2086.愚者の特権
当たり前っぽい事をやらなかっただけでとんでも無い事にぃっ! そんな事とは無縁な未来、寒風が吹き荒び始めたカムチャツカのステップではそんな甘い顛末にはならない、何故なら死ぬからである。
いやいや言ってボーっとしていれば飢えるか凍えるかですぐに死ぬ、まあこれは皆さんの時代の日本でも同じだったか? そっちは無関係で頑張っている他人を巻き込む分だけタチが悪かったかもしれないな…… 失礼した。
規則やルールは破る為にあるんだー、そんな馬鹿丸出しな発言をする愚か者なんかあまりいないだろうが極々稀にはいるんでしょう?
普通に育てられて大人になれば、法律とか知らなかったとしても普通はやらないでしょ? そんな所謂、常識や良識や分別、それをわざわざ規則にしなければ守れない狂人がいるかも知れないから定められているのが法でありマナーでありエチケットだが、それらを無視する無茶苦茶ぶりを、俺、人がビビッて出来ない事をやっちゃうっ! 格好良いだろう? ムフフン♪ とか本気で思う方が現れる事もあるらしいね。
それは、突然何をしでかすかまともな私達には予測不可能、な気持ち悪さであって、僕ら私らとは次元が違う英雄だっ! の尊崇とは全く違う、前者はどっか行けで後者はずっと近くで見ていたいっ! なのだ、もう一度言おう、全っ然っ違うっ、寧ろ真逆だ。
生きる事自体が厳しい時代、ましてや生まれて以来苦難の連続だったギレスラとペトラは言うまでもなく後者だ、一時の停滞で立ち止まり続けたりはしない、つおいのだ。
カタツムリの生食以外、つまり久しぶりのマトモな食料を手に入れた両者はグチャグチャ噛み締めながら下品に干し肉を食べ尽くした、あっと言う間に…… とても苦しみに耐えて花咲いた英雄の食事には見えないが、それは今は仕方ない、衣食足りて礼節をって奴だろう、現状では食の部分が決定的に足りていないから多少浅ましかったりするのだ。
『ふぅ~、久しぶりに美味い物を口にしたのだ~、ガハハ♪』
『そうね、ちょっと量が物足りないけどまあ良いわ♪ グエープッ! ケラケラケラ♪』
カタボラへの礼も無くヘラヘラしているがそれも無理もない、まだ消化吸収が完了前なのだ、ノーカンで良いだろう。
お読みいただきありがとうございます。
感謝! 感激! 感動! です(*'v'*)
まだまだ文章、構成力共に拙い作品ですが、
皆様のご意見、お力をお借りすることでいつか上手に書けるようになりたいと願っています。
これからもよろしくお願い致します。
拙作に目を通して頂き誠にありがとうございました。
Copyright(C)2019-KEY-STU









