14-23 里親大抽選会
本日もよろしくお願いします。
秋。
世の中では、各地の中、高、大学で体育祭やら文化祭が行なわれ、合同体育祭ほどではないにしても社会に大きな反響を与えていた。
去年の秋ごろから地球さんイベントが各地で始まったため、2年の空白を経ているのも反響を大きくさせた原因だろう。
2年ぶりに行なわれた体育祭では、オリンピック並みの記録が続出したり、陰キャ君かと思ったらめっちゃ活躍している子がいたりと大変な事態。伝統の応援合戦がある学校では、向上したスペックを遺憾なく発揮した演出によって父兄さんの度肝を抜いたり。
反面、学校側は生徒のスペック向上を把握して、適した形で体育祭を開催できていたかと問う声もあった。合同体育祭で脳が焼かれ過ぎである。
文化祭のクオリティも遥かに上がった。
特に大学の学園祭のレベルは相当に高い。B級グルメ祭りのようにダンジョン素材を扱った模擬店が並び、パフォーマンス広場ではジョブを応用した芸で観客を賑わせる。命子や紫蓮が世の中に広めたオーラ芸や魔眼芸はバカ受けで、とある大学では学園祭内で大会が開かれたほどだ。
読書の秋、スポーツの秋等々、何かと冠言葉の多い季節だが、ファンタジー化した秋はその楽しさがさらに増して世の中を賑わせた。
そんな中で、訪れた一大イベント。
精霊さんの里親大抽選会である。
春にイヨが眠っていた精霊洞窟が発見され、それからキスミアの里親制度をベースにして日本向けに作られた里親制度だ。
応募条件のひとつ例を挙げると、魔力量が30点以上の人というのがある。
これは精霊さんが里親の魔力を吸ってしまうためだ。ステータス上の魔力量は自由にできる魔力の量を数値化しており、身体機能を維持・向上させている隠れた魔力も存在する。この隠れた魔力を消費するのは禁忌と言っていいので、ある程度は魔力がないと精霊さんの里親になるのは危険なのだ。
とはいえ、魔力量30点というクリア条件は非常に緩く、レベル教育を受けた人が魔力量増強の修行を続けていたら届く水準である。
里子に出される精霊さんの人数は2500人。これは日本に5カ所ある精霊洞窟にいる精霊さんの1割程度に相当していると見られる。『見られる』というのは正確な人数の計測が難しいからだ。
ちなみに、1割しか里親に出さないのは、精霊さんの生態がまだ正確にはわかっていないためと社会的な影響を考慮して。そして、仮当選した人を事前に調査するためでもある。
凄まじい数の応募者がいたため1人1人を精査することなどできず、里親は以下のような手順で決まる。
まず都道府県ごとに当選人数だけ決め、その中から完全ランダムで2500人を選び、秘密裏に調査、合格なら当選という流れになっている。この調査段階で落とされた人も実はいるのだが、応募者がそれを知ることはない。落とされた人数分が再選考されて、また調査、という形になる。
第2回の里親抽選会はまだ告知すらしていない。行政としては2度とやりたくない。辛い。だけどきっと世論がそれを許さない。辛い。
金曜日。
その日は朝から精霊さん里親大抽選会の話題で一色だった。なんなら数日前から一色だ。
「あ。アリアちゃんの本だ」
朝食をモグモグしていた命子は、朝のニュースでアリアの本が紹介されているのを見た。
『こちらはキスミアの巫女アリア・アイルプ様が書いた名著『猫と精霊の狭間で』の日本語訳版です。ミリオンセラー書籍なのですでに読んだよーという人は多いかと思いますが、本日の里親抽選に当選した方は、実際に精霊さんの里親になる前に読むことを強く推奨します。この本には精霊さんとの生活の楽しさと苦労が書かれています。山田さんはお読みになられましたか?』
『もちろんですよー。この世界がファンタジー化した黎明期を彩る名著中の名著ですね。しかし、惜しいのは私がキスミア語を理解できないことです』
『と言いますと?』
『世界中の言語には韻を踏むという技術がありますが、キスミア語にもあるんです。ただし、キスミア語の場合は面白くて、猫韻という猫が鳴いているような特殊な韻になります』
『猫韻。それはなんだか楽しそうですね』
『はい。本書の日本語翻訳版でも時折、日本語で韻を踏んだり、七五調の表現がされたりしていて、とても楽しく読みやすい文章だと評価する人が多いのですが、これは翻訳家の方がこの本の面白さを伝えるためにとても苦労したのだと思います』
『はー、たしかに私も印象に残る文章が多かったと記憶していますが、そういう工夫がされていたのですね』
などと、テレビで紹介している。
映っている書籍は3つあり、1つはキスミア版、1つは翻訳版、最後の1つは最近出たマンガ版。日本はすぐにマンガにする。
「猫韻か。キスミア人はにゃーにゃー言うからなぁ」
「この前アリアちゃんがキスミア語で歌っていたけど、凄く楽しい曲だったよ」
「へえ、今日ルルとメリスに学校で歌ってもらお。それにしても精霊と過ごすのって言うほど苦労する? なー? うーりうりうりうり!」
『やーっ! やうやうやう……やーっ!』
命子はテーブルの上にいる精霊の光子を指で弄り倒した。光子は必死に命子の指と戦った。
「苦労するよ。特に最初なんてテレビとかエアコンの中に入っちゃったりするし、教えないと夜も寝ないし。あとは、私なんてアクセサリーを身につける習慣がなかったから、出かける時は精霊石を持っているかしっかり確認しなくちゃならなかったし。お姉ちゃんだってすぐ魔力吸われたじゃん」
萌々子が反論した。
精霊さんは物体をすり抜けるので、電化製品の中で実体化して機械部品を触ったりする。行政にとってこれが一番の懸念点で、それに対応するために2500人しか里親に出さないのだ。
「でも、みっちゃんが来てとっても楽しいわよねぇ」
『やーっ!』
のほほんとしてそう言った命子ママの手首に、光子がひしぃと抱きついて甘えた。
それを黙って聞いていた命子パパは、飾ってあったプラモが破壊されたなと思いながらしんみりした。光子の一番の被害者である。
ご飯を食べ終え、命子は学校へ登校した。
いつもは元気いっぱいの命子だが、本日はちょっとやさぐれ気味。
「あー、命子ちゃんだーっ!」
「おはようございますっ!」
などと道を挟んだ歩道で小学生キッズが元気にご挨拶してくるので、命子はカッコイイポーズでシュバッと挨拶。キッズはキャッキャとし、高学年男子の女性の好みに深刻なダメージを与える。
そんなサービスをする命子だが、内心ではやっぱりやさぐれ気味。
風女のスクールゾーンに入ると、女子高生が増え始める。
みんなの話題は精霊さん大抽選会について。
「おのれぇ、おのれぇ」
本日の命子がやさぐれている原因はこれであった。
命子はこのお祭り騒ぎに参加できなかった。命子は里親の応募条件を満たしていなかったのである!
魔力量30点なんて余裕で超えているが、応募条件はもちろんそれひとつじゃない。中には『同居世帯内に精霊の里親がいない者』というのがあるのだ。現在の日本ではほぼ該当する人がいないスーパーレアな条件だが、光子が家にいる命子はこれに引っかかっていた。
頭がおかしいレベルの当選倍率の大抽選会なので当たるとも思えないし、一家に2人の精霊さんは贅沢だとわかっているけど、命子もワクワクしたかった。
実際に、女子高生たちはみんな超楽しげ。まるで誰かに告白する覚悟を決めた子みたいに歩くのもやっとな状態の女子もいる。命子? やさぐれながらスタスタと歩いている。
学校へ到着すると、クラスでも大抽選会の話題で一色。
「はーっ、マジで落選したらどうしよう!」
「いや、当選する方がレアだから。まあ気持ちはわかるけどね」
「あたし落選したら絶対ヘラるわー」
「当たったら精霊さんにどんな格好をしてもらおうかなー」
「私はダンジョンの稼ぎで豪邸のミニチュアハウス買う!」
「おはよー」
「あっ、ナナコ! ギャーッ、ルナちゃん可愛いーっ!」
「絶対に里親になるーっ!」
登校してきたナナコとその相棒の精霊さんルナを見て、いつも以上に大騒ぎ。
「メーコ、おはようデス!」
「おはよう」
ルル、ささら、メリスも登校してきた。
3人は光子やイザナミなど精霊とよく触れ合っているので、他の子ほどは大騒ぎはしていない。しかし、ささらとルルは裏切り者である。
「みなさん、精霊さんの話で持ちきりですわね」
「ワタシが当選したあかちゅーきには、ジューベーに乗せて猫ライダー忍者精霊に育てて闇夜を走らせるデス!」
ジューベーはルルの家のキスミア猫である。ルルママとダンジョンに潜っているので、とっても強い。
「わたくしが里親になれたら、精霊さんに可愛いドレスを着てほしいですわ。はー、名前はどうしましょう」
ささらとルルは応募要項を満たしているのである!
しかし、メリスは留学生なので命子と同様に応募要項を満たしていなかった。
「おのれぇニッポン政府めぇでゴザル!」
「ホントだよなー。プンスコだよ!」
命子は仲間を見つけて2人でプンスコ!
「ルル!」
命子が呼ぶと、ルルはダンスを踊るようにくるんと回転し、返事の代わりに指パッチンした。いつも以上にテンション高めなにゃんこ。ビキビキ命子のやさぐれゲージはパッチンとした指をエビぞりにする寸前まで急上昇!
「キスミア語で歌って。猫韻を使った歌ね」
「突然デース!?」
「ほら、早く! 私を楽しませて!」
「にゃー、暴君デス!」
やさぐれ命子は暴君と化した。
猫韻を使ったルルの歌はバカウケだった。
里親大抽選会の発表は正午に行なわれる予定。
学校は授業にならないと判断し、全国的に4限目はHRにしたという。風女も同様だ。あまりにも温い。
風女の4限目は11時45分から。
命子のクラスの担任であるアネゴ先生が言う。
「あー、里親の当選確率は大変な低確率だ。基本的に当たらないものだと思うように」
「当たるよ! 絶対に当たるもん!」
「自分を信じてよ、先生! あたしは当選するって信じてる!」
「やかましいわ。とにかく、当たらなくても悲観するな。もし当たった人がいても、羨ましい気持ちはわかるが過度に羨ましがってはいけないぞ。祝福してあげなさい。今回は無理でも、今回の里親に出される精霊は1割程度だという話だから、少しすればまたチャンスはやってくるかもしれない。そのくらいに思って結果を見るように」
「先生は精霊さんライフを送りたくないの!?」
「そうだそうだ!」
「いや、まあ、そりゃ私だって……」
「それ見たことか!」
「やっぱり欲しいよねー?」
「ねー?」
アネゴ先生はとっても大変そう。
「ほ、ほら、羊谷とメモケットを見てみろ。どっしり構えているぞ」
アネゴ先生の言葉に、クラスメイトの視線が命子とメリスに集まる。
2人は腕組みをして目をつぶり、どっしりの構え。そんな命子はスッと目を開けて言った。
「応募要項に引っかかって抽選に参加できなかっただけですが?」
「拙者も同じでゴザルが?」
「おのれぇ……っ!」「おのれぇでゴザル……っ!」
やさぐれ命子とやさぐれメリスが声を揃えておのれぇをしている姿に、アネゴ先生は「あ」と小さく口にした。
「うわ、抽選に参加できなかったとかマジ可哀そう」
「いやいや、命子ちゃんちにはすでに光子ちゃんがいるだけだから騙されないで!」
「メリスちゃんだってキスミアの大抽選会の方は受けてるから騙されないで!」
「ぎゃーっ、そんなことよりもあと5分だよ!」
「先生ぇ、トイレ行きたくなってきちゃった!」
「あ、あたしも緊張してきちゃった!」
幼稚園か。
普段はとても真面目に授業を受ける生徒たちなんです!
そんなこんなで時間となり、複数のサイトや媒体で当選結果が告知された。
日本政府の公式サイトは当たり前のようにダウンした。
他にも、各都道府県のサイトが同様の結果発表をしており、さらに各テレビ局にも当選結果一覧が提供され、それがゆっくりと流れている。数字が流れて芸能人が悲鳴を上げるだけの放送なのに、視聴率はえげつなかった。
ちなみに、当選者は郵送で当選通知が来る仕様でもあるので、ぶっちゃけ、正午に当否を見る必要はあまりない。
「「「ぎゃーっ!」」」
学校中から悲鳴が溢れた。
近隣住民は今日も風女は元気いっぱいだなとのほほん。実際には本日の風女は地獄である。
そんな地獄を一歩引いて眺める命子はやさぐれモードを終えて、楽しくなってきた。みんなファンタジーが大好きなのだなと嬉しくなったのだ。
「当たっているでしょうか」
ささらが初めて宝くじを買った子みたいな純粋なワクワク顔でスマホを調べる。
「これ、ささらの整理番号?」
「そうですわ」
「どれどれぇ」
命子は席を立ってささらの背後に回り込み、一緒にスマホを眺める。
整理番号一覧をスクロールしていき——
「め、命子さん、どうしましょう! わたくしの番号がないですわーっ!」
「う、うん、ないなー。ドンマイ」
ささらは涙目で叫ぶと、よほどがっかりしたのかそのまま机に突っ伏してしまった。撃沈。
それを隣の席で見ていたルルは、珍しく緊張した顔でスマホをスクロールし続ける。メリスがその頭に顎を乗せて、一緒に見学。
そして、ルルの整理番号がある辺りを見て2人は目を真ん丸にした。
「「にゃんと!?」」
2人は左から順番に当選番号を確認していき——
「みぎゃーっ、1つだけ番号が違うデスーっ!」
「にゃー、惜しいでゴザルーっ!」
撃沈!
凄く楽しそうなので、命子はワーッとルルの下へ行き、机に放置されたスマホとルルの整理番号がメモされた紙を見比べた。
「うわーっ! 本当に1つだけ違う! 超ウケる!」
「残念だったでゴザルなー!」
「笑いごとじゃないデスーっ! みゃー!」
「ドンマイドンマイ!」
涙目のルルを囲み、キャッキャ!
各人の抽選番号は、アルファベット+数字7桁で整理されている。
2500通りの当選番号が告知されているとはいえ、『A』から始まるナンバーなら当然『A』以外を見る必要は皆無だし、数字7桁も若い順に並んでいるのでとても調べやすい。
「ま、間違えて違う場所にあたしの番号を書いちゃってるのかも!」
ところが、一縷の望みをかけてそんなアホなこと言い出す子が現れた。それを聞いたささらとルルの目に希望の光が灯る。敗者復活戦である。当然、そんなミスはされていなかった。
「ヒナタちゃん当たった?」
命子はすぐに他の子にちょっかいをかける。
「……外れた」
「知ってる」
「じゃあ聞くなよ! こいつ!」
天邪鬼っ子のヒナタは見るからにしょんぼりしているので、外れているのは一目瞭然。ヒナタはわかっていて聞いてきた命子の太ももを引っ叩いた。
命子のクラスメイトは全員が撃沈。
そんな中で一人、様子のおかしい人物がいる。
落選して大騒ぎする生徒たちにやれやれとしたあと、自らも当否を確認し始めたアネゴ先生である。
メモ帳に書いてある整理番号とスマホを何度も見返し、ヤンキーみたいな目つきをさらに細めたり擦ったり、「噓でしょ」なんて呟いたり。
それを目敏く見つけたのは命子とメリスである。
2人はシュババッとアネゴ先生の両サイドに忍び寄り、メモ帳の整理番号とスマホを一緒に見た。
「先生、当たった?」
「ひょわーっ!? ひ、羊谷!? メモケット!? いつのまに!?」
「アネゴ先生殿、当たったでゴザル?」
「あ、あう……そ、その……当たっちゃった……」
アネゴ先生はとても気まずそうにそう言った。
それを聞いた撃沈女子たちが一斉にバッと顔を上げた。
「「「えーっ!?」」」
大騒ぎになった。
「静まれ静まれーい!」
「控えおろろーんでゴザル!」
命子とメリスが助格ムーブですかさず場を静めた。
教卓を机にして座るアネゴ先生は事態について行けずにはわはわである。
そんなアネゴ先生の代わりに命子が言う。
「どうやらアネゴ先生が当選したみたいです!」
「「「すげぇ!」」」
「「「やばぁ!」」」
「静まれーい! 静まれ静まれーい!」
「アネゴ先生の御前でゴザルぞ! デンチューでゴザル!」
命子は龍角を取り外して印籠にし、メリスも欲しそうにしているのでもう片方の龍角を渡した。龍角はとても便利なのだ。あと殿中は違う旨も伝えておく。
依然ざわざわとして別に静まってはいないクラスメイトを見回して、命子が声を張り上げて言う。
「精霊さんは人と暮らして学び成長する存在です! 日々、学生の面倒を見てくれているアネゴ先生の下にそんな精霊さんが来るのは、精霊さんの成長のためにもとても良いことだと思う! きっとこれからの我々の学校生活でも、新しい精霊さんとキャッキャする機会が増えるでしょう!」
ギラギラした生徒たちだったが、命子の話を聞いて「それはそうだな」と納得の顔。一緒にダンジョンに入ってくれるアネゴ先生はとても慕われていた。
「だから、アネゴ先生の靴に画鋲を入れたりしないように!」
「「「するか!」」」
総ツッコミが入った。
「静まれ静まれーい!」
「追ってサタンを出すでゴザル!」
とはいえ、旧時代なら普通にあり得ただろう。命子も女の嫉妬の恐ろしさを知っているからこそ、冗談めかしつつもそう釘を刺したのだ。
「みんな、とりあえず拍手でアネゴ先生を祝福しましょう!」
「先生、おめでとうございますですわ!」
「良かったデスな!」
「先生、おめでとう!」
ささらとルルとナナコが拍手を始め、他のクラスメイトも羨ましさを抑えて拍手で祝福した。
「おめでとうございます!」
「名前何にするのー?」
「やっぱりアネゴ先生の姿にするべきだと思うな! ミニアネゴ先生!」
「先生、私、猫と精霊の狭間でを貸してあげます!」
「あ、ああ、みんなありがとうな。あと、猫と精霊の狭間では私も持っているから大丈夫だ」
アネゴ先生はやっぱり少し気まずそうだが、それでも嬉しそうに照れる。
「羊谷とメモケットもありがとう」
「これで内申点はがっぽがっぽですね」
「これにて一件落着でゴザルな」
アネゴ先生は「アホ」と笑うが、命子とメリスにとても感謝していた。
生徒が全員落選した中で教師が受かってしまえば、仕事に支障が出る恐れがあるので、辞退も考えたかもしれない。当選していると理解した時のアネゴ先生は、嬉しさ半分にそんな不安も脳裏に過っていた。
ところが、2人は即座にみんなの羨ましいという感情をひっくり返して、アネゴ先生が精霊さんを迎え入れやすい空気に変えてしまったのだ。
これが英雄のカリスマ。人を導き、内申点をがっぽがっぽする能力!
読んでくださりありがとうございます。
ブクマ、評価、感想、大変励みになっています。
誤字報告も助かっています、ありがとうございます。




