12-12 みんな夜はなにをしてるの?
本日もよろしくお願いします。
空ダンジョンで迎えた初めての夜。
人員がたくさんいるので命子たちは見張りを免除されたが、外の様子を知っておきたいので甲板に出てみた。
「わぁ、綺麗なのれす!」
「ホントだね!」
アリアと萌々子が甲板から見える景色を見て、情操教育された。
「おー、凄く明るい」
「たぶん、雲海に光が反射して下界の夜より明るいんだと思う」
紫蓮がもっともらしいことを言う。
「ダンジョンさんだからかもしれないよ?」
「それも考えられる」
甲板は照明が点いて明るく、その光を背にしてウラノスの外を見ると、空には大きな満月が浮かび世界を青白く照らしていた。サーチライトなどはいらないほどの明るさだ。
「なんだか、私たちの知っている夜じゃないね。『ねえ、私、夜なのよ』って感じ」
「じゃあいつもの夜は?」
「『はい、毎度お馴染み夜でございます』みたいな暗さ」
「わからん」
命子の喩えはともかく、田舎とはいえ街灯がちゃんとある田舎に暮らす命子たちにとっても、これほど明るい夜はあまり見たことがなかった。それだけに、風情は冒険感があって〇である。
「昔の田舎もこんなふうだったんでしょうか?」
そう言ったささらは、夜風に靡く髪をそっと手で押さえる。
陰影が深まった顔立ちとその仕草を見て、ゲームのヒロインみたいなやつだな、と命子は再確認した。
ささらの疑問は、電気の光に溢れた今の人がよくするような、昔の暮らしに想いを馳せたなんとなくのものだったが、この場にはそれに答えられる人がいた。
「たしかに満月ならば現代の夜よりは明るく感じたが、さすがにここまで明るくはなかったのじゃ。村の中を歩ける程度には明るかったが、何かするにはやはり暗すぎたのじゃ」
「やっぱりそうだったんですのね」
「そりゃ忍者に黒が永遠のトレンドなわけだね」
命子がそう言うと、全員がルルとメリスへ視線を向けた。
相変わらず全然忍んでいない。
そんな2人へ命子が言う。
「ルルたちはどう? よく見える?」
ルルたちが持つ【猫眼】は性能が高く、人と同じ色彩判別を可能としながら、猫のように夜の闇でも多くのものが見えた。
「ニャウ。よく見えるでゴザルよ。これは拙者たちのドクセンジョーでゴザルな」
「ニャウ。猫の目は闇を暴き立てるデス」
メリスとルルはそう言って、紫蓮へと視線を移した。
「ぴゃ」
紫蓮はススゥと命子を盾にした。
命子はそんな紫蓮の着物の裾を摘んでソーっと闇を暴き立てようとするが、すかさず頭を引っ叩かれた。
と、そこに馬場がやってきた。
「あ、馬場さん。お疲れ様です」
「よっす。みんなはお散歩?」
「はい、夜の戦闘でちゃんと見えるのか確認です」
「良いことだわ」
「とりあえず、敵が格段に強力になったということはなさそうですね」
「そうね。ひとまず安心と言ったところかしらね。ただ、岸辺警備班で1回戦闘があったから、敵は夜でもやってくるみたいね」
ウラノスと雷神は湖に停泊しているが、岸辺で見張りをしている人員もいた。そちらの方が戦いやすいのと、飛空艇へダメージが入らないからである。こういった戦術が採れるのは、今回のフライトの乗務員が全員、選りすぐりというのがあるだろう。
「おっと、こうしちゃいられないわ。これから打ち合わせがあるから私は行くわね」
「忙しそうですね」
「うーん、仕事量は地上にいる時と大差ないわね。むしろ、色々なところへメール連絡とかしなくていいから少ないかも」
さらりとそう言う馬場に、命子たちは社会人こわーと思った。
「明日は早いから、みんなもほどほどにね」
「「「はーい!」」」
「それじゃあ1時間くらい自由時間で」
「ニャウ。夜はしっかり寝るデス」
というわけで、命子たちは寝る前にそれぞれ活動を始めた。
船内に戻ったのは命子と紫蓮。
命子は冒険手帳を書き、紫蓮は生産活動だ。
一方、他のメンバーは船外に残り、イヨのフォーチューブ活動のお手伝いである。
さっそく撮影が始まった。
「皆の衆~、こんばんはなのじゃ!」
『なんな~ん!』
「前回は浮遊島の1つを少しだけ紹介したが、今回は初めての夜の様子をお届けするのじゃ」
「ちょっと映像が暗いかもしれないけど、我慢してほしいデス!」
一緒にいるささらが、手慣れてますわ、と尊敬するような出だしで撮影が始まった。そんなささらはハンドカメラを持った撮影係で、ルルとメリスは賑やかしとして一緒に映っている。
「わかるかの、ダンジョンの夜はあんな感じなのじゃ。あんな感じ」
あんな感じ、とイヨが指さす先には、月に照らされた空の世界。
「地上よりも明るい夜に思うのじゃ」
「ワタシは月明りが雲に光が反射しているからだと思うでゴザル」
メリスは紫蓮の意見をパクッて賢いふりをした。
そんなふうに景色の紹介を終えると、「みんなは何をしておるのか見てみるのじゃ!」と甲板を移動した。
「こんばんはなのじゃ」
「わっ、こんばんは。もしかして撮影ですか?」
「うむ、フォーチューブなのじゃ」
最初に話しかけたのは、小型飛空艇の横に寝袋セットを用意する女性船員だった。
女性船員は、古代の巫女なのに、と内心で思いながら、インタビューに協力した。
「お主はここで寝るのかの? もしかして、中にお部屋が貰えなかった子なのかの?」
『なん~……』
イヨがそう言うと、イザナミが可哀そうな子を見るように憐れんだ。
「ちょっ、ふふっ、可哀そうな子みたいに言わないでください。ちゃんとお部屋はありますよ」
そんなふうに否定して、女性船員は続ける。
「見てください。ああやってメインで見張りをする人がいますけど、戦闘が始まったらあれだけの人数では不安ですよね? ですから、こうして外で寝て、すぐに戦闘に参加できる当番が決まっているんです。私の場合は小型飛空艇乗りなのでここで寝るわけです。ほかにもウラノスの外で見張る人もいますね」
女性船員の言うように、甲板で見張りに立つ者や湖の岸辺で見張る者も見えた。
この場には雷神も停泊しているため、見張りはかなり充実していると言える。
「それは大変じゃの。妾たちもやったほうがいいかの?」
「いえいえ。これもお仕事ですから、皆さんはゆっくり休んでください。それに外で寝る当番は見張りの交代自体はありませんから楽なものです」
「そうか。ありがとうなのじゃ。せめてお主もゆっくり休んでほしいのじゃ」
「はい」
インタビューを終えて、イヨたちは少し離れた。
「大変じゃのう。寝るのを邪魔してはならんから、ちょっと静かにお話を聞いていくのじゃ」
「ニャウ。見張りの人に1人お話を聞いたら、中でインタビューするデス」
というわけで見張りにもインタビューしてから、イヨたちは船内に入っていった。
「命子様はお部屋かの?」
「探してみるデス」
とりあえず命子たちのお部屋へ行ってみた。
「ここが妾たちのお部屋なのじゃ。さて、命子様はおるかの? トントントントン!」
イヨはウザガキムーブでドアをノックした。
「い、イヨ、叩きすぎでゴザルよ」
「命子様がこうしてたのじゃ」
「ヤツの真似はしちゃダメでゴザル。一般的じゃないでゴザルよ」
「ふふふ、メリスさん、おまいうですわ!」
「みゃっ!? 拙者、メーコと違って常識人枠でゴザル!」
ささらからツッコまれ、メリスは驚いた。無邪気な顔のささらに悪気はなさそう。まあ、ニャムチュッチュをペロペロするキスミア人はデフォルトで玄人向けなのは事実である。
「全部聞こえているが」
ドアが開き、命子がそう言って出てきた。
メリスはすかさずネコミミをカキカキして猫のようにとぼけた。
「命子様、撮影に来たのじゃ」
「ほう、私の秘密研究の撮影とな? 良かろう、入りたまえ」
そうやって招き入れられると、部屋には命子だけの様子。
どうやら命子はテーブルで書き物をしていたようだ。
「命子様はなにをしているのじゃ?」
命子が何をしているのかは知っているが、イヨは撮影用にそう問うた。
「冒険手帳を書いているんだよ」
「ほっほう、みんなにも見せてもいいかの?」
「もちろん」
命子はささらが構えるカメラに向かって、教えてあげた。
「これは私の冒険手帳です。今は未知のダンジョンに挑戦しているので、書くことがいっぱいなのです」
その言葉遣いは、いずれ視る視聴者さん用に敬語である。
「こっちはモバイルプリンター君。素晴らしい仕事をしてくれます」
命子はモバイルプリンターを持っており、それがスマホで撮影した魔物の画像や素材の画像をプリントアウトしている。
棒状の機械からにょきにょきと出てくる紙に、イザナミが興味津々な様子だ。
そうしてプリントされた物を命子はチマチマとハサミで切り取り、ペッタンと冒険手帳に貼り付ける。その下にはすでに説明書きがされてあった。どうやら『軍隊ガラス』のようである。
命子は、完成した1ページをカメラに向かって広げてみせた。
女子高生が作る冒険手帳には冒険家が記録するようなハードボイルドさはなく、丸文字で可愛らしいもの。
しかし、書いてある内容は、行動パターン、戦闘能力、ドロップ、感想等、かなりしっかりしている。
そんな冒険手帳の中身を見て、超まめデース、とルルは内心で思った。
「メーコの冒険手帳は何冊目でゴザルか? ちょいちょい新しくなってるでゴザルよね?」
「これで9冊目。だいたい2か月以内には使い切っちゃうよ」
超まめでゴザル、とメリスも思った。
「シチョーシャさんプレゼントになるデス?」
「ならぬ! これは将来的にこれまでの冒険を懐かしむためのものです!」
「計画的老後デス」
「もうちょっと早いのを想定しているけど、まあおばあちゃんになっても楽しめるかもね」
そんなふうに命子のインタビューも終わり、次は紫蓮だ。
「紫蓮ちゃんなら紫蓮パパのところにいるよ」
と命子に教えてもらい、行ってみることに。
命子は冒険手帳の作成を継続。
「ここは紫蓮殿のご両親のお部屋なのじゃ。どうやら紫蓮殿はここにいるようじゃから、ちょっと邪魔するのじゃ」
ウザガキムーブは一般的ではないと学んだイヨは、トントンと普通にノックした。
「ごめんくださいなのじゃー」
はーい、と紫蓮ママがドアを開けてくれた。
「まあ、イヨちゃーん。どうしたのー?」
「いま、皆の衆がなにをしているのか調査中なのじゃ。良かったら撮影させてほしいのじゃ」
「まあまあ! どうぞー」
というわけで、入室。
そこには、狭い部屋の床スペースにシートと工作セットを広げて作業をしている紫蓮と紫蓮パパの姿があった。
客室はベッドを抜かした面積が狭く、そんな場所で作業しているわけで、足の踏み場がないほどだ。だから、今回は代表してイヨとささらで突入した。
作業中の2人の顔は、熟練の職人のようにキリリとしている。が、その実態はただの撮影用の顔である。それを証拠に、さっきまでペラペラと家族トークを楽しみながら生産をしていた。
「紫蓮殿とパパ殿は、いま妾の矢を作ってくれているようなのじゃ。邪魔をしちゃいかんので、シィーなのじゃ」
カメラに向かって「シィーなのじゃ」とするイヨを見て、お昼のリポーターみたいですわ、とささらは感心した。
「娘よ、ん」
「うむ」
2人は言葉少なに【生産魔法】を使って、協力して矢を作っている。
それは凄まじい作業速度で、すでに何本か完成していた。
たったいまも1本が仕上がり、デジタル計量器に乗せて重さを確かめている。弓術は繊細なので、矢の重さが不揃いではイヨも使いにくかろうという配慮だ。
2人が使っている【生産魔法】だが、原則として他の者と共同で作業ができない。魔力が交じり合って正しく機能しないのだ。
しかし、最近では魂の絆がある者となら連携ができることが発見されていた。ただし、これが可能なのは【生産魔法】自体の熟練度が高くなければならない。
仲良しな父娘の共同作業は、当然、これを問題なくクリアしていた。
1分ほど作業が進むと、ふと紫蓮が顔を上げた。
「むっ、イヨさん。丁度いいところに来た」
まるで来たことに今気づいたような素振り。これが有鴨流の中二芸である。周りに気づけないほど深く集中しちゃう自分は少し特別、という遊び。
「さっき手に入れた魔黒石を使った矢が完成した。見てほしい」
「ほう、これは……」
紫蓮から矢を受け取ったイヨは、様々な角度から矢を確かめる。イザナミもちょんちょんと触って検品中。
「無難に魔黒石の矢と名付けた」
木材は浮遊島に生えている木を使い、羽根は軍隊ガラス、そして矢尻は魔黒石を使ったスペシャルな矢である。矢の名称は大体が矢尻の素材で決まるので無難であろう。
「矢尻を変えただけでこれほど変わるものなのじゃな。射るのがもったいなく思うほど強い気配じゃ」
その言葉に、職人ムーブをしている父娘は険しい顔をしながらもじもじした。
「その矢には単調だけどダンジョン産の武器と同じように魔導回路が宿っている。だから、雷弓が纏わせる雷の効果が高くなると思う」
「ふーむ、そうなると、これはとっておきにしておいた方が良いかもしれんの。カラス程度では普通の矢で十分そうじゃ」
「今回の冒険でまだ性能を高められるかもしれないから、使い時になったら惜しみなく使ってくれていい」
「わかったのじゃ。紫蓮殿、パパ殿、ママ殿、ありがとうなのじゃ」
イヨのお礼に、紫蓮ママはにっこりと微笑み、父娘はてれてれした。
ひとまず矢を回収し、あとで完成した分をまとめて渡すことに。
「それにしても、それ以上に良い矢ができるのかえ?」
「うん。このダンジョンは島での素材収集を促しているように思える。我と父は、今回の冒険で最高の一矢を作るのを目的にした。最終的には【合成強化】も掛けて強くする」
どうやら有鴨父娘は、今回の冒険でそんな目的を定めたらしい。
なお、【合成強化】については消費する素材と魔力の都合で、タイミングがなかなか難しかった。
「なるほどのう。それじゃあまた島の探索に行きたいの?」
「うん」
こうして有鴨家のインタビューを終えて、イヨたちは次へ向かった。
「次で最後にするのじゃ」
「アリアたちのところデスね?」
というわけで、3人は萌々子とアリアの部屋へ向かった。
普通にノックすると、「はーい」とすぐに萌々子が出迎えた。
「あれ、もしかして撮影ですか?」
「うむ。みんながダンジョンの夜に何をしているのか調査中なのじゃ」
「え。えーっと、大したことしてないですけど……入ります?」
「うむ、お邪魔するのじゃ」
2人のお部屋も先ほどと同じような光景が広がっていた。
つまり床にシートが敷かれて、なにやらやっているのだ。
シートの上には土が入った容器が置かれていて、何かの実験をしている様子。
今回は妹分の部屋なので全員で入り、ルルとメリスはベッドに乗って見学。
「これは何をしておるのじゃ?」
イヨの質問に、アリアが研究者気取りなキリリとした顔で答えた。
「これは【精霊魔法】を使った実験なのれす。各地の土に対する【精霊魔法】の馴染みやすさを調べているのれす」
「ほう。研究というやつじゃな」
「ニャウ。モモコちゃんと共同研究で、中学校の夏休みの自由研究にするつもりなのれす」
「ちょっと撮影させてもらっていいかの?」
イヨに言われて2人は頷いた。
「この旅が始まる前に、光子とアリスは1点、3点、5点分の魔力で土を固められるように練習しました。実験方法はこんな感じです」
萌々子の説明によると。
>>>>>>>>>>>>
【材料】
・紙製の芯20cm ※風見町の工場で貰った巨大なラップの芯。
・各地の土
【実験方法】
・旅で立ち寄った各地域の土を採取。
・6本の紙の芯に土を詰める。
・光子とアリスに魔力1点、3点、5点の【精霊魔法】でそれぞれ固めてもらう。
・それらを芯がついたまま保存し、キスミア到着後に大学で強度試験を行なってもらう。
・なお、ダンジョンに入ってしまったので、各浮遊島の土も調べることに。
【目的】
・地域ごとの土に【精霊魔法】の影響の有無があるか。
・光子とアリスの【精霊魔法】の強さに違いがあるか。
>>>>>>>>>>>>
というもの。
「ハイレベルすぎでゴザル」
「ニャウ。ワタシが中学生の時は猫じゃらしの種の数を数えたデス。5人と被ったデス」
「キスミア人の多くが通る道でゴザルな」
キスミアでも長期休みの際には自由研究の宿題が出るようだ。
「でも問題点が2つあります。1つはダンジョンに入っちゃったので、それより前に採取した土が変質してしまう可能性があることです。あと1つはダンジョンで私たちや精霊たちの能力が上がると、魔法の効率が上がってしまう可能性があることです。そうすると実験結果がおかしくなってしまいます」
萌々子はそう言うと、お部屋の中に保存してある紙の芯を指さした。それにはすでに各地域の名前と採取日が書かれていた。
「「「……」」」
ささらたち3人は閉口した。
姉と一緒で超まめである。
「うーむ、凄くしっかりしておるのう。凄いのじゃ」
そんな中でイヨは感心しっぱなしだ。
「魔力が少なめですが、10点とかでは作らないのでしょうか?」
ささらが素朴な疑問を口にした。
「【精霊魔法】は強力ですので、この量の土に多くの魔力を込めるとすっごく硬くなっちゃうので、5点までにしました」
「はー、よく考えているんですのね」
それから萌々子たちの実際の作業を撮影させてもらった。
紙の芯に土を入れて、光子やアリスがピカッとやるだけなので地味である。
萌々子たちの部屋を後にしたイヨたちは、邪魔にならないようにルルたちの部屋で締めに入った。
カメラのフレームの中にイヨ、ルル、メリスが3人で並び、喋る。
「うーむ、ダンジョンの中なのにみんな色々な活動をしておるの」
「イヨもフォーチューブをやってるでゴザル」
「それに比べてワタシたちはニャーニャー言ってるだけデス」
「お主たちもフォーチューブのお手伝いをしてくれているのじゃ。ありがとうなのじゃ」
「たしかに、拙者たちがニャーニャー言ってなければイヨが困るでゴザルな」
「その通りなのじゃ」
ルルとメリスの中で、悩みは一瞬で解決した様子。
「おっと、もうそろそろ寝る時間じゃの。それじゃあ今日はここら辺で終わりにするのじゃ」
「ニャウ。ダンジョンでは寝るのも仕事デス」
「それでは皆の衆、また次回をお楽しみなのじゃ!」
『なんな~ん!』
手を振って挨拶するイヨの両隣で、ルルたちはニャーニャーしたポーズを取った。
それで締めとなると思いきや、自分が映ってないのが寂しくなったささらが、手だけ映って本当の締めとするのだった。
読んでくださりありがとうございます。
ブクマ、評価、感想、大変励みになっています。
誤字報告も助かっています。ありがとうございます。




