2028.検証終了
『ふーん、やっぱり中身なしには無反応なのね…… グラムランドのが特殊な感じかしら?』
『余は王者だからな♪ しかも君臨するのは生物の頂点、ドラゴン共だから、かなぁ? グフフフ』
『はいはい凄いわね…… やっぱり魔力量よね? って事はハンペラちゃん以上でレオ兄さん以下のシュカーラは検証しなくても良い? そーゆー事よね』
そーゆー事になるね、ってかこの検証自体意味なくね? お前等にとって大切なのはマジックマテリアル、えっと、バアル式オートロック機構搭載型クラック、通称しすさんの性能よりさっ、先んじて通過しちゃったレイブを追いかけて行けるかどうか、なんだからさっ。
『ま、意味があるかどーか判らない検証作業はこれ位で良いわっ! どうギレスラお兄ちゃん? 魔力は回復出来たかしら?』
うおぉっ、まさかの暇潰しカミングアウト、ギレスラの回復を待つ間の時間潰しに一つしかない命を掛けさせられた面々の反応が気になる所だっ、如何にっ?
『なっ、レオ? 余ってやっぱり凄いんだってよ! 王者だからな! グフフフ』
『あーまあそうかもだけど、あの娘が言うの額面通り捕えない方が良いよ? なんか邪悪だし…… 私はもう相手にしない事に決め掛けてる位だよ?』
『何だよ、妬いてんのか? おいおい、らしくないなーレオ?』
『ゼッテェー違うしっ!』
『グハハハ♪』
だそうだ、平和な物だ。
一方、鏡面前の甘酸っぱいお猿と蛇は。
「ベッツンじゃ無くね? 阻止ったじゃんね? シリアス丸出しで走り来たりじゃんっ! でも今スン顔で顔なしの悟りの滸かね? その辺りKWSKっ! ナゼナゼナァ~ゼェ~?」
良くコイツと話せるな……
「いや別にったら別に、ですよ! 表情とかはほら、私って爬虫類っぽいですからね? 表情筋とかも違う訳ですしっ!」
それはもう蛇人間だと認めてるも同義じゃん。
「ね、若しかしてアァシの事…… 心配してくれたって事、かなもし?」
おぉっ?
「い、いや、ま、まあ…… 何かあったらいけないな、位には、ね…… ほら、おじさんとかおばさんとかにも心配掛けちゃうじゃないですかっ?」
ほーぅ♪
「チャンシュカ…… それってぇ……」
益々酸味が増している様だ。
追い詰められたチャンシュカは真っ赤な顔でそっぽを向きながら誤魔化す様に鏡面、日本へのマジックマテリアルを叩きながら言う。
「だーかーらー、先に入りたかったかなぁー? とか? そんな感じだっただけでぇー、ふ、深い意味とか全然――――」
シュオッ!
「えっ! チャンシュカっ? ってぇ! テオっ! テーオォッ!」
鏡面に触れた瞬間、ヘビ面シュカーラは消え去った。
影も残さず忽然と消失した幼馴染の名前(本名)を叫ぶハンペラの声にペトラ達も注目した時、無感情な機械音、所謂しすさんボイスがその場に響き渡る。
『登録済みの魔力紋を確認しました、お帰りなさい、オールスターズのリーダー、四桐鯛男さんが入域致しました』
「え?」
『え?』
『グア?』
えぇーっ! びっくりっ! シュカーラ・テオは幸福寺オールスターズのリーダー、四桐鯛男の魔力紋を持っていたらしい! ※あくまでもバアル式オートロック機構搭載型クラック、通称しすさんの判断によります
お読みいただきありがとうございます。
感謝! 感激! 感動! です(*'v'*)
まだまだ文章、構成力共に拙い作品ですが、
皆様のご意見、お力をお借りすることでいつか上手に書けるようになりたいと願っています。
これからもよろしくお願い致します。
拙作に目を通して頂き誠にありがとうございました。
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