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手のひらの一滴  作者: 狼子 由
2018年下半期に作ったもの
283/514

ドリームキャッチャー(微ファンタジー)

●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●


大晦日、エアコンフィルターに掃除機をかけまくったら調子が良くなった。時々鳴っていた喉の詰まるようなゴホゴホいう音も消えたみたい。

キッチンも、ガス台をたわしで擦りあげ、換気扇を分解して漂白剤に浸けておいた。ついでにシンクもぴかぴかになって一石二鳥だ。


窓を拭き、本棚を整理し、カーテンもシーツも外して洗濯機を回す。

窓辺に飾りっぱなしだった蜘蛛の巣のようなオブジェ――ドリームキャッチャーなんてたいそうな名前のインディアンか東南アジアかのおまもりらしいけど――そいつも当然、はたきをかけて埃を払っておいた。


ああ、すっきりした。

これで年越しも大丈夫――と、思ったところで目が覚めた。

見回せば、枕元に落ちていたのは埃塗れのドリームキャッチャー。

つけっぱなしだったエアコンがゴホゴホ言っている。

油まみれのキッチン、煤けた窓、乱雑な本棚に薄汚れたシーツ。


しばし、ドリームキャッチャーを見詰めて沈黙。


ああ……はいはい、分かりましたよ!

今年こそはやってやるぜ、こんちくしょーが!


●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●


2018/12/31(月) ジャンル:微ファンタジー

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