表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
特選男子!~あべこべ世界でモテモテになりたいっ!!~  作者: みぞれパンダ
第1章 特定選別研修 金見山高校編
30/41

閑話 評価者30人記念 日野美波の日常?

オラぁ!やっとギャグが書けるわっ!!!

昨日、一瞬だけジャンル別日間ランキング2位とかなってて

目玉飛び出るかと思った。

閑話 評価者30人記念 日野美波の日常?


―日野美波―


 「パーティーですか」


 手元にあるのは招待状。

 大戦後40周年を迎える1週間後の戦勝記念日に、日野派閥を集めたパーティーを開催することになった。

 

 招待者の他に同行者がいる場合は、記載して返信するようにという旨が書かれている。


 同行者……。


 脳裏に浮かぶのはもちろん彼しかいない。


 「朽様ぁー」


 彼の事を想像するだけで、胸がドキドキする。

 しかし、現実問題として彼をパーティーに呼ぶことはできない。

 

 これは派閥の問題云々を語る前に派閥の母体となる軍部の関係性による物。


 陸軍最大派閥の日野家

 海軍最大派閥の旭野家


 当然、両家の仲はすこぶる悪い。


 犬猿の仲

 不倶戴天の敵

 水と油


 思いつくすべての語句を並べたとしても足りないほど両家の溝は深いものだった。

 島国である大日ノ本帝国において、発言権は海軍の方がはるかに強く。

 国内戦乱の時代を終わらせたのも、海軍による功績が大きい。


 呼べたとしても拝金主義の春野家が関の山だろう……。


 そう結論付けて招待状の同行者の項目にバツを付けた。




 

 「美波?何か悩み事?」


 「へ?いえ、そんな思案顔でしたか?」


 「う~ん。まぁそうかな眉間にこう皺が寄ってた」


 人差し指で自身の眉を寄せる朽様。

 彼のそんな愛らしい仕草をしっかりと網膜に焼き付ける。


 「これは大変失礼を……」


 「いいよいいよ。でも珍しいね美波が悩み事なんて」


 「いえ、悩むほどの事ではないんですが……残念だなと」


 「残念?」


 首をかしげる朽様を海馬に焼き付けて、事のあらましを説明した。


 「あーなるほど。同行者がいないって心細いもんね」


 「……はい。ですがこれだけはどうにも……」


 「あ、じゃあさこんなパーティーならいいんじゃない?」


 そこで語られた朽様の案は驚くべきものでした。

 しかし、確かにそれならば朽様も参加できそうです。


 ぐへへ……朽様とパーティー!

 これ最早、既成事実では?




 戦勝記念日

 日野家別荘


 普段は閑静な海沿いの土地であるが今日この日に限っては賑やかな様相に包まれていた。

 多くの女性が華やかなドレスに身を包み、高級車が続々と別荘に横付けしていく。

 しかし、その光景は異様だった。

 

 なぜならすべての人間は顔に仮面をつけていた。

 

 そんな集団の中で一際目立つ1組の男女。


 漆黒のタキシードに身を包み蝶をモチーフにした仮面をつける男性。

 深紅のドレスに身を包み紫陽花をモチーフにした仮面をつける女性。


 日野派閥のパーティー故、多くの参加者はその特徴的な見た目から、女性が嫡子日野美波であることには気づいた。

 しかし、男性にはとんと覚えがない。


 あれは誰だと周囲がざわつき始める。

 そして、当の本人は……。


 

 

 あぁなんて凛々しい。

 仮面で顔が隠れていてなお、彼は美しい。

 思わず手を伸ばして、仮面をはぎ取りたい。

 そんな衝動に駆られる程、かれの姿は神秘的だった。


 「美波、そんなに見つめられると……照れるよ」


 きっと仮面の下はほほが染まっているのだろう。

 その表情が見れないことが残念だが、そのもどかしさが一層魅力的にも見えた。


 「あぁくち……」


 朽様と呼びかけそうになった時、彼は私の口を人差し指で遮った。


 「イケない子だ。ここで僕はダーリン君はハニー、だろ?」


 「はぁい♡」


 「さぁ行こう……マイスウィート(重低音ボイス)ハニー(吐息多め)」










ぴぴぴぴぴぴ








 「……あ、あと五分!」


 その日、日野美波は人生で初めて遅刻した。

 もちろん登校後はまともに朽の顔を見れなかった。

活動報告にもある通り次の更新は日曜日となります。



【読者の皆様へ】


「続きが気になるっ!」「面白いっ!」「夢落ちかよっ!」など思っていただけましたらブックマーク登録・感想の投稿よろしくお願いします。また、この下に☆マークの評価欄がありますのでこちらも押していただけると、更新速度がUpします……多分。


どうぞよろしくお願いします!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ