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おかわりはいりまーす

更新が遅くなり申し訳(´;ω;`)ブワッ

「マスター、何やら新たな勢力がこちらへと向かっております」


 さて、現状を打破するにはどうしたものか……と考えていたら、アルからその様な報告が入った。

 新たな勢力。もしかして、どこぞかの国が参入したのか? それとも、異世界からの来訪者が増えたのだろうか?


「いえ、国の参入でも異世界から新しい者の転移でもありません。こちらに向かってきているのは〝幽霊船団〟です」


 あぁ! そいつらも居たか。あれ? でもどうして〝幽霊船団〟はこちらへと向かってきているんだ? 奴らが転移して来た場所は、此処からはかなり距離が有ったと思うんだけど。


「強力な魔力に惹かれている様です」

「……ボク達のじゃない」

「私達の魔力は隠蔽が出来ているものね。そうなると、有翼人達と海上国家が接近してしまった事が原因かしら」


 海上国家の本拠地は古代遺産だからなぁ。ソレが動くだけでもかなりの魔力を放出するからね……何せリューの船や機体もかなりの魔力を垂れ流していたし。

 あ、ちなみにリューの船と機体については既に改良済みだったりする。何せ、動かすだけで魔力の無駄が出ていたって事だからね。そんな勿体ない状況なんて放置する事は出来ないから。


「それにしても、本当に面倒な状況に陥ったなぁ。何せ此処には〝俺達〟に〝各国の軍隊〟と〝有翼人達〟を狙う〝海上国家〟に加えて〝幽霊船団〟だからなぁ」

「入り乱れすぎだよ。三つ巴どころじゃないよね」

「ほんと、どういった行動を取れば良いのか分からなさすぎじゃん」


 状況を整理するとなぁ。整理するどころか、余計にごちゃついてしまうという。

 いやこれ、戦力の出し惜しみというか、隠すというか。形振り構わず行動を行えば楽な話ではあるんだけどね。ただ、事が終わった後に起こるだろう畠山さんとその周囲に鈴木さんのストレスを考えるとさ……下手な真似は出来ないわけで。

 だが、しかしこのままだとなぁ。機を待つと言えば聞こえは良いが、実際には何も出来ずに手を拱いているとも言える状況になってしまう。


 開き直っちゃう? もう、皆のストレス等はポーションでどうにかしちゃう方針で。

 あぁでも、此処で大暴れをしたら各国の軍にも被害が出かねないんだよなぁ……本当に邪魔過ぎる。


「撃ち落としてしまっても良いのでは? 全て海上国家と幽霊船団が原因と言い張ればいいかと」

「いやいや、それは無理があるから」


 上手く殺さずに排除が出来たとしてもだ。人の目や記録データを誤魔化せても、一定以上は疑われるだろうしね。

 んー……これは手段を選んでいると詰みの状態なのでは?


「問題を整理すると、各国の目が邪魔なんだよね。そして、海上国家の能力が分からないのと、更に其処へ幽霊船団が乱入しようとして来ているって事でオッケーかな?」

「そうなるわね。これらのどれかが1つでも解決すると話は楽なのだけども……」


 細かく言ったらまだ有るんだろうけど、メインと言える問題はエリカさんが挙げた内容だね。そしてまた、桔梗さんが言うように1つでも問題が解決してしまえばなぁ……本当に楽なのに。

 軍の目がなければ、ある程度は暴れられる。海上国家の古代遺産が持つ機能が分かれば、警戒をする必要が無くなる。幽霊船団さえ此方へ向かってきていなければ、時間の余裕が生まれる。


 本当、幽霊船団さえ此方に向かって来てさえ居なければ、まだ楽な話だったと言うのに。


「んー……誰かに幽霊船団の足止めをして貰うとか?」

「今、島には動かせる人が居ないわよ? 他の依頼にあたっていたり、島の防衛の為に残って貰ったりしているもの」

「そうなんだよなぁ。実際さ、私達が現状は島の予備兵力みたいなものじゃんか。ソレを動かしている時点でお察しってやつ?」


 そうなんだよね。だから幽霊船団に向かわせるだけの余力が無いんだよね。本当に頭が痛くなる話だよ。


「……ん! 暴れる相手を〝有翼人達〟にすれば良い」

「待ってください。救助対象に対して暴れるのは如何なものかと」


 あー……そうか。そういう事か。

 アルよ。暴れると雪さんは言ったが、実際には攻撃をするという訳じゃなくて〝自重〟をしないって話だよ。

 確かに力の出し方を変えれば事はスマートに進む話かぁ。ダメだなぁ、どうも〝パワー〟で解決しようって考えになってたよ。うーむ、何処かで誰かの脳筋が伝染ったか?

 有翼人達という〝獣人〟を救助するって事で、もしかしたら〝獣人〟というワードに引っ張られたのかもしれない。もっと柔軟に思考をしていかないとだな。

ブックマークや評価等ありがとうございます((。´・ω・)。´_ _))ペコリン


寒暖差の旧変化と大量すぎる花粉は消えてしまえばいいと思う。

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