表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
始姐様と僕  作者: 橘莉湖
139/155

139、今日は何を食べようか?

冬です。

今日は何を食べようか?


2週間前に畑作りましたが、今日は雪の畑は行けません。………と思っていたら始姐がコートを着て外へ。

まぁ、始姐なら大丈夫でしょう。

多分。

定期的に白菜大根を「グロウ」の魔法で大きく早く育てて僕達の口に入るのを作ってもらってます。


ジェラルドは手伝わないのか?


僕は作るの専門ですから。

泥付きの野菜を冷たい水で泥を落とすのから始めます。冬は水が更に冷たく悴んでしまい、いつも手が真っ赤になっています。野菜洗いが終わったら始姐に暖かいお湯を魔法で出してもい(かじか)んだ手を温めてくれます。


魔法っていいなぁ~。便利だなぁ~。


あ、始姐が帰って来ました。

今日は大根を洗ってありました。

寒い中ありがとうございます。

手が真っ赤です。


「ひゃっ!」

始姐、冷たい手を頬に付けないで!

歳三、斎藤、丞、ニヤニヤ笑わない!


「明日は湖の氷を切りに行くよ」


飲み水様に氷を取っ手来ます。

長方形の氷を沢山切り出します。

魔法で作らないのか?

魔法も簡単ですが、始姐がいないと飲み水すら確保出来ないのは良くないと言う事で湖の氷を使う事になったのです。それからは、飲み水に困らなくなりました。


「飲み水の水は湖の氷から取ってんの?」

「「そうだよ」」

僕も始姐も「何今さら言ってんの?」と顔をする。

狼狽える歳三、斎藤、丞だった。


大根を輪切りにして隠し包丁を入れて出汁で煮込みます。

ついでに白菜とバラ肉をミルフィールの様に白菜の葉と葉の間に肉を入れて出汁で煮込む。


「今日は寒いので鍋料理です。ポン酢で食べて下さい」

テーブルの中央に白菜とバラ肉の鍋を置く。

「「「「おおっ~!」」」」

食事の始まりです。

トングで小鉢に白菜とバラ肉の挟んだ物を取りその上にポン酢をかけて暖かい内に食べる。


ちなみに大根は冷して出汁を吸ってくれるのを待ちます。


明日は大根料理ですね。

お出汁がきいた大根は本当に美味しいのです。

教えてくれたのは始姐ですよ。

こう言う料理があるんだって

作ったら「美味しい」って大根5本程食べていたよ。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ