現実へ 後編
遅れました‥‥次はもっと早く書きたいですがどうなるか‥‥
そういえば、ライラには僕が異界人だって話はしたけど細かい話はしてなかったなぁ‥‥とりあえず、細かい説明は僕が戻ってきてからかな?
「あー‥‥ライラ?」
「はい」
「僕が君に説明したのは異界人はこっちでは別の体を使ってるって話をしたよね?」
「はい」
「でも、時々元の世界に戻らなくてはダメって話はしてなかった気がするよ」
「確か‥‥聞いてませんね」
「あはは‥‥一番重要な話してなかったよ‥‥」
「ライラさん。貴方、本当にエアの従者でいいの?大丈夫?」
ヒルダ‥‥その言い方はあれだけど本当に自分の従者で良いのかって所は僕も思ったよ‥‥
「大丈夫です。恩人ですし‥‥何より、妹が懐いてますから」
「そう‥‥それで良いならこれ以上は言わないわ」
「はい」
「えっと‥‥悪いけど、僕はそろそろ本当に居るのが限界みたいだから!じゃあ、またね!」
逃げるような発言をしたけど、気にしてる暇はない。冗談抜きでそろそろ危ない気がするからログアウトだ。
◇◇◇◇
ログアウトして僕は現実に戻ってきた。
「今の時間は‥‥うわ、18時過ぎてる‥‥」
そろそろ夕食の時間なので慌ててリビングに向かった。花音に怒られるからね。
「真也くん、大丈夫?疲れてるの?いつもはもっと早く降りてくるのに‥‥」
リビングには何故か母さんがいた。
「えっと‥‥なんで母さんがいるのかな?数日いないって言ってたじゃん」
「うん、言ったね」
「じゃあ、なんで?」
「えっとねー」
「お母さんは、会社に行ったら会社の人に明日まで休みじゃなかったでしたっけ?って言われたらしいですよ?」
「あはは‥‥感覚が1日ずれちゃってた!てへ?ま、まあ?少しは仕事してきたから!明日仕事に行ったら、数日帰れない所が2日くらいで帰って来られると思う!」
「‥‥」
「それよりも、さ?珍しく起きてくるの遅かったね~」
誤魔化しが雑‥‥
「お母さん、大丈夫ですよ。兄さんはマイペースな人ですしお休みですから寝てしまってたんだと思いますよ?」
「真也くんは確かにそういう所あるからね~」
なんか散々な言われようだけどそんなに僕ってマイペースな感じに思われてるの?そんな事ないと思うんだけどなぁ‥‥
まあ、良いや。寝てた事にしておこう。僕がゲームやってるって分かったらなんのゲームやってるの?から始まって時間ある時に一緒にやろう!まで言ってきそうだからね‥‥もう少し自分がゲームに慣れたら教えても良いかもとは思うけど。
「‥‥」
「花音ちゃんの言った通りだったみたいだね~」
「でしょう?」
何か言おうとする前に母さんと花音に納得された。まあ、変なことを言うよりはましだから良いけど。
「ご飯は出来てるわよ~真也くん、席に座って?今日は‥‥なんとなく中華が食べたくなったから麻婆豆腐と焼き餃子に中華風スープだよー」
「「「いただきます」」」
◇◇◇◇
僕はご飯を食べ終わったので、部屋に戻った。
「んー‥‥今日はゲームやらなくて良いかな~なんか、色々と疲れたからね」
明日は‥‥どうしよっかな‥‥
真也「ゲームの中と現実の時間がずれてるから時間感覚が分からなくなる‥‥」
作者からのコメント
新しいスマホゲーを始めてしまいました‥‥ゲームをやりすぎてる‥‥




