37話
隣の部屋に入るとズラーッと服が並んでいた。
おぉー、壮観だなぁ............
ドレスじゃなければ............
そう、そうなのだ。
入って目に入る物は全てがドレスドレスドレス。
う゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛
どうしよう............
黄色いドレスやピンクのドレス、赤いドレスなど様々なものが色々と置かれている。
あー、あのオレンジのドレスとか凛に似合いそうだなぁ。
お、この水色のドレスは美希に着させたら雰囲気とか合いそうだなぁ。
............って違う違う。
んー、どこかに(俺が思う)普通のパーティ衣装ないのかなぁ。
目につくのはドレスしかないが......
胸元がかなり見えるドレスや背中側が開いてるドレス、ヒラヒラのドレスやスカートがかなり短めなドレスなど様々だ。
ん?いや、待てよ?
あの端っこの方にある色合いとパッと見の生地の違い、あれは......
おぉ!あった!3着しか置かれてないけど!
部屋に入って一番左奥のところに3着だけしかないのだが。
んー、ドレスはあんなに色や種類とかがあるのにスーツは紺と黒だけかぁ......
なんでスーツはこんなにフォーマルなのにドレスは緩いんだ?
まさかそこも男性優遇とかじゃないよな?
男性がかっちりしたのを着ると嫌がるから緩くしてます〜、みたいな。
............違うか。
まぁ、これを着させてもらいますか。
さすがにドレスはキツいて。
んー、まぁ、女装しても似合いそうな顔をしているとは思うがしたいかどうかで言えばしたくないし。
あれ?この世界だと女装じゃなくて普通の服になるのか。
だけど記憶が戻ったわけだけど昔から俺って今みたいな服装ばっかだったんだよなぁ。
最初の方は母さんとかには色々言われてたけど最終的にアリねって言われたんだよなぁ。
まぁ、何がだよって話だけど。
着替えたので隣の部屋に戻る。
まぁ、もうそろそろお話し合いも終わってるだろうしな。
というかスーツきっちりしすぎ......
よくよく考えたら俺、スーツ着るの初めてかも。
前世の高校でも制服はブレザーだったし。
ふぅ、と息を吐きながら部屋に入ると2人のお話し合いは終わったようでお茶を飲んでいた。
「真司くんはドレス着ないの?」
「ん?あー、いっぱいあったけどこれで行かせてもらう」
「まぁいつも通りだね〜、もっと女性用の衣装置いとけば良かったかな?」
「ん?別にこの衣装もいいと思うよ?」
「ね、ねぇ?」
咲は俺がいつも通り女性の格好をしていてもなんとも思わなかったようだが紫音さんは疑問に思ったようで聞いてきた。
「いつもって、もしかして真司くんっていつも女性の格好を?」
「そうですよ」
「..................男の娘、いい!」
え?そうなるの?
格好だけだよ?
「ねぇ咲、やっぱり」
「母さん?さっきお話したよね?加盟したよね?」
何故か咲は紫音さんにジリジリとにじり寄って行き始めた。
んー、さっきからよく分かんないな。
まぁ、家族同士だからこその何かがあるのかな?
まぁ、気にしないでおこうと思うのであった。
遅れてしまい申し訳ございません。
現実の方が少し忙しい為更新が不定期になってしまうかもしれません。
基本的には毎日一本をめざします、少し乱れるかもしれませんが暖かい目で見守っていただけると嬉しいです。
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