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14

 殲滅して次の階層への階段を塞ぐ扉が開く。それを繰り返すこと三回。

 イトナ達は四階層目に到達していた。予想通り、ダンジョンのフィールドは狭まっていき、イトナ達の攻略速度は加速していく。


「あと何秒!?」


 時間を常に確認してくているラテリアに問う。


「六十秒です!」


 残り一分。


「この層は三十……いや、二十秒で抜けよう!」


 小梅を先頭に迎えた四階層。だいぶ小さくなった部屋に大型モンスターは二体のみ。 《エビルレイス》Lv92。中ボスクラスのゴースト型モンスターだ。


 全身が黒いマントに覆われていて、まるで人影のように見える。頭には頭巾をすっぽり被って、顔は全く見えない。


 全長三メートル弱。まるで首吊り自殺をしたかのように、首元から頭と体が垂れていて少し宙に浮いている。


「小梅は左を!」


「了解しました!」


 イトナの指示に小梅と左右に分かれる。


 エビルレイスは炎属性の遠距離魔法を得意としたモンスター。また、エビルレイスの近くには瘴気が漂っていて、近づけば毒、離れれば焼かれる。


 ヨルムンガンドの時、毒にやられてしまったのは記憶に新しいけど、イトナのクラスは毒に強い。一気に距離を詰めて瘴気の中に潜り込む。


 イトナの接近に気づいたエビルレイスが振り返り、力無くイトナを見下ろした。


 だらりとした腕をマントの中で広げる。このモーションは前方範囲の炎熱魔法攻撃。普段のイトナなら回避を選んだろう。でも今求められているのはスピードだ。


 出し惜しみはしない。


 イトナも小梅と同様〝一撃〟で仕留めるよう立ち回る。


 三メートルの跳躍したイトナは、エビルレイスと顔を合わせる。


「ァ……アァ……」


 か細い、不気味な鳴き声が聞こえる。それを無視して銃口を頭に当てた。


 ゼロ距離。


 これで急所の位置に放つイトナの銃弾でのダメージ計算は飛躍的に上昇するはずだ。


「 《フェイタルストライク》」


 呟くように口にしたスキル名と同時に、エビルレイスのあたまは漆黒の輝きに包まれる。


 そして、吹き飛んだ。


 それに少し遅れてHPゲージが減少していき、やがてゼロになる。


「すごい……」


 ラテリアの呆気にとられたような声を聞きながら小梅の様子を確認する。


 イトナと同じく、大きく跳躍して頭を狙った連続の回し蹴りを多段ヒットさせる小梅の姿が目に映った。


 綺麗に技が決まり大きく傾くエビルレイスだが、HPはまだ微かに残っている。


 それを知ってなのか、小梅は回し蹴りの勢いを止めずに更に回転を加え、そのままコンセントを鞭のようにして追い打ちをかけた。


 手足ともう一つの攻撃手段であるコンセントの強烈な殴打が決まり、撃破。


「流石」


 誰にも聞こえない呟きをイトナは漏らす。


「あと四十五秒!」


 次は五階層。残るはボスのみ。


「小梅が先に」


 ボス部屋に続く細く急な階段を小梅に譲る。


 階段を降りるというよりも落ちていき、暗闇に姿が消える。そんな小梅を見てイトナは足を止めた。


 階段が長い。


 ボスフロアに続く通路が無駄に長いのは幾つものダンジョンで見たことがある。ここで時間を取られれば最悪、間に合わないかもしれない。


「どうしたの?」


「ごめん。みんな先に行ってて。えっと、ユピテルだけちょっといいかな」


「えー?」


 突然伝えたイトナの指示に首を傾げる。

 ニアはなんともない顔で、ラテリアは不思議そうな顔をしてイトナの脇を通り過ぎて階段を降りていく。


「なーにー? 私だけ戦力外通告? こう見えても私、すっごい強いんだから。急ぐのは苦手なだけで……」


「いや、強いから頼みたいんだ。ここで強い聖属性魔法の詠唱をしててくれないかな」


「ここでって……なんで?」


 ここはもう、モンスターもなにも無くなったフロア。こんなところで攻撃なんて意味がない。なんて思っているんだろう。


「時間がないから。説明は後でいいかな」


 時間は一秒でも惜しい。それだけ伝えて階段を向く。


「ちょ、ちょっと待ってー。強いのってどれ? いろいろあるんだけど」


「ええ!?」


 ユピテルがイトナを呼び止めて差し出してきたのは『ユッピーの呪文書マル秘」と書かれたメモ帳。


「どれがいいかイトナくんが決めてー」


「えっと、じゃあ……」


 メモ帳を適当にめくって中身を確認する。

 中にはスキル名とその効果。消費するMP。呪文がページごとに綴られている。なぜか呪文の簡単な漢字にも全てふりがなが振ってあったけど、気にしないようにした。


 コールのおかげもあって、イトナは天使クラスのスキルにはちょっと詳しい。目に止まった見覚えのあるスキルのページを開いたままユピテルに返す。


「じゃあこれで」


「えー。これ、詠唱が凄い長いやつだよ? 私長いの苦手……」


「じゃ、頼むよ!」


「あーっ! ちょっとー!」


 今はユピテルの苦情を聞いている暇はない。急いでみんなの元に向かった。


÷-÷-÷-÷-÷-÷-÷-÷-÷-÷-÷-÷-÷-÷-÷-÷-÷-÷


 幾つもの蒼炎が闇の中で揺らめく。


 最深階層。


 通路のように長い部屋。部屋の端を埋め尽くす黄金が蒼い炎をを不気味に返照させる。


 部屋の最奥には棺桶。その上に腰掛けるミイラが固く握る黄金の縦笛から緩やかな音色が奏でられていた。


 《笛を吹く者》Lv.20。


 極端にレベルが低いモンスター。だけど名前の色は金色。どうやらあいつがボスモンスターのようだ。


「ごめん。遅くなった」


 謝罪をしながらイトナは状況を確認する。


 パーティは部屋の半分くらいまで進んだところ、最前線の小梅はそこで大きな体をを持つ二体のゴーレムを相手にしていた。


 この場所に来るまでにも、何体ものゴーレムが砕かれたかのように、腕や足の形をしたパーツが散乱していて戦いの後が見られる。


「もう時間が……!」


「小梅。それは私が抑えるからもう無視して先に進みなさい! 時間がもうない!」


「了解しました!」


 ニアから焦りの孕んだ指示が飛ぶ。


 状況は芳しくなかった。


 ミイラの奏でる音色に反応しているかのように、ゴーレムがこれ以上先に進めまいと、小梅の行く先を阻んでいる。


「残り十秒です!」


 ……なるほど。この最深階層で強いのはボスではなく、ボスが操るゴーレム系のモンスターなのか。イトナは瞬時にこのフロアの攻略法を見抜く。


 ゴーレム系はモンスターの中でも飛び抜けて防御力が高いことで知られている。次に高いのは攻撃力。巨体から振り下ろされる腕や足を使った攻撃は直撃したらひとたまりもない。


 弱点を挙げるなら動きがとても遅いことだ。防御と攻撃にステータスが偏っていて敏捷は凄まじく低く、魔力はない。


 だから、レベルが自分より高くても上手く立ち回って、時間をかけて削っていけば倒せることもできる。だけど……。


 小梅に立ちはだかる二体のモンスター 《黒石のゴーレム》はなんとLv.100。レベルだけならあの七大クエストの一つ 《ヨルムンガンド》に匹敵するレベルだ。


 このフロアの攻略は次々と沸く強力なゴーレムを一体づつ丁寧に倒していき、最奥にいるボスモンスターまで辿り着くいうものだろう。制限時間があるイトナ達にはだいぶ不利な条件だ。


 防御のステータスがやけに高いゴーレム系モンスターを相手にしている時間はもうない。


 小梅はHPが半分ほど残ったゴーレムを残して先へ急ぐ。


 でも、そう簡単に奥へは進ませてはくれない。


 小梅が奥に進めば進むほど、ボスモンスターが奏でる笛の音のテンポが速くなっていく。それに合わせて次々とゴーレムが生み出されていった。


 《ダイヤモンドゴーレム》Lv.102。

 《メカニックゴーレム》Lv.104。

 《ダークゴーレム》Lv.106……。


 ボスモンスターに近づくにつれて、より強いゴーレムが生成されていくその中小柄な体を活かし、小梅は器用に次々とゴーレムをすり抜けていく。


 小梅は上手かった。


 無駄のない軌道。

 瞬時に抜けるルートの判断。

 またはゴーレムの体を削り落とし、経路を切り開いていく。


 最短距離の理論値を叩き出す勢いの立ち回りで駆ける小梅の姿は、トップレベルの前衛と思わせるには十分な立ち回りだった。


 残り二十メートル。


「あと二秒です……!」


 小梅のコンセントが蒼白く輝く。

 あれはスキル発動の光。

 もう手の届く物理攻撃範囲内まで距離を詰めるのは無理と判断したのか、中距離の攻撃に切り替えたようだ。


 バリバリと雷電を纏った尻尾がピンッと伸びる。


 そして勢い良く踏み切り、小梅は大きく跳躍した。


 体を丸め、宙返りでコンセントの勢いをつける。満月を描くようにしてコンセントが宙を割き、最も速度が出たところでグンとコンセントが伸びた。


 イカズチが落ちるかのように、コンセントをボスモンスターへ叩きつけるーー。


 その途中でアクシデントが発生した。


「なんですか!?」


 ラテリアが周りの異様な変化に悲鳴を上げた。


 後ろで転がっていた巨大な岩が、イトナ達の横を物凄い勢いで通過して行くのだ。


 振り返る。


 今まで小梅が蹴散らしてきたゴーレムの残骸がまるで早送りをしているかのようなスピードで、小梅……いや、ボスモンスターの目の前へ集まって行く。


 それらが集まって出来上がったのは、巨大な手のひらだった。


「ゴーレムの、手?」


 その不完全なゴーレムの手のひらがボスを守ろうと小梅の攻撃を受け止めようと広がる。


 一度発動したスキルは途中で止めることはできない。


 止まることが出来ずに小梅が振り下ろした攻撃は、目標に届く前に突如現れた障害物に衝突した。


 バチンッと煌びやかな雷電エフェクトを飛び散らせて、強烈な物理攻撃が鋼鉄の手のひらにヒビを入れる。


「っく……!」


 ここに来て初めて顔を歪める小梅。ボスモンスターを守る手のひらを粉砕しようと諦めずにスキルの光を吹かすが、それも点滅し風前の灯火の様に霞み始める。


「が、頑張って小梅ちゃん!」


 ラテリアが応援を叫ぶ。だけど……。


 コンセントに纏う光がガクッと弱まった。手のひらにはヒビが入り、一見ボロボロ様に見える。粉砕されるその直前で、小梅のコンセントはしなりと力を失った。


 足りなかった。時間が。小梅に与えられた時間は遂に尽きてしまったのだ。


 虚しくも小梅の攻撃は打ち止め。受け止めることに成功した鋼鉄の手のひらは拳を作り、コンセントを握りしめた。


 ダラリと力なく吊るされた小梅。そしてゴーレムの残骸が収束し、手のひらから先の形が形成されていく。


 驚いたことに小梅がすり抜けて行く途中で現れた、まだ生きているゴーレムもゴナゴナに砕け、その収束に混ざり始める。


 ダンジョンが強く揺れる。


 真打ち登場と言わんばかりに派手な演出で姿を完成させたのは巨大なゴーレム。それが吊るされた小梅を睨んだ。


 《ガーディアンゴーレム》Lv.110。


 ダイヤモンドのように輝く透き通った白と、黒曜石のような純粋な黒が入り混じったボディ。巨大すぎる体のせいでもうボスモンスターが見えない。


「ゴオオオオオオオオオオオオオオオオ!!」


 ゴーレムの咆哮がダンジョンを揺らすのと同時に小梅のコンセントを握った腕が持ち上がる。天井いっぱいまで上げられ、それを思いっきり振り落とした。


 バンッと地面に叩きつけられる小梅の小さな体。余りにも強すぎる勢いに、小梅の小さな体が大きくバウンドする。

 続くゴーレムの攻撃は容赦がない。硬く握った拳を解くことはなく、壁、天井、地面に小梅を叩きつけ続けた。


「小梅ちゃんが……! そ、そうだ、エマージェンシー・コールを!」


「待って、もう少しだけこのまま……」


「もう少しって、このままだと小梅ちゃんが死んじゃいます!?」


 小梅のHPがどんどん減少していく。今まで綺麗にしていたメイド服が土埃で汚れ、余計無惨に見えた。


 一方的な暴行。機能が停止し、無抵抗な小梅が痛ぶられるこの光景はとても残酷だった。


「ラテリアちゃん大丈夫。イトナくんを信じて。それに小梅はそんな簡単にやられないから」


「で、でも……」


 サダルメリクの前衛である小梅でもHPは無限じゃない。あっという間に残り半分を過ぎて黄色に変わる。


 そして、とうとう残り一割を示す赤へと色を変えた。


 あと一回叩きつけれればHPが空になる。それほどまでに削れた小梅のHPを見て、イトナは声を上げた。


「ラテリア! エマージェンシー・コールを!」


「は、はいっ! 《エマージェンシー・コール》!」


 緊急召集。


 地面に叩きつけられるその寸前だった小梅がフッと姿を消し、ラテリアの元へ召集される。


 まさに間一髪。

 小梅の元いた場所の地面には、勢い良く振り下ろしたガーディアンゴーレムの腕で亀裂が走っていた。


 無詠唱。一瞬で安全地帯までパーティを集められるこのエマージェンシー・コールというスキルは多彩な場面で活躍できる。でも、今回はこれだけじゃない。


 ダンジョンの色が変わる。


 蒼炎の光を塗り替えるほどの強い金光がダンジョンを照らす。


「天空より授かる聖なる光ーー」


 美しい純白な翼を広げ、メモ帳を片手に詠唱を紡ぐユピテルの姿が小梅と同時に現れた。


 金光の正体は巨大。そして数多の魔法陣。

 ユピテルの詠唱に応えて神々しく光を放つ魔法陣が展開されていく。


 かつてパレンテが未開地を攻略する際に使用していたエマージェンシー・コールと強力な魔法攻撃の連携技。


 それを目にしてゴーレムが新たなモーションを取る。頭の部分が開き、白い光を発光させる。容易く予想できるエフェクト。あれは遠距離攻撃だ。


「ニア!」


「まかせて」


 防御魔法を得意とするニアが一歩前に出る。腕に装備された美しく光るバックラーを掲げ、スキルを発動させた。


 青く輝く盾が魔法によって召喚される。人が持つものと大差ない大きさ。あの巨大なゴーレムの攻撃に対しては少し心もとないが、それでもニアが召喚した盾。それだけでとても心強い。


 ニアの二つ名は分かりやすく〝守護神〟。誰もが認めるホワイトアイランド最強のウォール。ニアが味方なら引き分けはあれど、負け無いとまで言われている絶対的な防御の鬼。


 ウォール。つまり壁の役割を持つ者は基本的に体が大きく、全身を防具で纏った前衛職が当てはまる。そのフィーニスアイランドの常識を変えたのがニアというプレイヤーだ。


 もともと魔導士系クラスだったニアは攻撃魔法のスキルは一切習得せず、防御魔法をひたすらに極めた。

 攻撃に対しての反射神経、攻撃に対して有利な防御魔法の判断。また、当たりどころがダメージに大きく関係することから真っ向から攻撃を受けず、受け流す戦術も独自で編み出だした。これによって難易度の低いスキルでもより強力な攻撃にも対応できるようになり、本来の魔導士系クラスとは違うプレイスタイルを確立させてみせた。


 そんなニアのプレイスタイルをシステムは認め、ニアを新たなクラスへ昇華させた。現在ニア一人しか到達したことのない、いわばユニーククラス 《クルセイダー》。


「イトナくん、ラテリアちゃん。そこから動かないでね」


 そうニアが言ったのと同時に、ゴーレムの光が強くなる。そして一直線にレーザーが伸びた。

 光速で迫るレーザー攻撃に合わせて召喚した盾が横に大きく傾く。レーザーは盾を掠め、軌道を変えてラテリアのすぐ横を通り過ぎていった。


「ひぃっ」


 それにラテリアが気づいたのは少し経ってから。遅れて短い悲鳴を上げる。その傍ら、ユピテルの詠唱は最後を迎えようとしていた。


「神よ授けたまえ、悪を裁く粛清の光をーー」


 煌めく七つの魔方陣が遂に完成する。


 詠唱時間二分と三十秒。


「全てを貫く光の聖矢を我が手に!」


 魔方陣の中心に光が収束されていく。七つのうちの一つ、ユピテルの指先を軸にして描かれた魔方陣を真っ直ぐガーディアンゴーレムに向けた。


「 《セレスティアル・フューゼレイド》!」


 七つの魔法陣から一斉に光が走る。


 魔法はどんな状況もひっくり返すことができる最強の一手。


 強力な魔法ほど詠唱は長い。その脅威を知っているモンスターはその詠唱者を一番に狙ってくる。

 詠唱中なにもできず無防備になるが、ハイリスク・ハイリターン。成功させれば最後、戦況はひっくり返る。


 ホワイトアイランドの中でNo.2のギルド、サダルメリク。その中で最強の魔法攻撃をもつユピテルの魔法は鋼鉄の硬さを持つゴーレムの体に激突し、目に見てわかる勢いで削っていく。


「ゴオオオオオオォォォーーーー!!」


 低く唸るようなゴーレム達の悲鳴がダンジョンに響く。


 そして、中心のユピテルの人差し指から撃たれた一本の光の線はゴーレムの体を貫き、風穴を空けた。


 直後、ユピテルの魔法とゴーレム悲鳴が同時に止み、辺りが静けさに包まれる。


 ゴーレムのHPはまだ七割以上残っている。にも関わらず、ゴーレムは微動だにしない。


「ど、どうなったんですか?」


 ラテリアの問う質問に答えるようにゴーレムに亀裂が入っていく。


 そして崩れ落ちた。


 その先に現れたのは、体に風穴が空いたHPがゼロになったボスモンスターの姿だった。


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