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スタンピード・魔物の暴走

「何これ!魔物の数が酷い!」

 私は目の前に押し寄せる魔物のその数に呆れていた。小さいの、大きいの、飛ぶものもいる。端から騎士団が屠っていくが、捌き切れない。私たちも次々に魔物を倒す。

「随分大きなのも混ざっているな」

 オスカーの前には銀色の鬣の一角獣が倒れていた。

 あの角、高く売れるんだよね……

 私の視線に気づいたオスカーが苦笑した。

「全部終わったらお前にやるから」

「やった!ありがと!」

 言いながら魔猿を一匹仕留めた。

「えええ、デカい亀裂……面倒くさい……」

 マルクもぶつぶつ言う割には次から次へと鳥型の魔物を射殺している。

「これは手古摺りそうだねぇ」

 班長が人の胴体ほどの太さの蛇の頭を落としながら呟いていた。


 西駐屯地の騎士団全員と修復師も一班、二班合同で駆り出されていた。それほどの規模の亀裂なのである。目の前に広がる森から魔物たちが湧いてくる。騎士団が魔物を里に流さないように広く展開して森を包囲しているが、抜けてくる魔物も多い。飛ぶ魔物もいるし、炎を吐きながら駆けてくるものもいる。近隣の村や集落にはすべてシェルターへの避難命令が出されていた。


「こういうのって所謂スタンピードって奴ですか?」

 私は班長に尋ねた。

「そうだねぇ。スタンピードだねぇ。まずいねぇ」

 私たちは騎士団後方に位置し、呼ばれたら修復に出る手筈なのだが、魔物が収まらないのである。

「先に穴を塞がないとキリが無いパターンかなぁ」

 フェリクスが呟きながら眉を顰める。

「えええ、魔物の中を進まないといけないの……」

 マルクの腰が引けた。


 騎士団の特務隊アンゼルム隊長と十数名の隊員がやって来た。一番腕の立つ騎士達だ。ブルーノとランベルトの姿も見えた。これは突入決定かな。彼らは恐らく私たちのガードだろう。

うちのフェリクス班長と二班のヤーコブ班長、アンゼルム特務隊長が話し合っている。フェリクス班長がこちらへやって来た。


「うちが先行ですか」

 オスカーの問いにフェリクスが頷く。

「うちの方が成功率が高いだろうってね」

「特別手当つきます?」

「リリーちゃん、しっかりしてるねぇ。付くよ」

「やった」

「うへぇ、それどころじゃないだろ……」

 マルクがますます逃げ腰である。


 私たち一班と回復術師ロフスの周りを騎士団が囲んだ。囲むと言ってもそれなりの距離を取る。私たちも剣を抜く。マルクもしぶしぶ弓を用意する。


「一気に行くぞ」

 アンゼルム隊長の声で私たちは森に入った。そこここで魔物の気配がする。

 先行する騎士たちが次々に魔物を屠っていく。抜けてくる魔物は前衛のオスカーが仕留める。飛んでくる魔物は後衛のマルクが撃ち落とす。中陣右を私が、左を左利きのフェリクス班長が務める。森の木々が邪魔だが、オスカーと私の剣は空間を斬るため、勢い木も一緒に切り倒してしまう。木の倒れる地響き、魔物の断末魔の叫び声と魔物の内臓の匂いが辺りに立ち込める。


 亀裂が近い気配がする。濃密な魔物の気配が漂う。

「ぐわぁぁぁっ」

「ギード!」

 前方で騎士の一人が魔物にやられたようだ。進んでいくと、蹲る騎士がいた。酷い怪我だがまだ命はある。マルクの後方にいた回復術師ロフスが騎士に手をかざした。私は術布を出して、二人をふわりと覆った。そして端を木と地面に軽く縫い留める。簡易天幕である。

「呼吸は出来る筈です。魔物の攻撃は通しませんが、隙間からの侵入に気を付けて」

「ありがたいっす。回復終われば合流するっす」とロフスが言った。

 私がその結界天幕から出ると、ランベルトがいた。

「俺が付こう。回復後はお前たちの所まで連れて行く」

 私は頷くとランベルトを結界天幕の中に入れる。

「出る時はここから出てください」

 術布に剣でスリットを作った。


 これも術布を用いた空間魔術の応用である。オスカーに言われて気づいた使い方だ。簡易結界となり、外からの攻撃に耐えられる。なかなか便利である。


「リリーちゃん一人いると色々助かるねぇ」

 班長の呑気な声で、酷い怪我を見て緊張していた私は少し平常心に戻れた。


 隊列を戻し、進むとそこに亀裂があった。


「何これ」


 私たちは亀裂を見上げて一瞬、唖然としてしまった。


 巨大にバッテンの形に切り裂かれたかのような空間。


 そこから隙間を押し広げて魔物が次々に溢れてくる。本当に途切れなく。湧き出す泉のように止めどなく。


 面積があるので大型の魔物も楽々通って来る。

 皆、気を取られたのはほんの一瞬で、すぐ湧き出してくる魔物たちを倒しにかかる。だが、キリが無い。


 こんなの魔物を何とかしながら修復なんて無理じゃない?


「オスカー、どうしよう」

 オスカーは魔物を切り捨てながら叫んだ。

「リリー、あれを覆えるサイズの術布を出して、マルクはそれを最上部に固定しろ!」

 私は叫んだ。

「これだけ連続で魔物が出て来ていると、周りを固定する時間が取れないよ!」

「巾着袋のように中に魔物を誘導しながら周りから亀裂を塞ぐ!」

 巾着袋、という事は布は柔らかくていい。しなやかで弾力性に富んで、破れないイメージか。

「分かった!」

 私は光る布を広く柔らかく紡ぎ出す。マルクがぶつぶつ言いながら布に矢を通して、亀裂のバッテンの最上部に打ち込んだ。布はマルクの矢から垂れ下がる。オスカーが左へ、私が右へ布を拡げる。マルクが左右に矢を打ち込んで空間に仮止めしていく。

「いいね」

 フェリクスが布の中心部分を引き、巾着袋の体積を拡げた。


 魔物たちはその巾着袋の中に次々に入っているらしい。巾着袋が膨れ上がっていく。袋の口の周りに零れる魔物が少しいるが、騎士たちが仕留めていく。

 その隙に私たちは空間を剣やコテで閉じていく。巾着袋の入り口がどんどん狭まっていく。


 最後に空間と巾着袋の口を切り離して、巾着袋は完全に閉じられ、亀裂は消え失せた。


 閉じた巨大な巾着袋の形がぼこぼこと変わる。中で魔物たちが暴れているのだろう。


 アンゼルム隊長が私に叫んだ。

「この袋はどれ位の時間維持できる?」

「私が眠くなるか魔力が切れる迄です!」

「魔力は!」

「今のところは大丈夫です!」


「ここは一班に一旦任せる。ブルーノとアルフレートは護衛に残れ。残りの特務隊は森の魔物掃討に向かえ!」

「「「「了解!」」」」


 術布の巾着袋は巨大な大きさで蠢きながらほの白く発光している。中で何が起こっているのかさっぱり私には分からない。

「中、どうなってるのかな?」

「魔物同士の戦い中だろう」

 オスカーが平然と答える。

「うへぇ、喰い合いかな……」

「いつ終わるの?私が先に眠くなったらどうしよう?」

 班長がため息をついた。

「最終的に全滅してくれるのが良いんだけどねぇ」

「一番強いのが残ったりして……」

 ギョッとする。

「蟲毒ってやつ?」

 なんか文献で読んだ気がする。喰い合いを制した最強の魔物が残るのだ。

「その前に窒息してほしいところだ」

 オスカーが腕組みをしながら袋を睨みつけている。

「リリー、負担をかけて悪い。これしか思いつかなかった」

 わたしはぶんぶんと頭を振った。

「いや、あの状況でこれを思いつくだけ凄いよ」

「うん、さすがオスカー君だね」


 班長は袋に近づくと手を袋にぴたりと付ける。

「何してるんですか?」

「中の様子をね」

 

 あれで中の様子が分かるんだろうか?

 班長の能力はコテによる修復だけではないらしい。はっきり教えて貰えないのだが、コテだけで一班の班長は務まらない筈なのだ。


「うん。そうだね。今もう残り二匹くらいになってるようだよ」


 私もオスカーも目を瞠った。

「分かるんですか」

「多分ね」

「うへぇ、班長もバケモンじゃん……」

 マルクが半目になった。


 そのまま時間が過ぎていく。

 日没まであと少しとなったところで、騎士団が集まって来た。鳩を飛ばしての確認がようやく終わったらしい。何とか掃討出来たようだった。私が付いていければ、魔物の方向が分かるのだが、ここを離れられないので、従来通りのやり方で魔物がいないかを確認したのだった。

 マルクが行けばいいのだが、鳩で済むなら修復師を危険にさらせないとアンゼルム隊長が判断したのである。

 今回のスタンピードでは集落や農作物の被害だけでなく、騎士も何人も重傷者が出たらしい。

 それでもこの規模の亀裂の割には被害が少なかったと隊長が言った。


 先ほど途中で置いて来た負傷騎士ギードと回復術師ロフスも特務隊のランベルトと一緒に合流したので、あちらの術布を消した。そして目の前の巨大巾着袋に集中する。だが、もうふらふらで立っていられない。座るというよりへたり込んでいる。この巾着袋、随分魔力を使うらしい。中から攻撃でも喰らっているのだろうか、どんどん私が削られている。


「それにしても、凄い結界だな。魔物を閉じ込めてしまえるなど。それで中の様子は分からないのだな?」

 隊長の問いにフェリクスが結界に手を当てながら頷く。

「今、どうやら残り一体にはなったようなんですがねぇ」

「まだ生きていると?」

「生きてますねぇ」

 隊長は近くにへたり込んでいる私に近づいて来た。

「体力と、魔力の残り具合はどんな感じだ?」

 私はにへらと笑った。

「どっちも尽き掛けてます」

 疲れによる眠気もあるのだが、それよりはどうやら魔力切れが近そうなのである。全身怠いし寒い。手を動かすのも難儀する。

「中の魔獣が暴れてるせいなのかどうか分かりませんが、結構魔力を消費しているようですね」

 隣に立っているオスカーが答えてくれた。

「魔力か……眠れば回復するのだろうが、眠るとこの結界は消えるのだな」


 オスカーが私の隣に座った。

「以前、文献で魔力を融通する記述を見た事がある……試してみても良いだろうか」

「魔力を融通?」

「……反発するかもしれないし、気持ち悪いかもしれない。嫌ならそう言ってくれ」

 そう言うとオスカーは私の手を取った。

 思わずドキンと心臓が跳ねた。

「入れるぞ……」


 オスカーの手が白く光る。

 繋がれた私の手も光る。

 そしてその光が私の中へじんわりと暖かく拡がり始めた。

 フェリクスが困ったようにこちらを見ている。

 ああ、そう言えば昔、班長が私の手を取って修復師になれるかどうかを判断してくれた時も、こんな風に暖かいものが全身に広がったっけ。

 冷たかった手足の先がじんわりと暖かくなってきた。

「気持ち悪くないか?」

 オスカーの問いに頭を振る。

 気持ち悪いどころか、溺れそうなくらい暖かくて、泣きそうになるくらい優しい力が私を徐々に満たしていく。

 オスカーが私を労わって、心配してくれているのがダイレクトに伝わる。私を大切に思ってくれている気持ちが私の中に砂時計の砂のように降り積もっていく。

 土気色をしていた私の顔に徐々に赤みが戻って来た。

 でも繋がれた手が心地よすぎて、離したくない。

「オスカーは?魔力足りる?」

「大丈夫だ」

 

 向こうでフェリクス班長と騎士団の隊長が何やら話し込んでいる。そして話し合いは終わったようだった。

 隊長が騎士達に何かを言ってる。

 フェリクスがこちらにやって来た。


「リリーちゃん、最後の一体を総がかりで倒すことにしたよ。あの結界袋だけど、どの程度まで離れて維持できるかな?なるべく遠くへ避難しておいてほしいんだ」

 私は辺りを見回した。

「経験無いので良く分かりませんが、見える範囲なら大丈夫かも」

 オスカーが手を繋いだまま私に尋ねる。

「歩けそうか?」

「うん、だいぶマシになったから、歩けるかも」

 オスカーが眉を顰めた。

「無理は止めておこう」

 そう言って手を離すと、ひょいと私を横抱きに抱え立ち上がったのだ。


「ひゃあっ」

 ちょっと待って!これはいわゆるお姫様抱っこというやつですね!か、顔が近い!

「歩く、自分で歩くから!」

「さっきまで手も動かせなかったくせに何を強がってる」

「結構回復したから!」

 オスカーは全く意に介さずスタスタ歩く。フェリクスとマルクが付いて来た。

 一緒に避難かな?

「結界を維持出来なくなりそうになったら言え」

「……うん」


 少し進んだあたりで距離の限界が見えてきたのでようやく降ろしてもらった。

「俺はあっちを手伝ってくる」

「魔力足りてる?私に随分融通してくれたけど」

「大丈夫だ。マルク、こっちは頼んだぞ」

「……了解。いざとなったらリボンで結界作るよ……」

 頼もしいな、とオスカーが呟いた。

「オスカー君、気を付けて」

 フェリクスの声を背中に受けながら、オスカーが戻っていく。


 その時、私はオスカーを見送りながら、とてつもなく変な感覚に襲われた。


 オスカーの位置が分かるのだ。


 へ?


 目を瞑ってみても分かる。まるで亀裂がどこにあるのか分かるように、オスカーの場所が把握できるのだ。


「え?何で?何これ?」

 私の独り言を班長が聞きとがめた。

「どうしたの、リリーちゃん。魔力切れそうなの?」

「班長、私なんか変です。オスカーの場所が分かるの」

 フェリクスは目を丸くした。

「場所だけかな……オスカーの考えてることとか分かる?」

 考えている事?

「そんなの分かりませんけど、場所が分かるんです」

 班長は少し笑んだ。

「そう出たか。魔力の融通には色々副作用が出るんだよ」

「え?副作用?」

「人によって様々だから余りよく分かっていないんだけどね」

 マルクが肩をすくめた。

「うへぇ……ボク絶対にオスカーに魔力融通しない……居所知られるなんて御免だ……」

 私もぎょっとした。

「私の居場所もオスカーに筒抜けってことですか?」

「彼にどういう風に影響が出てるかは聞いてみないと分からないねぇ。リリーちゃんはオスカー君に居場所が分かると困るよねぇ」

「これ、ずっと続くんですか?」

「融通してもらった魔力の領にもよるけど、何か月かは消えないかもねぇ」

「何か月も居場所を知られる?」

 私は慌てた。

 え、どうしよう?困る?

 トイレに籠っているのも知られる?

 でも、いつも同じ部屋何だから、知られてるよね?

 お風呂は?

 別に見られてる訳じゃないし。

 

 始めは困る、と思ったが、意外とそうでもないかもしれない。

 知られて困るようなところに行かないし、トイレや風呂なんか常日頃からバレバレである。大体、普段から殆ど一緒に行動しているのだ。家族同然と言うか、本当の家族より近しいのだ。

「困らない……かも」

「彼は作戦中にリリーちゃんの場所を把握できるのは助かるだろうね」

 はあ、常に助けられている自覚がありますから、そうでしょうねぇ

 でも……

「私に居場所を知られるってオスカー嫌がるだろうな……」

 ため息が出た。

「そうでも無いかもよ?」

 班長が言った意味を考える間もなく、騎士団隊長からの声が届いた。

「準備が整った!作戦を開始する!結界を解除!」


「はいっ」

 私は結界に送っていた魔力を解放する。白く光っていた術布が消えうせた。


 中から現れたのは黒光りする巨大なワイバーンだった。体がぬらぬらとした液体に塗れている。そしてその羽を広げた。

「攻撃!」

 ワイバーン頭部目掛けて何本もの矢が飛ぶ。胴体目掛けて槍が投擲される。

 かなりの矢と槍がワイバーンに突き刺さった。

 そこへ剣士隊が襲い掛かる。

 ワイバーンが高く鳴いた。

 正面の騎士たちが耳を押えて倒れ込む。


 オスカーがワイバーンの懐に駆け込んだ。


 オスカーの剣が白く光って一閃した。


 どう、と音を立てて、ワイバーンの首が落ちる。


 そして首を失った胴体も轟音を立てて横倒しになった。


「「「「「ぅおおーっ」」」」」

 騎士たちが一斉に勝鬨を上げた。


 遠くから見ていた私や班長もホッと息を吐きだした。

「うへぇ、反則技出たぁ……」

「マルク君、君もリボンに空間斬るの載せてみたら?」

「もの掴めなくなるからダメ……」 

 私はその返事に驚いた。

「載せようと思ったら出来るの?」

「多分出来るけど、使い勝手最悪になる……」

「マルク君も天才だねぇ。全くうちの班はみんな凄いねぇ」

 フェリクス班長がにっこり笑った。


 ワイバーンの周りには色々な魔物の残骸があった。ワイバーン自身にも幾つもの噛み傷や火傷跡が見られた。私の術布で作り出した結界の中での戦いは熾烈を極めたのだろう。


 私たちは騎士団に合流した。

 オスカーが歩み寄ってくる。

「オスカー君、ご苦労さんだったねぇ」

 オスカーは班長の労いに軽く頷いた。

「あ、あの、オスカー」

 私は恐る恐るさっきの事を打ち明けた。

 オスカーは目を見開くと、いきなり私に頭を下げた。

「ごめん、副作用が出るかもしれない事も文献に載ってたんだ」

 え?知ってたの?

「どれ位続くんだろう?」

「入れた魔力の量によるみたいだけど、しばらくは続くみたいだ」

「その、オスカーも私の場所が分かるの?」

「すまない、分かるみたいだ。気持ち悪いだろうが……」

 私は頭を振った。

「オスカーならいいや。どうせ何処にいるのか全部知られてるし」

 隣から班長が口を挟む。

「寛大な同僚で良かったねぇ」

「ボクは絶対イヤだぁ……」

「お前には死んでも魔力は融通しないと誓おう」

「……死ぬのもイヤ……」

 マルクはいつでも通常運転なのが妙に笑えた。



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