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フィーブ 『大決戦!魔神デルニロ ~その4~』

挿絵(By みてみん)

 デルニロとレオンたちの戦いが始まったその頃、サラは自室の窓から外を眺めていた。


「…………」


 今頃は、もう魔神は現れているのだろうか。あの娘は、無事でいるのだろうか。


 両親からは早く寝るようにと言われていたが、とてもそんな気にはなれなかった。


 ──はい。倒します。その為に来たんですから──


 ミーナの言葉を思い出す。生け贄役を買って出たという少女は、デルニロを倒せるかという私の問いに、真っ直ぐそう口にした。


(あんなに、震えながら……)


 気丈に答えながらも震える腕を抑えている彼女の姿が、頭に焼き付いている。

 勇者の一行だと聞いていたから、どれだけ強い人なんだろうと思っていた。強いから、怖くないのだろうな。とも勝手に考えていた。だってそうじゃなきゃ、安全な位置にいる部外者があの魔神に我が身を差し出してもいいなんて発想には、絶対に到らないから。

 けれどあの娘は、私が思うような強さは持っていなかった。だって私の父に力で勝てないくらいで。ミーナは、私と変わらない普通の女の子だった。


 力もなく、怖がりで、そしてみんなの為に泣いてくれた女の子。

 きっと彼女は今一人で、デルニロと対峙しているのだろう。覚悟を決めた筈の私でさえ、そのことを思うと体が震える。


「────私は、それでいいの?」


 思わず言葉が、口をついて出ていた。


「姉ちゃん?」


 そんな私の様子が気になったのか、十一歳になったばかりの弟アベルが不安そうな顔をこちらへと向けてくる。まったく。こんな時ばかり勘がいいんだから。


「私、フィーブを救いたいってずっと思ってて、その為に命を捧げる覚悟だってしたの。その気持ちは、今だって消えてない筈なのに」

「姉ちゃん、何、言ってんだ?」

「けど、代わってくれるって女の子が現れて、魔神もなんとかするって言われて、任せればいいなんて、どこか他人事みたいに考えてた」

「だって他人だろ。なんとかするってんなら、やってもらえばいいじゃん」

「あの娘は私なの!この町の為に出来ることをしようとした私!もしユリアが生きてたら、こんな風に安全な所で無事を祈ったりなんてしてない!「私も一緒に頑張る。戦う」って、絶対そう言ってた!」

「ね、姉ちゃん……」


 声を荒げてしまった私に怯えるように、アベルが後退さる。私を見張るようにお父さんから言われているのだろうけれど、残念ながら彼には荷が重かったようだ。


「ちょっと行ってくる。お父さんお母さんには内緒ね」

「ちょ!姉ちゃん!?ま、待てよ!」


 追いすがるアベルから逃げるように、私は家を飛び出していた。部屋着のまま、祭壇を目指して走る。


(何か、騒がしい)


 その途中で、広間に集まる人だかりが見えて、私はそこで足を止めていた。人だかりの中には見知った顔もある。


「……クランおじさん」

「おや、サラじゃないか!」


 町の掃除をしているクランおじさんはこちらを見付けると大慌てで駆け寄ってきた。


「なんでこんな所に……、ダリオは何をしているんだ」

「私が勝手に抜け出して来たの。……ねえ、これは何の騒ぎなの?」


 私の言葉に眉をひそめた後で、クランおじさんは自身の後方へちらりと目線を送ると、親指でそちらを示唆する。


「……あれだよ」

「あれって────え!?」


 遠くに、巨大なピエロの姿が見えた。方角、そしてその存在感からして、奴がデルニロであることは間違いないだろう。

 話に聞いていたデルニロは、頭と手だけの存在だった筈だ。しかしそこに映っているのは、紛れもない巨人であった。


「あれじゃあダメだ」

「誰が立ち向かっても敵う筈がないだろ……」

「余計なことしやがって!町はもう終わりだ……!」


町の人々の、嘆きの声がそこかしこから響き渡る。ここにいたのが私でなくユリアだったら、彼らに希望の言葉でも残せたんだろうか。しかし私は、何も言うことが出来なかった。

それほどまでに、初めて目の当たりにしたデルニロは恐ろしかったのだ。


「サラ!」

「────!」


 びく、と体が跳ねる。お父さんだ。アベルめ、速攻で言い付けたな。

 走り寄ってきた父ダリオは、私の前に立つと──。


 ────ぱん


 周囲に渇いた音が響き渡る。頬を叩かれた私は、それでも父へと顔を向けた。


「何を考えているんだ!今日だけは家でじっとしてくれと何度も言ったぞ!折角命が助かったのに、お前は──!」


 父の顔は、見たこともない程にくしゃくしゃに歪んでいた。悪いことをしているとは思っている。けれど、ごめんなさい。お父さん。私は、逃げることだけは出来ないの。


 皮肉にも、父のビンタによって覚悟が決まってしまった。私は目を閉じてすう、と息を吸い込むと、目と口を開いた。


「私は、このフィーブの町が好きなの。みんなが暮らすこの町が、どうしようもなく好き。だから、最後まで逃げないって決めてた」


 いつしか周囲の喧騒は静まり、皆が私の声に注目していた。私は言葉を続ける。


「けどそれは、死ぬ覚悟じゃない。町を護る為の覚悟なの」

「しかしあんな化け物に我々が出来ることなんてないだろ!彼らは戦闘のプロだ!任せればいいじゃないか!」       


 父も声を荒げる。周囲も「そうだ!」と言い掛けるが、そんな声をかき消すように私は叫んでいた。


「同じ人間だよ!誰だってあんなの怖いよ!!それでも頑張ってくれてるんじゃない!!」


 脳裏に、震えていてもそれをおくびにも出さずに笑顔を向けるミーナの顔がよぎる。

 怖くない、筈がないんだ。


「サ、サラ……」

「デルニロがあんな風になったのをこれまで見た人はいる!?彼らは今、この町の為に命懸けで必死に戦ってるの!今動かないでどうするの!?この町に暮らす私たちが、他人事みたいに遠くで眺めてどうするのよっ!!」


 最後は父ではなく、この町の人々皆に向けた叫びとなっていた。

 周囲の人々のどよめく声が聞こえる。しかし、


「そう言われても……」

「あんなのが相手じゃ……」


 やはり、戦おうという声は上がらなかった。俯き、こうなったら一人でも……!とサラが決意を固めたその時、その声は聞こえてきた。


「そのお嬢ちゃんの言う通りだぜ!」

「!」


 見ると、人垣の奥、木箱に立って声を張る男の姿があった。喋っている彼を中心として左右に二人、計三人の男たちの姿が見える。


「お、お前らは!」

「ガトー!ヘンリー!ボックス!」


 人々は驚くと同時にその名前を口にする。三人はなかなかの有名人らしい。立派な人たちなのかと思うサラであったが、


「町の平穏を乱す屑三人衆じゃねえか!」

「火事場泥棒ばかりしてたお前らがどうして!?」


 悪い意味での有名人であることを思い知った。本当に、こんな人たちがなんで?


「ある人が俺たちの目を醒ましてくれたのよ。女神アリア様の為に働くことこそが幸せだとな」

「今はスッキリした気分でな。女神様に愛の歌の一つでも捧げたいくらいだぜ」

「アリア様サイコー!」


 真面目な顔でおかしなことを口走るガトー、照れたように鼻を鳴らしながら呟くヘンリー、実際に叫び出しちゃったボックス、三人の異様な様子に人々も引き気味であった。

 う、うーん……。救われたというか、洗脳されてない?


「とにかくだ。俺はその嬢ちゃんを支持するぜ。この町の世話になっていながら、町を見捨てるような真似はしたくねぇ!」


 しかし、真面目な顔はそのままで、ガトーは次いでそう口にしていた。ヘンリー、ボックスも「そうだそうだ」と後に続く。


「俺たちは行くぜ。腰抜けどもは引っ込んでな!」


 そう口にして三人はなんと祭壇の方向へと走り出した。


「────!」


 開いた口が塞がらないといった私の前で、人々がざわめく。しかしその内容は先程までの困惑ではなく……。


「なんであの屑どもに説教されにゃならんのだ!」

「なんか腹立ってきたぞ!」

「あの馬鹿たちが行って俺たちが行かないなんてなんか恥ずかしいわ!」

「金返す前に死なれちゃかなわん!行くぞ!」

「待て!じゃあ武器をかき集めて来る!」


 三人が火付け役となり、人々はついに魔神討伐の為に立ち上がったのだ。


「みんな……」


 いつしか私の目は潤んでいた。涙の粒が溢れ、叩かれてじんじんと痛む頬を伝っていく。


「サラ、俺は……」

「お父さん」


 父が、何かを言いたそうに口をもごもごと動かす。しかしその言葉を遮ったのは私ではなく、


「ダリオ、お前さんの負けだな」

「クラン」


 クランおじさんであった。


「お前さんの娘は、お前さんが思う以上に強く立派に育ったな。ああそうだ。この町を守るために立ち上がるのは、今なんだ」

「しかしクラン、俺は」

「心配だろう。分かるさ。親はいくつになろうと子供が心配なもんだ。だがなダリオ。だったら俺たちが守ればいいじゃねえか」


 クランおじさんはそう口にすると、私の頭に手をぽんと乗せる。


「俺たちで、サラを守ればいい。心配は、止める理由にはならねえよ」


 その言葉を受けて、むむむむ、と唸っていた父もとうとう観念したらしい。


「分かった。一緒に行こう」


 と首を縦に振る。私は小さく息を吐き出すと、


「うん。お願い」


 と口にするのだった。


◇◇◇◇◇


「ぬおぉぉぉ!!」


 その剛力のみで二体のチビニロを殴り飛ばし、蹴散らし、叩き伏せる。トールの戦いは実に圧倒的であった。


『ナ、ナンナンダァオマエェェ!!』

「ただの人間だぁ!」


 馬鹿にしていた人間に気圧され、叫びながら殴り掛かるチビニロ。それを正面から受け止めながら、トールは少し前のことを思い返していた。



「なんだ、一体……?」


 祭壇から離れた位置で石の上に座っていたトールは、その光景に思わず声を上げていた。

 彼の目の前を、男たちが駆け抜けていく。それも一人二人ではない。大勢の人々が、祭壇を目指して押し寄せているのだ。


「トール」


 呼び掛けられ、トールは驚きと共にそちらへと振り返る。そこに居たのはサラであった。


「──サラ様」

「相変わらず、罪悪感の塊みたいな顔ね、トール」


 言われて、トールは俯いた。


「そういう、仕事ですから」

「そう」

「サラ様は、どうしてここに?」

「この町を、守るためよ」

「────」


 サラの言葉の意味が理解出来ず眉をひそめるトール。しかしサラはそんなトールになど興味がないかのように鼻を鳴らすと、口を開く。


「時間がないから、言いたいことだけ言うわ。トール、町のみんなが、デルニロを倒すために立ち上がったわ。今こそ貴方の力が必要なのよ。──お願い」


 「じゃあね」とそれだけ告げると、サラは足早にその場を後にする。しばし呆然としていたトールだったが、彼女の言葉の意味を理解すると、握った拳をわなわなと震わせた。


 ──例え辛く苦しかったとしても、今のフィーブがあるのはトールさんと彼女たちがいてくれたからです。それは絶対に無駄じゃない。今までの全ては、今夜報われます──


 ミーナが口にした言葉が脳内にリフレインする。


「ぉおおおおお!」


 気付けばトールは、全力で走り出していた。


(そうだ。今この時の為に、これまでの私はあったのだ)


 ユリアに言われた、誇れる己になる為に。


◆◆◆◆◆


「姐さん!助けに来たぜ!」

「…………いや、誰……」

「何言ってんだ水臭ぇ!俺だぜ!アンタに救われたガトーだ!」

「ヘンリーだぜ!」

「ボックスだぜ!」

「…………いやマジで誰……」


 スルーズの救助に颯爽と現れた三馬鹿だったが、どうやら存在を忘れられていたらしい。それでも何とか助け起こされたスルーズは、三人に呟くように告げていた。


「誰でもいいけど……、お願い……、あの娘の所に、運んで貰える……?」


 自力では歩けない程に消耗したスルーズが示唆したのは、ミーナの元であった。しかし。


「…………!」


そちらに目を向けて、驚くスルーズ。ミーナの元には、誰かがいた。

プラチナブロンドの髪をストレートに伸ばし、青い瞳をした少女。直感で、スルーズはその少女がサラであると認識していた。


 少女が口を開く。


「ミーナ、ミーナ……。ねえ、何してるの。約束、したじゃない。ねえ起きてよ。死なないって、言ったじゃない……」


 ぎゅ、と拳を握る手に力が籠る。果たして彼女はサラであった。倒れて動かぬ少女を見下ろし、サラはそれ以上の言葉を失っていた。


「ミーナ……」


 倒れたミーナは、酷い有り様だった。右半身がぐしゃぐしゃに潰され、腕もあらぬ方向に折れ曲がり、内蔵さえ見えている。

 その姿には僅かな希望さえ感じることは出来ない。数秒後か、数分後かに訪れる死を待つだけの存在に、サラには見えていた。


「嫌だよ。嘘つきに、ならないで……。お願いだから。……まだ、話したいことも、見せたいものも沢山あるんだよ」

「…………」


 倒れて弱々しい呼吸を繰り返すミーナの目が、サラへと向けられる。


「ミーナ!」

「────」


何を伝えようとしているのかは分からない。しかしはくはくと口を動かすと、彼女は小さく微笑んだ。


「ミーナ、ねえ待って!嫌だよ!ねえ!」


 倒れた彼女の目から、光が失われていく。命の火が消えようとしている。サラは思わず叫んでいた。


「やだ!死なないで!」

「死なせないよ」


 サラが驚いて振り向くと、そこにスルーズの姿があった。

 ガトーたちから放されると、その場に倒れ込むようにスルーズは膝をつく。


「絶対に死なさない。全力でやる。だから悪いけど、離れてて。どうなるか分からないから」


 そう口にするとスルーズはミーナへと手を伸ばし、その体に触れた。


「【リバイブ】ッッッ!!」


 その言葉と同時に手から溢れる光が、ミーナの体へと注がれていた。あまりの光の強さに、三馬鹿は逃げ出し、サラも目を隠して後退る。


「さっさと、起きろっ!ミーナァァァァッッッ!!」


 そうしてその場に、周囲を白く染める程の光が溢れ出すのであった。


『ナン……ダ……?グギェッ!?』


 その光へと目を向けるチビニロであったが、次の瞬間にはこん棒で殴られて吹き飛ばされていた。

 体勢を立て直そうとするも、四方八方から降り注ぐ攻撃の雨に、それもままならない。


『チイィィィッッ!!』


 これまでと一転して、チビニロたちは防戦に追い込まれていた。確かに彼ら一体一体は強いが、そもそもが数で相手を翻弄するのが彼らの戦法である。

故に、大挙する町の人間たちの前にはその強みも生かせず、逆に押し込まれてしまったのだ。


「今のデルニロなら俺たちでも殺れるぞ!」

「娘はお前に生きたまま食われたんだ!死ねっ!」

「俺たちのフィーブを返せ!クソ魔神!」


『ギャッ!』『グエッ!?』


 何処に逃げようとも人に囲まれ、武器を振り下ろされる。反撃して一人二人をぶっ飛ばした所で、次々と押し寄せる数の暴力の前にはいかな魔神といえど無力であった。


 ほとんどのチビニロが劣勢に追い込まれる。

 その中の誰かは分からないが、『チッ』と舌打ちすると全てのチビニロがその場で黒い霧へと変わっていた。


「なんだ!?」

「煙になったぞ!やったのか!?」


 期待を込めてそう口にする人々に、


『やってねぇヨ!このぶわぁ~かどもガっ!!』


 という苛立ちの籠った声が降り注ぐと同時に黒い霧がより集まると、再度皆の前に巨大なデルニロがその姿を現していた。


「く、うう……」

「なんてデカさだ……」


 これまで勢いに乗っていた人々も、間近で見る巨人デルニロに圧倒されて後退っていく。やはり大きなものは怖いのだ。


「デルニロ……!な、んだ?色が……?」


 人々の助けを借りて何とか立ち上がろうとしているレオンだったが、デルニロを見て彼はその顔色に違和感を感じていた。

 その顔はこれまでのような白塗りではなく、真っ赤に変わっていたのだ。


『ハエどもがヨォ』


そんなレオンを見下ろしながら、再度舌打ちするデルニロ。


『ちょろちょろとボクちゃんの邪魔ばっかりしやがってサァ!まとめて吹き飛ばしてやるヨ!!』


 その口が深く息を吸い込むと、光を吸収しているかのように輝きを増していく。

 ────まずい。

 曲がりなりにも数々の死線を潜り抜けてきた経験故か、レオンはそれを、受けてはいけない一撃だと認識していた。しかし、分かっていても彼にはどうすることも出来なかった。

 動けぬ体では、デルニロを見上げるだけが精一杯であった。

 倒れたバレナも、ウィズも、ミーナの側についたスルーズにもどうすることも出来ない。

 ここまで頑張って、ただ終わりを受け入れるしかないというのだろうか。

 それは、許されなかった。


 ──少なくとも、リューカには。


(このままじゃ、みんなが死ぬ……?人々も、仲間も、勇者様も──)


「ダメ……!そんなの、ダメですわよ!」


 気付いた時には、リューカはレオンの前に飛び出していた。

 チビニロたちの攻撃で、鎧も兜も剥ぎ取られ、インナーもあちこちが破れて肌が露出したその姿のまま、リューカはそこに仁王立ちする。


「リュー、カ……!?」


 レオンの声にリューカはそっと振り返ると、小さく微笑んだ。


「大丈夫ですわ。──みなさんは、わたくしが守りますから」


 そうして彼女は、別れの言葉を口にする。


「お慕いしていますわ。──レオン様」

「────リューカ……、お前──」

「────さよなら……」


 レオンの言葉が終わる前に、リューカは動いていた。

 彼女が己の内に抑えていた力を解放するとその体が輝きを放ち、光の中のシルエットがぐんぐんと巨大化していく。


『くたばりなあァァァァ!!』


 同じタイミングで、デルニロの口から白色の光線が発射されていた。もしも直撃したなら地上の人間たちを残らず焼き付くしていたであろうそれは、しかし突如として現れた障害物に阻まれる事となる。



『な、ニィ……!?』


 驚愕の声を上げるデルニロ。

 彼の眼前にいたのは、自身と同じような巨大な生物だった。


「リューカ、なのか……!?」


 レオンの声が震える。

 首元を焼き焦がされて尚、金色の瞳でデルニロを睨み付ける緑の竜が、そこにいた。

主人公がずっと寝たままですみません(汗

そろそろ起きると思うので……。

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