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Unique Seekers Online   作者: アベル
133/232

朝の団欒

 はい、しっかりと更新しました。

 ログアウトが完了した僕はさっさと寝る事にした。


「ゲームって疲れる時あるんだなぁ‥‥ゲーム自体あんまりやった事が無いから分からなかったなぁ‥‥まあ、何だかんだ楽しかったから良いけどね‥‥ふぁぁぁ‥‥眠いから寝よう‥‥」


 では、おやすみなさい。また明日。


◇◇◇◇


 朝、僕はスマホに着信があって目覚めた。今の時間は‥‥6時‥‥?眠い‥‥着信は拓哉か‥‥スルーしよう。こんな時間に電話を掛けてくる非常識な人の着信はスルー。もう一度寝よう。おやすみ。


 拓哉からの電話をスルーして二度寝をした僕は母さんの声で起こされる。


「真也くん~朝だよ~?起きなさい~!ご飯無くなるよ~」


 母さんが朝ご飯って起こしてきたって事は9時過ぎかな‥‥?そして、時間を確認してみたら9:25となっていた。昨日の夜に寝た時間は確認してないけど恐らくそんなに遅くなかったはずだからかなり寝てたね。二度寝しただろって?知りません。


「は~い。今行くよ~!」


 そう母さんに声を掛けた僕は、ベッドから降りて寝間着のままで部屋を出て下に向かう。そして、リビングに着いたら先に席に着いてた花音から一言。


「兄さん‥‥やっと起きたんですね。ご飯覚めてしまいますよ?お母さんは、今日からまた数日程帰って来れないかもしれないから今日くらいは皆で一緒に食べたいと言って張り切って作ってましたよ」


「あはは‥‥うん。見れば分かるよ」


 味噌汁に卵焼き、焼き鮭にサラダ、椎茸の煮物に‥‥カレーも出てる。椎茸の煮物がなぜ朝に?とか思うかも知れないが理由は母さんが食べたかったからだと思われる。聞いた事はないけど、何日も家を開ける時の朝食にはほぼ必ず椎茸の煮物が出てくるんだ。


「さあ、食べましょ?」


 母さんはご飯と味噌汁を自分達の前に置いた。そして‥‥


「「「いただきます」」」


 朝食の開始だ。


◇◇◇◇


「「「ごちそうさまでした」」」


「母さん、頑張ったね~」


「真也くんと花音ちゃんにたまには母親らしい事をして上げたいんだもん」


「お母さんの事は充分に私達のお母さんですよ?」


「そうだね。充分、優しい母さんだと思ってるよ。だから‥‥」


「ありがとう!花音ちゃん!ギュ~!」

 

 母さんは花音を勢い良く抱き締めた。


「もう少し、スキンシップの威力を弱めてくれって‥‥遅かったか‥‥」


「きゃ!お母さん、抱きつくの止めてください!ほら、兄さんも見てないで助けてください!」


「‥‥花音。ごめん!そっちに行ったら僕も巻き込まれるから行けないんだ‥‥!」

  

 花音が僕に対して恨みがましい視線を受け取ったがすぐに頑張れ!って視線に変わった。まさか‥‥


「真也くんも‥‥!」


 母さんは花音を充分に堪能したのか僕に対して抱き付こうとしている。避けられるけど避けたら大変な事になりそうなので、一言。


「えっと‥‥優しくしてくれない?」


「ちょっと難しいかな?ギュー!」


 母さんの包容に何度か殺されそうになっているが‥‥威力を下げてくれた事はない。

花音「兄さんに対するお母さんの包容は、殺人的な威力になってるようなんですよね‥‥兄さんはそのせいで窒息しかける事が良くあるんですよね‥‥」


作者からのコメント


 明日、明後日は頑張って更新しますね!

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