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ファンダム①

誤字脱字など読みにくいこともあると思いますが、よろしくお願いします。

誤字報告とても助かっています。ありがとうございます。

私達は3日ほどかけてファンダムの街に到着した。


最近では馬車の旅にも野営にもかなり慣れてきた。


まあ、ウチの馬車は、長旅用にかなり居心地よく乗れるように改造してあるらしいし。


野営も父の魔法袋やガブリエルのアイテムボックスに色々入れてあるので普通の人の旅よりは格段に快適になっているのだが。


ファンダムの街は今までの街からするとかなりイメージが違っており、今までが中世ヨーロッパ系の街並みだとすると、ファンダムは中東系の街並みだ。


ダンジョンの周りに街が出来ていったので、街の中心部にはダンジョンがあり、そこから放射状に街並みが広がっている。


ダンジョンのすぐ近くには冒険者ギルドがあり、ギルドの職員がダンジョンの入り口を交代で見張っていて、ダンジョンに入るには冒険者ギルドでの受付が必要らしい。


行方不明者を管理する為らしい。


ロイド商会のファンダム支部は冒険者ギルドからほど近い大通りに面した所にあった。


「ロイド会長、今年もお疲れ様です」


ファンダムの支店長さんが出迎えてくれた。


ドリスの支店長さんも体格が良かったが、こちらの支店長さんはさらにがっしり筋肉がついてて背が高い。


顔もまあまあのコワモテなので商会の支店長より冒険者と言った方が似合う。


「デカくてびっくりしたかな。私は昔、この街で冒険者としてダンジョンに潜っていたんだけど、足を怪我してね。そこをロイド会長に拾ってもらったんだ」


なるほど元冒険者なら納得だ。


「父は人を見る目があるので、この仕事に向いてたのではないですか?」


私がそう言うと、


「賢いお嬢さんだ。そう言っていただけると嬉しいです」


と支店長は見かけと違った穏やかな様子で言った。


「この街は厄介な冒険者も客としてくるので、この見た目が役に立っているんですよ」


なるほど、確かに並の冒険者なら騒ぎを起こそうとは思わないだろう。


「さっそく仕事に取り掛かろう」


父とジェイコブさんは支店長と帳簿チェックを始めた。


「ソフィア様、街を見に行きますか?」


「そうだね、そうしよう」


私とガブリエルは街を見に行くことにした。


「へえ〜、今までの街と全然違う雰囲気だね」


建物も全体的に簡素な作りで、街行く人も冒険者風の男性が多い。


「ダンジョンの宝箱から出た物とかを売っている店を見に行きたいな」


「それならダンジョン近くの買取販売の店を見てみましょう」


私達はダンジョンの近くの店まで移動した。









読んでいただきましてありがとうございました。

感想のお返事返せないことが多いですが、必ず読んでます。

引き続き次回もお読みいただけると嬉しいです。

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