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Wisdom Joker Online 〜瑠璃色少女の配信録〜  作者: 月 位相
始まりのイベント

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ソシャゲじゃ無いんだから

 イベント開始日の13時、これよりWJO初のイベント『未探索遺跡を踏破せよ』が開始される。

 今は12時50分だから、後少しだね。



 イベントの概要としては、突如として第一から第四の街に出現した遺跡型ダンジョンを攻略せよ、と言った感じ。


 ダンジョン内のモンスターからはイベント限定アイテムがドロップし、それらを規定数集める事で特定のアイテムと交換出来る仕組みになっている。


 また、累計限定アイテム数によるランキングも存在して、ランキング報酬もちゃんとあるとか。


 なんと言うか、携帯ゲームのイベントのそれだよね。

 まあ、単純作業の集合体とも言えるMMORPGらしいと言えばらしいけど。


 また、イベント開始の1週間前からイベント終了時までフィールド上に出現するヒツジのドロップアイテムを用いたアクセサリーは、件のイベント限定アイテムのドロップ数を引き上げてくれる。


 まあ、アクセサリー一つにつき、ドロップ+1だから効果量がどれ程かはやってみないと分からない。


 ――――――

 《種別:装飾》白羊の髪紐 レア度:レア

 防御:5

 DEX+2

 イベントボーナス:

『迷宮片鉄』のドロップ+1

 耐久:110/110


 特殊なヒツジの毛を原料とした髪紐。

 特定の地に於いて、所有者に幸運を齎す。

 ――――――

 ――――――

 《種別:装飾》白羊のミサンガ レア度:レア

 防御:2

 INT+3

 イベントボーナス:

『迷宮片鉄』のドロップ+1

 耐久:123/123


 特殊なヒツジの毛を編んだミサンガ。

 特定の地に於いて、所有者に幸運を齎す。

 ――――――

 ――――――

 《種別:装飾》白羊の外帯 レア度:レア

 防御:3

 AGI+4

 イベントボーナス:

『迷宮片鉄』のドロップ+1

 耐久:142/142


 特殊なヒツジの毛を原料とした外帯。

 特定の地に於いて、所有者に幸運を齎す。

 ――――――


 これがナフトールさんに作って貰ったアクセサリーの情報。

 今回のイベントのアイテムが『迷宮片鉄』だと分かるね。

 そして、やっぱりアクセサリーは体積的な面もあるのか、性能が抑えめだね。



 閑話休題それはそれとして


 私は、私達・・は、イベントダンジョンの入り口付近にて、配信を開始していた。


「――今回のイベント『未探索迷宮を踏破せよ』のイベントポイント、限定アイテムの累計獲得数ですね、そのランキングにてどちらが上か勝負をします。イベント期間の一週間、どちらがより人としてのあれこれを捨てられるかの勝負でもありますね」

「そーれは禁句も良いとこっしょ」


 説明+悪ノリの言葉に文句を垂れるサニー。

 禁句と言われても、当人が学校の授業中にもこっそりゲームの周回をし続けていたりしたからね。


『人としてのあれこれ』

『食事睡眠せ――まて、何をする』

『サニーの捨て方は潔いレベル(悪口)』

『学校でもずっとやってそう』


 一応今回は二人でそれぞれ配信してるから今見えているのは私の配信のコメントだ。

 サニーの解像度がすごい事になってる。


「サニーはねぇ、授業中でも机の下でずぅぅぅぅっと続けるからね」

「一回休み時間の終わり頃に携帯強奪した事忘れないから」


 はて、何のことやら?(確信犯)

 授業が始まる直前にサニーが隠して置いていた携帯を目を離した瞬間に、奪取した。


 …………まあ、うん。

 当時のサニーの成績が悪い(二重の意味)。


 こうして話しているうちに、イベント開始まで残り1分となった。


「それじゃあ、やろうか」

「オッケー。負けた方が罰ゲームで、自身の黒歴史公開」

「諸刃の剣って知ってる?」


 負けた場合は自分のを後悔するんだからね?分かってるの? 正直な話、私の黒歴史よりもサニーのそれの方が強烈だからね?


 イベント開始まで後10秒を切った。


「一週間頑張ろうか、お互い」

「ほいほい。勝てると思うなよ?」


 軽口は程々に、目の前に現れたシステムウインドウのボタンを押下した。

お読み頂きありがとうございます。

今後も読んでくださると幸いです。

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