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プロローグ
ダンテ。
あなたは今日から、ダンテよ。
良い名前じゃない?
さあ。ダンテ、私に手を貸しなさい。
初めて出会った時。
勝手にそう決めて、彼女は笑った。
ねえ。ダンテ。
私、あなたに祈るわ。
あなたが、あなたの大嫌いな、私たちの神様を、どうか救ってくださいますように。
その時まで、あなたがどうか正気でいられますように、って。
ずっと。
祈っていてあげる。
最期に別れる時。
勝手にそう祈って、彼女は死んだ。
破戒の聖女と神殺しの魔王 了
これにて一旦完結です。
お読みいただいた皆様、まことにありがとうございました。
活動報告であとがき的な何かを書こうと思います。
面白かったら、評価をお願いします。
たくさんのご評価がいただければ、続きを書きます。




