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【改訂版】転生してもうさぎを愛してる  作者: ガーネット兎
第一章 桐斗ラパンの森を救う
4/5

ラパンの森にて 1

こちら改訂版 転生してもうさぎを愛してるになります。


よろしくお願い申し上げます。


 鬱蒼とした木々の木漏れ日の中で目が覚めた。

小鳥達の歌声が耳気持ちがいい♪

初夏の陽気と森林の新鮮な空気がまだまだ眠気を誘う。二度寝もまた悪くない。


「いやさっさと起きろし」


 こいつら融合前はカマトトぶってたんじゃないのか?

頭の中からマナナの軽快なツッコミを頂いた。


 桐斗は眠い目を擦りながら、現状を確認する。

「前異常なーし後ろ異常なーし左右異常なーし」


 右腕と左腕をペロペロ舐めて顔を洗い丸く体を包まりながら二度寝をしようとして気がついた。


 なんということでしょう。身体がモフモフ毛で覆われていて尻尾まであるではないですか。


 これはあれか? うさぎに転生したのか?

しかし色がまだらだな! 右腕シルバーなのに左腕黒で尻尾は白ってうさぎというよりモルモットに近くね?


 こういう場合はまずステータスを確認するのが異世界のお約束なはず!

早速ステータスを呼び出した。


 一条桐斗 LV1 

職業 精霊魔法士 

 ステータス

 HP:10

 MP:20

 攻撃 :5

 防御:5

 魔法:10

 魔法防御:10

 速度:5

 親愛pt :0

 スキル 融合


 うーんなんて言うかステータス酷いな。

レベル上げが必要なのではないだろうか。


 どこかに野生のスライムでもいないものか。


「いやこの世界ドラ●エじゃねーよ」


 またまた軽快なマナナのツッコミを頂きうさぎ達の愛を感じた。


 これは精霊神様の粋な計らいかな?

まずは腰になぜかあるシェイカーを手に取った。

前世の相棒である。またよろしく頼むぜ!

自分の職業とスキルを見るに

私は魔法使いであり、さらにはこの相棒で魔法を融合してオリジナル魔法を作れるのではないだろうか。


 右手に火魔法 左手に土魔法をイメージしてシェイカーに入れてシャカシャカとシェイクをして瓶の蓋を開けた。


「火土混合初級魔法カシスオレンジ」


 熱せられた高熱ボールが的にあたりオレンジ色に弾ける。なかなか良い花火みたいだ。

前世バーテンダーの私はお酒の名前でオリジナル魔法にネーミングする事に決めた。


 なんか厨二病をくすぐる良いお酒の名前は無かっただろうか。


 色々悩んでいるとカシスオレンジに反応したのか

野生のはぐれ狼が現れた。


「ガル〜」


「いやいや野生の食物連鎖でうさぎより上位の狼が初戦ってないわ〜」


「ここは逃げましょう」


「そんなんだからお前はマナナを寝取られたんだよ」


「何を〜やるか〜」


 頭の中で子持ちジジと童貞モカが喧嘩をし始めた。


「ジジにモカよ喧嘩してる場合じゃない。幸いさっきのカシオレでMP消費は二で済んだから、今度は中級魔法をぶち当てて様子を見よう」


「水風混合中級魔法エメラルドスプリッツアー」


 水と風で竜巻が起きたかと思えばそれが敵を飲み込み

竜巻内で風刃を喰らわしながら上空まで浮かび上がらせて一気に地面に叩きつける。


「ギャフン」


 はぐれ狼が肩で息をしている。もう少しかな


「土聖混合中級魔法エッグノッグ」


 聖なる光を放った土ボールが複数現れてはぐれ狼に高速でぶつかり続ける。激しいノックバックをし続けて


 ばたん! はぐれ狼を何とか倒せたようだ


レベルが上がった


ステータス LV2

 HP:15

 MP:26


 攻撃 :7

 防御:7

 魔法:16

 魔法防御:16

 速度:15

 親愛pt:20

 スキル 融合


「スキル 厨二病を手に入れた」


「何でやねん。マナナそれただ痛々しいだけでメリットないやん」

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