今日はどんなネタでいじろうかな」「リナちゃん、今回はどんなツッコミ入れてくれるかな」なんて、皆様に楽しんでいただこうと、あれこれ考えているうちに、気づけば結構な時間が……。
今さらかい! というツッコミは、甘んじて受け入れます!
リナ:「……作者、少しよろしいでしょうか」
〜かぐや〜:「ひゃ、ひゃい! なんでしょうか、リナちゃん! 今回は本編が大変なことになってるから、あとがきへの出演は無理かと……」
リナ:「ええ、その通りです。私は今、森の中で遭難中です。それどころではありません。……ですが、どうにも看過できない会話が、聞こえてきまして」
〜かぐや〜:「え? 会話?」
リナ:「ええ。私の代わりに、何人か、あなたにお話があるそうです」
〜かぐや〜:「ええええええええええ!?」
グレイグ:「――よう、作者殿。いつも、うちのリナがお世話になっているな」
〜かぐや〜:「ぐ、グレイグ中将閣下!? な、なぜここに!?」
グレイグ:「なに、あんたが『あとがきが大変だ』なんて泣き言を言っていると聞いてな。少し、顔を見に来てやっただけだ。……あんた、リナにあれだけ無茶な仕事をさせておいて、自分はあとがき一つで音を上げるのか? 情けないとは思わんか?」
〜かぐや〜:「うっ……! も、申し訳ございません……!」
ヴォルフラム:「――作者殿! 私からも、一言よろしいでしょうか!」
〜かぐや〜:「ヴォ、ヴォルフラムさんまで!?」
ヴォルフラム:「はい! あなたが筆を進めなければ、私はいつまで経ってもリナ様をお救いすることができません! 私のこの忠誠心と、鍛え上げた剣技を、ただの飾りにしておくおつもりですか! それは、帝国に対する重大な背信行為と見なします!」
〜かぐや〜:「ひええええ! す、すぐに書きます! 書きますから、剣を鞘に納めてください!」
セラ:「……作者様」
〜かぐや〜:「セ、セラさん……! あなたまで……!」
セラ:「ええ。……リナのことが、心配で……。どうか、あの子に、これ以上、辛い思いをさせないでください。……お願いします」
〜かぐや〜:「うっ……! セラさーーーーん!(涙)」
マキナ:「――よぉ、作者! なんか大変そうだな!」
〜かぐや〜:「マ、マキナ局長!?」
マキナ:「あんたが筆を止めると、私の『技術研究局』の予算も止まるんだよ! 分かってんのか! 私の夢の『空飛ぶ船』が、ただの設計図で終わっちまうだろうが! さっさと書け! そして、もっと潤沢な予算をよこせ!」
〜かぐや〜:「も、もはや、ただのカツアゲじゃないですか……!」
……と、いうわけで。
私の知らないところで、いつの間にか「作者を激励する会(という名の、脅迫)」が結成されていたようです。
皆様、ご安心ください。これだけ言われれば、作者、書かないわけにはいきません!
リナは、この絶体絶命のピンチを、どう乗り越えるのか?
マリアとハヤトは、リナを前に、どんな行動に出るのか?
そして、帝国の怒りの鉄槌は、いつ、どこに振り下ろされるのか……!?
物語は、最高潮の盛り上がりを見せ始めます!
皆様のブックマーク、評価、そして「頑張れ、作者!(いろんな意味で)」という温かい感想が、私の命綱です!
次回も、どうぞお楽しみに!
最後までお付き合いいただき、本当にありがとうございました!
〜かぐや〜




