16話
「ガウッ!!」
謎のやつはバク転をして回避した。
そこでやっと攻撃がやみそいつの姿を見れたのだが。
「獣人?だよな?」
「たぶん?」
なんだ?なぜ攻撃してきた?
ちらっとマップを見る単騎なのか複数人なのかみる必要があると思ったからだ。
だが、水色?
目の前にいる獣人は単騎でしかも水色のアイコンなのだ。
どういうことだ?青じゃないけど赤でもない?
味方よりの中立?にしても攻撃してきたよな?
あんまり人に使いたくなかったが鑑定するか......
シャルル・カナルーン
種族 狼人族
職業 格闘家
Lv15
HP 1800 ※上方修正・MP 250
STR 950 ※上方修正
VIT 259
DEX 214
AGI 1254 ※上方修正
INT 62 ※下方修正
LUK 300
状態:
暴走
呪い
スキル:
火属性魔法Lv.2
土属性魔法Lv.5
格闘術Lv.6
鑑定Lv.2
狂イ穿緊禁術
加護:
なし
称号:
獣王の四女
隠されし者
補足事項:
狂イ穿緊禁術:自我を失い、INTに下方修正が入る代わりにHP、STR、AGIに大幅な上方修正が入る。
その者が□××△☆&*&*#場合自我を失うこと、INTに下方修正が入ることはなく、パッシブスキルとなる。
獣王の四女:獣王の正妻の最初で最後の子供
隠されし者:何らかの理由で存在を隠されし者につく称号である。
まぁ、ツッコミたいところはいくつかあるが、とりあえず置いておこう。
だがまぁ、このスキルのせいで自我を失っているのか。
どうする?状態が呪いなら状態異常の回復をすれば治るかもしれないが......
ちらっとレイを見てみると何やら考えているようだ。
(レイ、どうした?)
(カナデ、鑑定はもうした?)
(あぁ、既にしている)
(たぶんあの呪いを外せれば問題は無いはずなんだけど、どうしたものかと)
あー、それは俺も思ってたところなんだよなぁ。
『レイが拘束して、マスターが状態異常を回復する感じにしてはどうでしょうか?レイは物理でも魔法でもどちらの拘束でもいいですが、物理は恐らく相手が格闘家ですし厳しいでしょう』
(なるほど、じゃあ魔法かな、イメージを練るからちょっと待って)
(了解した)
さて、俺は状態異常を回復する魔法か、呪いのイメージならあの子の周りに黒い呪いがまとわりついているイメージか、それを払うイメ......
「ガウッ!」
ッ!!
っぶねぇ!
バク転で回避した後に体を捻る。
最初の一撃は顔を目掛けて攻撃してきたがその後に足が動いたのが見えたので体を捻るとすぐ横を右足が通り過ぎた。
ある程度瞬間的なイメージは理解出来たのであとは拘束を待つのみだ。
なので回避に専念する。
右右左上右左左左下右下上上右上下左左
ステップを踏みながら回避していく。
攻撃が線のように見えるので回避を重ねていく。
(おまたせ!行くよ!)
レイからの合図が来た、俺は後ろに大きく飛び退き魔力を練る。
それを見逃さないように俺を追いかけてきた所にレイが放った魔力が当たり、鎖のようなものに縛られる。
「ガウウァウァア!!!」
その子は暴れ回って鎖を解こうとしているが、俺がその隙を見逃すわけが無い。
練り終わった魔力に指向性を持たせ放つ。
それが寸分違わずに当たると......
「ガぁ......うぁ」
パタリ......
さっきまで暴れていたのが嘘のようにパタッと倒れた。
狂イ穿緊禁術、この読み方は皆さんの心の声で決めてください。
そして、それによって開かれるのです......厨二の心が!!!
ブックマークとか評価をしていただけると作者が嬉しくなるのでよろしくお願いします!
★★★★★




