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Unique Seekers Online   作者: アベル
45/232

出会い

 45話目です。今回はギリギリ日を跨がなかった。危なかった‥‥

 サン達を見送った僕は、街を散策する事に決定した。この街を隅々まで見て回ろう。レベル上げはそれからだ。


「見て回るにしても当てもなく歩くのはキツいな~この街の地図って無いのかな?」


 僕は、地図があるかの確認の為にギルドに向かう事にした。


 ギルドに向かって歩いていると何処からか良い匂いがした。


「何だろう?この匂い‥‥嗅いだ事があるような気がするけど‥‥?」


 僕は、気になったので良い匂いの発生元に向かう事にした。ギルドはこれを確認した後でも良いよね~待ち合わせとかをしてる訳じゃないからね~


「ん~‥‥こっちの道からかな?」


 そう言いながら僕は今いる道から移動をする事にした。


「こっちにある道は行った事ないな~ってほとんどこの街の事を知らないから当たり前なんだけどね~」


 匂いのしたであろう道に到着した。そこにはいくつもの屋台が出ていた。


「屋台がいっぱいあるな~屋台の道って感じ?」


 ここからしたあの良い匂いはこのどれかの屋台から出た匂いなのかな‥‥?


「よし、1つずつ見ていこうかな?」


 見ていく中で、10人程が並んでいる屋台を見つけた。


「あの屋台‥‥ここらで人気のある屋台なのかな?」


 僕は、気になった匂いの発生源はあそこなのかな?と思って近づいた。しかし、そこから発生している訳ではなかった。


「んー‥‥もう少し先なのかな?」


 そんな事を言っていると再び気になるあの匂いがした。かなり近いみたいだ。


 発生源は人が並んでいる屋台の2つ前にあった。


「あれ?あの屋台からの匂いだったんだ‥‥さっき前を通った時はしなかったのに‥‥」


 僕は匂いの発生源を見つけたのでその屋台の人に話を聞いてみる事にした。


「すみませーん」


「何だ‥‥?」


「聞いて良いですか?」


「聞いても良いが‥‥何故、お前はこの屋台に来た?2つ先にある人が並んでいる屋台に行かなったのか?あそこはここと違って1番人気の店だというのに‥‥」


「さっき、今焼いてる匂いが気になってきたんです。何となく嗅いだ事がある匂いだな~って」


「ん?お前は住人じゃないのか?」


「はい。僕は異界人ですよ?」


「そうか!俺と同じプレイヤーか!」


「てことは‥‥貴方もプレイヤーですか?」


「あぁ!やっとプレイヤーに見つけて貰えた‥‥!」


 そこまで喜ぶ事なのかな?


「どうしてそんなに喜んでるんですか?」


「ベータから試行錯誤していてな?正式サービスが始まってからついに照り焼きソースが出来たんだ。それを使った屋台を出す為に商業ギルドから屋台を借りたんだが、プレイヤーが誰も気が付いてくれなかったんだ‥‥!しかも、味は照り焼きソースなのに匂いが似てる匂いにしかならなかったんだ‥‥!」


 照り焼きソースをこの世界で作り上げたらしいこのプレイヤーはグラン。いずれトップ生産クランのマスターになる男だ。これが、すべての生産スキルを取っている男、グランと僕との出会いだった。


エア「この匂いは照り焼きソース?の匂いだったのか‥‥この人の言ってるように、似てるけど微妙に違う匂いだね‥‥」


作者からのコメント


 今回の話は進めるのが難しかったです‥‥

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