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手のひらの一滴  作者: 狼子 由
2018年下半期に作ったもの
243/514

気付かないでいたいから(微ホラー)

●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●


交差点の中央で立ち止まる1人の男。誰もが彼の前を通り過ぎてゆく。誰も気付いていない。死人は見えないものだから。

ただ1人、彼の前で足を止めた僕に彼は視線を合わせ皮肉に笑う。

「仕方ありませんよ、気付かない方が楽だもの。誰も知りたくないでしょ、自分がもう死んでるなんて」


●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●


2018/10/25(木) ジャンル:微ホラー

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