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新装備の鑑定はこちら

 爆雷・魔導砲・ヒーローの活躍で、ホバーシップの初航行は大成功した。……誰かさんは少々黒歴史を新たに作り出している気がしなくもないけどね。


 さて、そんな黒歴史の事はいったん置いておくとして。ここで、今回活躍した魔導具達の鑑定結果を見ていようと思う。


――――――――――――――――――

 爆雷(最高品質)


 特徴:爆発・衝撃貫通


 手榴弾の性能を改良し大型化した物。空中から地上・海上及び水中への爆撃に使える。

 これ、水竜の鱗ぐらいは吹き飛ばせると思うわよ? 下手に使うと素材がボロボロになるのではないかしら(´・ω・`)? だから、使うのならダンジョン産のモンスター相手だけにしておきなさいな。

――――――――――――――――――


 とまぁ、爆雷に関してはこんな感じ。そして、ふむふむなるほど……と思うコメントだ。

 流石システムさんと言うべきだろうか。爆雷の問題点が良く分かっていらっしゃるようで。そうなんだよね。爆雷を使った結果はとっても勿体ないなんて事になりかねない。そしてまた、ダンジョン産のモンスター相手だけとは書いてあるが、そのダンジョン産相手にもあまり使わない方が良いだろう。

 というのも、下手に爆雷をばら撒いたら折角ドロップしたアイテムを吹き飛ばしかねない。


 初フライトでは〝テスト〟という名目があったから気にせず使ったが、本来なら多用しない方が良いアイテムであるのは間違いなく、使うとしても1発落とすかどうかにしておいた方が良いだろう。



 次に。



――――――――――――――――――

 魔導砲(最高品質)


 特徴:無属性・貫通


 魔導レンズを用いた球体型の魔法砲台。その威力はレンズのサイズによって変わるが、マジックランスを恐ろしいほど強化したモノと考えて良い。

 大型にもなると、ランスというよりも極太レーザーといったほうが良いかも知れないわね。因みに、光を使っている訳では無いから、水中でも減衰無しで撃ちまくれるわ。

 レンズの形は凹型になっていて、凹んでいる場所に魔力が溜まる形になっているわ。


 レンズのサイズについて。

 小型:1秒に2発撃つ事が可能。レンズの大きさは10センチほど。通称・連射砲。

 中型:1発撃つのに3秒のチャージタイムが必要。レンズの大きさは約50センチ。通称・副砲。

 大型:1発撃つのに5秒のチャージタイムが必要。レンズの大きさは1メートル。通称・主砲。

――――――――――――――――――


 ホバーシップの通常兵器はこの魔導砲になる。

 それぞれ搭載している数なんだけど、主砲が前に2基で後部にも2機の合計4基。ただ、ホバーシップという形を取っているため船よりも高度が下にいるモンスター対策として船の底にも仕込んでいる。そして、底の部分に仕込んでいる砲台は基本的に格納されている。

 なので砲台の位置としては、前方上部に1基・前方下部に1基。後方上部に1基・後方下部に1基といった感じだろうか。


 次に副砲。

 これは主砲と違い船の側面に格納してある。そしてまた、これも前後左右に1基ずつ分けていて、合計で4基搭載している。


 そして連射砲。

 これは側面の対空砲という役割も兼ねているため、左右各10基ずつ搭載してある。なので合計としては20基になるだろうか。

 本当なら秒間発射数をもっと増やしたいんだけど、今使っている素材や魔導炉では現状のレートでないと厳しい。だからその分、数をそこそこ用意したって感じかな。……別に音速超えの戦闘機を相手にするわけじゃないしね。


――――――――――――――――――

 ヒーローウィング(最高品質)


 特徴:浮遊・風


 ヒーロースーツ専用の換装型フライトユニット。

 浮遊物質で出来たウィングと風の魔導具を使い自由自在に飛行が可能。ただし、ヒーロースーツ専用だから他の強化外骨格では使用不可能な代物ね。

 本気で飛べば音速を超えるだけの性能を有しているわ。……その速さで飛ぶ必要は現状だと無いのだけども。そしてまた、その音速超えのやり方はヒーロー君にはまだ教えていないみたいね。


 専用のアイテムボックスが搭載されており、その中には片刃の大剣が格納されている。……この武器に関しては別途鑑定参照。正直、阿呆な性能としか言いようがないわ。

――――――――――――――――――


 ヒーローウィングと合わせて次の鑑定。


――――――――――――――――――

 ヒーローセイバー(最高品質)


 特徴:火・斬撃


 ヒヒイロカネで出来た片刃の大剣。刀身がその名の通り日の緋色で輝いている。

 属性が火というだけあって、魔力を通すと刀身が火を纏う能力を有している。そしてまた、その火は斬撃と共に飛ばす事が可能。……そう言えばヒーローくんが「炎月殺法!」なんて叫びながら火の斬撃を飛ばしていたわね。黒歴史を生み出しすぎではないかしら?


 因みに、必殺技を作者である景とブラスミ氏が仕込んでいるのだけど、その使い方はまだヒーローくんには教えていない模様。

――――――――――――――――――


 とまぁ……中々に馬鹿げた性能を持っているウィングとセイバー。

 ただし、現状は最高の性能を引き出すための方法は封印している。別に必要が無いし、開放の為にはちょっとした手順が必要だったりする。


「船にある承認システムを使わないと使えないからなぁ」

「アレはそう簡単に開放して良い威力じゃないしね」


 ブラスミさんと顔を合わせて頷きあう。何せこれはお約束というヤツだから。


「別に最初から開放していても良いのでは?」


 なんて声がチラホラ聞こえはするけど、ヒーローと言えばやはり司令官からの許可から必殺技を出す! ってのが大切だと思うんだ。

 何せ強すぎる力を常時もたせるのは勘違いを引き起こしかねない。なので、覚悟やら何やらが必要になってくる訳なんだけど……それを一人に預けて良いのか? って話。

 うん、昔のアニメはよく考えられていると思うよ。ただカッコいいってだけじゃない。


 ま、ぶっちゃけてしまえば、ヒーロー君が暴走しないようにって事だね。強い力を振るいたければ……分かるよね? ってやつだ。




 ともあれ、今回のテストで使った各種装備はこんな感じだろうか。

 我ながら、中々いい仕上がりになっているのでは? と思うんだけども、やはりレンズ周りは少し気になるかなぁ……素材と炉の改良が出来たら良いんだけど、現状だと難しいのが少しもどかしいかな。

ブックマークや評価等ありがとうございます((。´・ω・)。´_ _))ペコリン

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― 新着の感想 ―
[一言] 承認!って叫んだあと、ガラスカバーごと叩き割りつつボタン押すんですね!ですよね!
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