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破壊の御子  作者: 無銘工房
胎動の章
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第8話 たてがみ

 蒼馬は、どこからか太鼓の音が聞こえてきたような気がした。

 耳を澄ませると、それは間違いなくゾアンの太鼓の音である。蒼馬たちが制圧してからボルニスの街では、ゾアンが伝達に使う太鼓の音が頻繁に聞かれるようになっていた。そのため、これがただの太鼓の音ならば蒼馬もさほど気にも留めなかっただろう。

 ところが、遠くから鳴り響いてくるその太鼓の音は、いつも聞いている伝達の太鼓の音とは違うような気がした。

 そこへ、たまたま席をはずしていたシェムルが駆け込んで来る。

「ソーマ! 太鼓の音は聞こえているか?」

「うん。何か緊急事態?」

 これは緊急の伝達でもあったのかと緊張する蒼馬に、シェムルは首を横に振る。

「いや、違う。あれは伝達の太鼓ではない。――あれは、〈たてがみの氏族〉の(いさお)を謳う楽曲だ」

「それじゃあ……」

 シェムルは固い口調で、はっきりと告げた。

「ああ。ようやく、〈たてがみの氏族〉の族長メヌイン・グジャタラ・バララクが来たんだ」


             ◆◇◆◇◆


 蒼馬がシェムルをともなってボルニスの街の門へ行くと、すでにそこにはガラムとズーグの両雄に加え、バララクの息子であるメヌイン・バララク・バヌカなどのゾアンの主だった顔ぶれが集まっていた。

「ったく、バララクめ。遅参したくせに御大層な行列を作ってやってくるとは、氏族の威武を示すどころか、恥を(さら)しているようなものだ」

 そうズーグが辛辣(しんらつ)な口調で批評するのを聞いたバヌカは、恥じ入るように肩身を縮こまらせた。

 それに気づいたガラムは、胴鎧の上からズーグの厚い胸板に軽く裏拳を当てる。それにようやくバヌカの様子に気づいたズーグは、気まずそうに頬を指でポリポリと掻いた。

 そのとき、周囲に集まっていた人々から、大きなどよめきが上がる。

 開かれた街門に目を転じると、今まさに勇壮な楽曲を奏でながら行進をするゾアンの一団が入って来たところだった。

 まず、先頭に立つのは、極彩色に染めた鳥の羽根や毛皮で飾り立てた胴鎧を身に着け、露出している顔や手足には色土でペイントを施した屈強な体躯(たいく)の戦士だ。その戦士が、音楽に合わせて身体を小刻みに動かし、鎧につけられた羽根を震わせる様は、まるでリオのカーニバルのダンサーを思わせた。そして、その後ろには、〈たてがみの氏族〉の(いさお)を謳う楽曲を太鼓で叩く楽隊と、さらにその後ろに四列に並んだ戦士団が足並みを揃えて続いて来る。

 いずれの戦士も、その胴鎧の襟元には〈たてがみの氏族〉を象徴する、たてがみを模した(えり)飾りをつけていた。

「見ろ。バララクとシュヌパ様だ」

 隣に立つシェムルにうながされて蒼馬が行列の中程に目をやると、そこには戦士たちに担がれた二挺(にてい)輿(こし)が見えた。

 後ろの輿に乗っている、白い貫頭衣の上着に白い横布を腰に巻き、口許を覆う布がついた頭巾を頭にかぶった女性らしいゾアンには、何となく見覚えがある。〈目の氏族〉の巫女頭の妹であるウァイ・ザヌカ・シュヌパだ。

 すると、前の輿に乗っている一際目立つ襟飾りをつけた茶毛に黒い(まだら)模様のゾアンが〈たてがみの氏族〉の族長であるバララクなのだろう。

 そうして初めてバララクの姿を目にした蒼馬だったが、ふと違和感を覚えた。

 蒼馬が知っているゾアンの族長と言えば、ガラムとズーグのふたりだ。このふたりは、いずれも屈強な体躯を誇る優れた戦士である。戦いとは無縁の日本人であった蒼馬ですら、ふたりの戦士としての凄さのようなものをヒシヒシと感じさえする。

 ところが、ふたりと同じ族長であるバララクからは、そうしたものが感じられなかった。むしろ、周囲にいる護衛の戦士たちの方が強そうに見える。

 そのことをシェムルに言うと、彼女は苦笑を浮かべた。

「それは仕方がない。私たち〈牙の氏族〉や〈爪の氏族〉は戦いを尊ぶため、優れた戦士の中から族長は選ばれる。だが、〈たてがみの氏族〉は有力な血族の中から、話し合いで族長が決められるそうだ」

 そのシェムルの答えを肯定するように、近くにいたバヌカが小さく頷いて見せた。

 同じゾアンと言っても氏族によってだいぶ違うのだ、と蒼馬が感心していると、どどんっとひと際大きな太鼓の音が打ち鳴らされる。

 見ると、〈たてがみの氏族〉の戦士たちのパレードが足を止め、バララクとシュヌパの乗った輿が地面に下ろされるところであった。

 ふたりを出迎えに、自分らの氏族の戦士たちを後ろに率いて並ぶガラムとズーグの前にバララクが立つと、やはり頭ひとつ分は背丈が低いのがわかる。本人もそれを気にしているのか、やけに胸を張って身体を大きく見せようとしているようだった。

「〈牙の氏族〉が族長、《猛き牙》ファグル・ガルグズ・ガラム殿。〈爪の氏族〉が族長、《怒れる爪》クラガ・ビガナ・ズーグ殿。わざわざのお出迎え、痛み入る」

 到底痛み入っているようには見えない尊大な態度でバララクは言った。だが、ガラムは気にするどころか、むしろ悠然とした態度で歓迎を表す。

「ようこそ参られた。〈たてがみの氏族〉が族長、メヌイン・グジャタラ・バララク殿。そして、〈目の氏族〉が巫女、ウァイ・ザヌカ・シュヌパ様」

 続いてズーグが歓迎の言葉を述べるはずなのだが、それがいつまで経っても聴こえてこない。それに眉をしかめてガラムが脇を見ると、そこではズーグが空っとぼけて横を向いていた。やむなくガラムは、その脇腹に肘鉄を入れてやると、わざとらしく今になって気づいた素振りをしてからズーグは、バララクに向けて軽く右手を上げて、こう言った。

「よお! 遅かったな」

 バララクの頬が、ひくっと引きつった。

 それからズーグは、やけに神妙な面持ちを作り、シュヌパの脇に立つと、その手を取る。

「遠路はるばる御足労でした、〈目の氏族〉が巫女、ウァイ・ザヌカ・シュヌパ様。――ささ、俺の手にお掴まりください」

 自分を出しにしてバララクを挑発するズーグに苦笑しながらも、なれない輿から下りたばかりで足元がおぼつかないシュヌパはズーグの手に掴まり、お礼の言葉を述べる。

「ありがとうございます、〈爪の氏族〉が族長、《怒れる爪》クラガ・ビガナ・ズーグ様。それと、〈牙の氏族〉が族長、《猛き牙》ファグル・ガルグズ・ガラム様。おふたりともご健勝で何よりです」

 それに、ズーグの大人げない対応に苦虫を噛み潰していたガラムも、頭を小さく下げて応えた。

 御子とは言え族長同士が挨拶する場に立つ資格がないシェムルは、そうしたやり取りを蒼馬とともに少し下がった場所で眺めていたのだが、歯ぎしりをしてズーグを睨みつけていたバララクと、ふと目が合う。

 すると、バララクは顔を満面の笑みに一変させると、足音も高くシェムルに歩み寄った。

「これは、偉大なる獣の神が御子であらせられます《気高き牙》ファグル・ガルグズ・シェムル様。我が息子バヌカと親しくしていただいておるそうで。息子に成り代わり、感謝いたします!」

 まるで舞台俳優のような大げさな身振り手振りを交えて言うバララクの様は、シェムルに話しかけるというより話の内容を周囲に知らしめようとしているようだった。

「御子様と息子は歳も近く、話も合うでしょう。近いうちに個人的な酒宴を開くので、是非ともお招きしたい。そこで、息子に教えのひとつでも説いてくだされば、これに勝る喜びはございません」

 その露骨に息子をシェムルに売り込む言葉に、当のバヌカの方が羞恥に身もだえしてしまう。

 しかし、シェムルはピシャリと断った。

「ご厚意はありがたいが、今や私は『臍下(さいか)(きみ)』をいただく身だ。軽々とその(そば)を離れるわけにはいかない」

 ようは、「臍下の君」である蒼馬を軽んじて自分だけを宴に招いても行く気はないぞ、ということだ。シェムルの手厳しい返しに、バララクは鼻白んだが、すぐに笑みを浮かべて取り繕う。

「そうでしたな。――で、その『臍下の君』とは、いずれに?」

 そう言われた途端、シェムルは鼻息も荒くして蒼馬を紹介する。

「これが、我が『臍下の君』であるキサキ・ソーマだ!」

 シェムルに肩を掴まれてバララクの前に押し出された蒼馬は、やや気おくれしながら自己紹介をする。

「え~と……。はじめまして、木崎蒼馬です」

 バララクは、唖然とした。

 すでに息子のバヌカより、蒼馬を「頼りない外見をした人間の子供」とは聞いてはいた。だが、それでもガラムとズーグと言う平原を代表する戦士を従え、偉大なる獣の神の御子であるシェムルに「臍下の君」と認められたほどの者だ。未熟なバヌカには見抜けないが、どこか凄みのようなものを感じさせる男と思っていた。ところが、実際に目にすれば、バヌカの言葉通りか、それをさらに下回るような軟弱なガキである。

 驚きが過ぎるとバララクの胸の中には、侮蔑(ぶべつ)の念が湧き上がる。

「俺が〈たてがみの氏族〉が族長、メヌイン・グジャタラ・バララクだ! おまえがキサキ・ソーマか」

 バララクは、蒼馬を小馬鹿にしたように鼻を鳴らす。途端に隣にいたシェムルから見えない怒気があふれるが、それに気づかぬバララクは尊大な態度で言った。

「なかなか悪知恵の働く人間だと聞いている。俺たち誇り高きゾアンのために働くとは、人間にしてはなかなか殊勝な奴だ。今後も骨身を惜しまず働くがいい」

 それだけ言うと、もはや蒼馬には興味がないとでも言うように、蒼馬に背を向けてしまった。

「《猛き牙》よ。俺も戦士らも長旅で疲れている。協議の前に休みたいのだが」

「ああ。すでに領主官邸の庭に、バヌカがテントを張っている。そこを使ってくれ」

 ガラムの言葉を受け、近くに控えていたバヌカが歩み出る。

「ご案内いたします、族長。――ただ、テントに限りがございますので、大半の戦士は街の外で待機してもらうことになります」

「致し方あるまい。しかし――」

 バララクは、鼻をひくつかせた。

「――何とも(くそ)臭いところだ。これなら俺も街の外の方がいいかも知れんな」

 そう言い捨てたバララクが立ち去ると、シェムルは毛を逆立てて憤慨した。

「何なのだ、あいつはっ!」

 自分の「臍下の君」である蒼馬を軽視されたばかりか、何かにつけて(かん)(さわ)るバララクの言動に、シェムルは憤懣(ふんまん)やるかたないと言った様子である。それを蒼馬が「どうどう」となだめると、シェムルに「牛扱いするな!」と怒られてしまった。

 そんなふたりの漫才を横目にしながらズーグは言う。

「まあ、当然と言えば、当然だな」

 それを聞いたシェムルが食って掛かる。

「《怒れる爪》よ! それはソーマに対する侮辱かっ?!」

「怒るな、《気高き牙》よ。俺が〈爪の氏族〉の守りを預けているのを忘れたか?」

 ズーグの言葉にシェムルも、ぐうっと言葉に詰まる。

「だが、俺とてこうして間近でソーマ殿の力を見ていなければ、バララクと同じことを言っただろうよ」

 それでも納得していそうもないシェムルに、ズーグは肘でガラムの肩をつついて「おまえも言え」と(うなが)した。

「《気高き牙》よ。《怒れる爪》が言うのも、もっともだ」

 その途端、自分を睨んで来たシェムルに、ガラムは穏やかな口調で続けた。

「冷静に考えてみろ。我らゾアンは種族が滅ぶかどうかの瀬戸際だったのが、どこからともなくひょっこりと現れた人間の子供が味方をした途端、三〇年にわたる悲願である父祖の土地の奪還をなし得たばかりか、こうして人間の街まで落としたのだ。こんな話を他人から聞けば、俺とて笑い飛ばすぞ」

 しかし、それでもシェムルは納得がいかないのか、ふくれっ面を作る。それにガラムは、大きなため息をひとつつくと、こう言った。

「それだけソーマのなしたことが、常人には計り知れん偉業と言うことだ」

「うむ。それなら仕方ない」

 シェムルは、ころりと機嫌を直す。

 それに、こんな単純な奴が獣の神の御子で良いのか、と本気で心配になるガラムであった。

 しかし、今は妹の心配より目の前に迫った族長協議の方を優先させねばならないガラムは、シュヌパに一礼をすると相談を持ちかける。

「シュヌパ様。族長協議の前に、少しお時間をいただきたい」

「よろしゅうございますが、何か御用でございますか?」

 シュヌパの問いにガラムは視線を蒼馬に向けた。

「これからソーマをどうするか、シュヌパ様に相談に乗って欲しいのです」


             ◆◇◆◇◆


 案内されたテントに入ったバララクは、足を投げ出すようにしてクッションの上に腰を下ろした。

「やれやれ。長旅で疲れたわ」

 すぐさまバヌカは熱い茶を淹れて、バララクに差し出す。

「族長。どうぞ、ご一服ください」

 バララクは受け取った熱い茶を一口すすり、ほっと息をついた。

「ご苦労だったな、バヌカよ。俺の代理をよくぞ勤め上げた」

「いえ。私は大したことはやっておりませぬ」

 族長のお褒めの言葉にバヌカが恐縮して見せると、バララクは手振りで護衛の戦士たちに席を外させる。

「そう固くなるな、バヌカよ。親子水入らずで話そうではないか」

 テントの中にいるのが、自分とバヌカのふたりだけになると、バララクは相好(そうごう)を崩した。

「おまえの活躍は、話に聞いているぞ。さすが我が息子だ。人間どもとの戦いにおいては、戦士たちを率いて重要な役割を果たしたそうだな」

「いえ。私たちは、ただ(しば)を腰につけて走っただけです。敵と刃を交えたのは、主に〈牙の氏族〉と〈爪の氏族〉の戦士たちでした」

 バヌカは、ただ事実を述べたつもりだったのだが、バララクはそれを謙遜と取った。

「ふはははは! 謙遜もし過ぎれば嫌味だぞ。実際に刃を振るうのにも劣らぬ重要な役割だったと言うではないか」

 ガラムやズーグも、今のバララクのようなことを言ってくれた。

 しかし、ふたりに言われたときには誇りを救われたと感じたというのに、同じ言葉が出たのが援軍を出し渋った族長の口からと思うと、ただただ恥ずかしいだけだった。

「牛を仕留める傷は、小さければ小さいほど良い」

 バララクが口にしたのは、費やす労力は小さい方が良いと言う意味のゾアンの格言だ。

「おまえもだんだんわかってきたようだな、バヌカよ」

 以前は他の氏族の者たちに父親のことを日和見や優柔不断とそしられても、「目の前の小事ばかりに目を奪われ、大局を見ようともせぬ猪ばかりよ」と、うそぶく父親の言葉を信じて気にも留めていなかった。ところが、今ではそれも揺らいでいた。

 父親が軟弱な人間の小僧と見下したソーマでさえ、ホルメアの戦いにおいてはあのジャハーンギルを従え、先陣を切ったと聞いている。だからこそ、あの戦いを共にした多くのゾアンの戦士たちは、戦士ではなくとも――いや、戦士ではない軟弱な人間の少年だからこそ、その勇敢な行動に一目も二目もおいているのだ。

 だが、それに比べて父親のバララクは、口では大きなことを言っているが、実際には何もしていない。

 そのせいで、他の氏族からは〈たてがみの氏族〉は戦わなかったと陰でそしられていると言う噂も聞く。

 それに、〈たてがみの氏族〉の戦士たちは、自分らもホルメア国という人間の大軍を相手に戦ったのにと、悔しさをにじませる者も多い。

 しかし、それでも彼らは、じっと耐えるしかなかった。もし反論したとしても、次の一言を言われるのが落ちだからだ。

「では、〈たてがみの氏族〉の族長は、あの戦いの時にどこにいたのだ?」と。

 こう言われてしまえば、〈たてがみの氏族〉の戦士たちは何も言えなくなる。

 族長とは氏族の代表なのだ。その代表が戦場にも姿を見せず、援軍すら渋っていたのでは、そう言われても仕方がない。〈牙の氏族〉の族長ガラムと〈爪の氏族〉の族長ズーグの両雄が、ゾアンの戦士たちの先陣を切り、華々しい武勲を上げているのだから、なおさらである。

 そうした戦士たちのやり場のない不満が大きくなっているのを人の機微(きび)にうといバヌカですら感じ取っていた。

「族長。この度の戦いで奮戦した戦士らに、一言いただきたいのですが」

 不満を抱く戦士らに、族長自ら(ねぎら)いの一言をいただこうと考えたバヌカだったが、それをバララクは軽くあしらってしまう。

「あ? ああ。――今は、族長協議に備えて集中したいので、またにしよう」

 とっさに、「せめて、一言だけでも」と食い下がろうとしかけたバヌカであったが、いくら実の父親であってもバララクは族長である。若輩者の自分が族長の決定に異を唱えることは許されない。

「では、後ほど必ず……」

「ああ、分かった。分かった」

 それでも念を押したバヌカであったが、すでにバララクの意識はこれから開かれる族長協議へと向いてしまい、まともに取り合おうとすらしてくれなかった。

 協議を前に、ひとりで考え事をまとめたいと言うバララクを残して外に出たバヌカは、ため息をひとつ洩らす。

「……迷うな、バヌカ。父上も、ちゃんと考えていてくださるに決まっている」

 しかし、そう呟いたバヌカの声には、隠し切れない(うれ)いが込められていた。


 自らの氏族の領域を少しでも拡大を図るため、難癖をつけて族長協議の主導権を握ろうとするバララク。

 その卑劣なやり方に激しく反発するズーグ。

 そして、ガラムは平原の未来のために、ある提案を出す。


次話「族王」

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