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Unique Seekers Online   作者: アベル
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サンの頼み:相談編③

連続更新5/? 先を考えるのが難しくなってきた‥‥

「アポロンのメンバーは全員揃ったわよ?さっき悩んでいた内容を説明しなさい?」


 リーゼさんは笑顔なんだけど‥‥なんか、凄く怖いです。はい。


「えーと‥‥それは、このエアが説明します!あ、やべ‥‥ミスった。やらかした‥‥」


 サン‥‥なんで、僕にサンが悩んでた内容の説明を任せようとするんだよ‥‥あと、ミスってエアって呼ばないでよ‥‥いや、大丈夫な筈だけどさ。


「そうなの?じゃあ、シンから説明お願いね?」


 あ、やっぱり大丈夫だったけど危なかったね‥‥


「あ、はい。えーと‥‥まずは、最初に結論を言うと‥‥僕達が倒しに行こうとしていたボススライムはエリアボスじゃない可能性があります」


「なに?それは、どういう事だ!?根拠は!?」


 エインさんはそう聞いてきた。初対面の時と同じ感じの大声で。さて、どう説明しようか?どう考えてもダンジョンの事を話さなきゃ説明無理だよね。仕方ない。ダンジョンの事を伝えよう。


「えっと、僕がダンジョンでボスと戦った時に役職?とボス名が出て来たんですよ。だから、アポロンのメンバーで討伐失敗したスライムが出てきた時にそれが無かったって言ってたので‥‥」


「なるほど!そう言う理由であのスライムがボスじゃなかった可能性があるという話だったのか!」


 エインさんは納得したようだ。そして、ダンジョンの話に気が付いてない?気が付いててスルーなのかな?


「ん?んん?待って?ちょっと待って?シンさん。ダンジョンのボスってどういう事?ええ?」


 僕の説明を聞いてフィルちゃんが混乱している。


「えっと、簡単に説明すると‥‥ダンジョンクリアしたのは僕なんです‥‥」


「‥‥なるほど」


 ライズさんは静かに受け止める。


「それは‥‥流石に予想外で驚いたわね‥‥」


 リーゼさんは普通に驚いている。


「??」


 フィルちゃんはまだ混乱中かな?


「シンさん、凄いねー!」


 サティアちゃんは驚いてるようだけど、なんか目がキラキラしてる気がする。


「2人で悩んでたのはそう言う事だったのね‥‥まあ、何でもいいわ。もし、ボスじゃなかったとしてもリベンジはさせて貰うわよ!」


 ヤバイヤバイ。忘れるところだった。


「あ、そうだ。今から戦いに行こうとしてるスライムはメルティスライムっていうスライムの可能性があるんだけど、普通のメルティスライムは魔法を吸収して溶かすらしいけど耐性は増えないらしいから何者かに改造されてる可能性があるんだよ」


「なるほどね‥‥その普通のメルティスライムの魔法吸収能力はどのくらいか分かるかしら?」


 リーゼさんに言われたので確認の為に僕は本を取り出した。そして、メルティスライムの所を読んでみたがどれくらいという記述は無かった。


「ごめん、分からないんだ‥‥討伐例が無いらしいから‥‥」


「なるほどね‥‥分からないなら分かるまで戦うしか無いわね!楽しみになってきたわ!」


 リーゼさんがそんな風に言ったらアポロンのメンバー全員が頷いていた。そして、それを見てるとなんだか僕まで楽しみになってきたよ。頑張らなきゃ!

サン「エア‥‥ダンジョン攻略した事を言ったのか‥‥まあ、仕方ない部分もあったけどな‥‥あと、なんでミスってあいつらの前でエアって呼んだのにシンで認識されてるんだ‥‥?」


作者からのコメント


 また、更新遅くなってきた‥‥焦る‥‥

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― 新着の感想 ―
[気になる点] サン、エアが偽名使ってシンって名乗ってるのに普通にエアって言っちゃってる
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