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Wisdom Joker Online 〜瑠璃色少女の配信録〜  作者: 月 位相
消失を力に

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リベンジ Ⅳ

 石礫を着弾順に、1〜8と仮定。


『Function:Machine Blast』は言うならば、速く、多く、雑に、だ。

 張られた弾幕などに対して、着弾点だけを求めたりなどする時専用の『Function』だ。


 石礫は、速度が『思考加速ソニック・ドライブ』で跳ね上がっていても、回避しきれない。

 だが、『土魔法』含む物的な魔法は、物理攻撃でも対処が可能だ。

『対魔斬』で無くとも、一応は可能。


 弾かれるからやるとしたら、先だね。


 礫1〜4を回避する。


 5番目相手に刀をそのまま振るって、弾く。


 ――歩法 閃刃

 弾かれた勢いのままに身体を動かして、6、7を続けて回避。


「『対魔斬』」


 8を切り裂いて、強く地を踏み締める。


 ――歩法 迅雷

 先程よりもずっと速く、一歩一歩で加速する。


 自身以上の倍率で動く私相手にも、果敢にイノシシは攻撃の意志を見せる。

 ……だから、そこを突く。


「『サンダーウォール(・・・・)』」


『雷魔法』スキルレベル10で使えるようになるウォール魔法。

 指定した地面(指定できる距離はスキルレベル依存)に、高さ2m幅1.5mの属性毎に性質の異なるプレート状の魔法を展開する。


 前方に展開して、私は思い切り飛び上がる。

 イノシシは突然出現した壁に直撃。

 とは言え、『サンダーウォール』に物理的防御力は無いに等しいが、それでも電撃を食らったのだ。

 動きが少しも止まらない訳がない。


「ハアアァァアァッッ!!」


 ――斬法 鎧通よろいどおし

 左の瞳に再度の攻撃を図る。


 思い切り突き刺して、見事瞼を貫通して、眼球に刀身を叩き込む。

 でも、これだけじゃ勿体ない。


「果てろ」


 ――斬法 玲瓏・撞響どうきょう

 峰を殴り抜き、片目を潰す。


 痛みに耐えかねて、暴れる。

 流石にそのまま上に乗っているのは、無理。

 ……まあ、置き土産はするけど。


「『サンダーランス(・・・)』」


『雷魔法』スキルレベル15で使えるようになる魔法。

 ボールとアローの間位の速度で、アロー以上の威力を誇る魔法。

 現時点での最大火力の魔法。ウォールはアロー以上ランス未満の火力を持続させる。


 首筋に、雷槍を叩きつけて、私は大木に脚を付けた。


 残り二分(・・・・)


「ぶった、斬る…………!!」


 ――歩法・撃法混合 風蝕


 ミシリ、と大木が悲鳴を上げた。

 でも、そんな事どうでも良い。


「『纏魔斬』!」


 青の軌跡を残して、イノシシに急接近する。

 腹の下を今後は側面から抉るように、斬りつける。


 イノシシの残りHPは、これで2割を切った。

 だが、それで止まる程度のやつではない。


 身体を回す形での後ろ蹴り。

 威力は以前のそれよりも遥かに高い。


 でも、通常時の私に対処されたのなら、その時点でお察しだよ。


 ――歩法 旋風

 威力をこちらの移動用のエネルギーに完全に変換しきる。


「『サンダーランス』」


 ――歩法 嚆矢

 視界から外れて魔法を放つとともに、私も地を蹴る。

 魔法の影に隠れて、一気に接近する。


 けれど、それはイノシシには効かなかった。

 魔法を無視する形で、思い切り振りかぶられた前足。


 …………ああ、嚆矢は身体の使い方的に進行方向に融通がきかない。

 だから、これは回避不可能。

 そして、今の姿勢からじゃ、流水は間に合わない。


 使うしか無かった(・・・・・・・・)


 豪と吹き荒れる暴風。

 その中心は勿論私。


 けれど、それだけの威力に晒されても、私のHPバーは殆ど(・・)減っていない。


「――撃法 奥伝・・ 巍峨ぎが



お読み頂きありがとうございます。

今後も読んでくださると幸いです。

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