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クボタさんの魔物図鑑 その501 グラス・ギフト

No.528 グラス・ギフト

魔草類ドクソウ科


大きさ 不明(〝とある理由〟により平均の数値など出した所で意味が無く、そのために不明とされているそうだ)

重さ 不明(上と似たような理由だ)


能力値(野生下での平均値)

『力』0

『魔力』不明(これもまた上と同じような理由である)

『機動力』0


討伐依頼受諾可能最低ランク

なし


・我が国の至る所に自生。

・何処にでもあるから何処ででも見た事があり、何なら街に行くまでの道にも生えていたような気がする。そして……プチ男がそれを食べていたような気もする。


さて、では今回もまたまた、毒を持つ魔物をご紹介していこうと思う。


一応、連続となってしまっている事は申し訳ないと思っている……でも、いつかは紹介するのだから今でも良いかなぁと……


いやすまない。言い訳はやめておこう。

だから……とりあえず聞くだけ聞いてもらえると嬉しい。


その魔物の名前はグラス・ギフトだ。

コレは魔草類のドクソウ科に属する魔物である。


……もうそれだけで分かるかもしれないが、コレも※1『マンドラゴラ・ギフト』、※2『ヴェジタ・ギフト』と同じで毒を持つ魔草類魔物であり、かつ動かないタイプの植物系魔物であるそうだ。


だからつまり、コレはどちらかと言えばヴェジタ・ギフトの方と近い種の植物であるというワケだな。


……まあ、そうなるとあまり話す事が無く、短い説明になってしまうかもしれないが……どうかそこはご了承頂きたい。


説明を続けよう。

まずこの魔物の自生地だが、我が国の何処にでも生えているそうなので敢えて言うならばその場所は『国全体』となるであろう。


それと、このグラス・ギフトという名もあるものの総称なんだそうで、それは『有毒化した食用植物でなかった植物』をまとめた名称なのだと言う。


つまり、コレは我々からして見れば雑草であったものが、有毒化した事により誕生した魔物であったのだ。


だからヴェジタ・ギフトとごっちゃになってしまった時は、あちらの方が『食えたけど食えなくなった植物』、コレの方は『元々食えなかった(?)植物』で思い出すと良いぞ。


まあ、そんなタイミングはほぼ無いのかもしれないが。食えもないし、元々雑草であった有毒植物などに注目する事などまず無いだろうからな……


また、上記したような理由によりこの魔物の姿形についての説明は控えさせてもらおう。


総称という事は、それはいっぱいあるワケで……しかもこちらはヴェジタ・ギフトとは比較にならない程数が多い……だからそう、そんなものの姿形などいちいち説明していては日が暮れてしまうのだ。


ただ、一つだけそれについて何か言っておくとするならば、コレも先程お伝えした他の有毒植物達と同じで虫食いの跡等が殆ど、もしくは全く無いのだそうだ。


だから口にする際はその辺りの事をしっかりとチェックして……いや、流石にコレを食う奴はいないか。


…………


やはり雑草なだけあって、もう言う事が無いな。

じゃあ終わりにするか。無駄に引き伸ばしても意味は無いのだし。


あ……

一つ言い忘れていた。


このグラス・ギフトという魔物にカテゴライズされるのは『有毒という以外に特に目立った特徴を持たない植物(雑草)』であるらしいぞ。


だから、それ以外に何か目立つ特徴のあるものは例え毒を保持していようとグラス・ギフトではないのである。


ちょっとややこしいような……そうでないような……何だかそんな説明となってしまった気がするが、せっかくだから(?)一応お伝えしておく事とする。




注釈


※1 マンドラゴラ・ギフト 『クボタさんの魔物図鑑 その499』にて紹介


※2 ヴェジタ・ギフト 『クボタさんの魔物図鑑 その500』にて紹介

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