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Wisdom Joker Online 〜瑠璃色少女の配信録〜  作者: 月 位相
Hello World

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初配信 Ⅱ

私が前々から投稿している作品の記録を簡単に抜いていきますね。……これがジャンルの差か。

「これからフィールドに行くわけですけど、その前に今日の配信の主なやることの話をします」


 グダグダしていた状況から何とか立ち直して、サニーと一緒に街の南側のフィールドと街の境界の近くまで出てきた。まばらにプレイヤーがいるけど全体数から見ると極少数。


 街を中心にフィールドは同心円状に広がっているけど、北側にはボスが存在して次のエリアの門番みたいな扱いになっている。基本的に北側のエリアのモンスターが一番強いんだけど、最初の街周辺で一番モンスターが強いのが、森が生い茂る南側なのだ。多分チュートリアルとして。

 あと、各フィールドにはダンジョンがあるらしい。


 あと、適当に街とだけ呼んでいたけど、今私達がいる街は「始まりの街」と言うらしい。そのまますぎない?


 そこで今日の催しの説明を始めた。サニーは説明する気が無いらしく、私に丸投げしてきた。


「ええっと、まずこれから一時間、私とサニーは別々にフィールドを探索します。一時間以内にここにまた戻ってくる形ですね。その後、お互いに一時間の成果を発表する、といった感じです。また、その性質上視聴者の皆さんは二窓(同時に複数の配信を見ること)をすることをおすすめします。…………最後のは、私が言うべきではなかったですね」


 何か催促みたいになっちゃった。

 まあ、それは置いておいて、配信を始める。私の周りにもサニー同様球体が浮遊し始める。

 タイトルは『ラピスの初配信』。

 あれだよ、シンプルイズベスト。


 既に十数人は見に来てくれているらしい。


『はつみ』

 初見を表す言葉が幾つか視界に流れる。


「サニーの配信から来てくれた人が多いだろうけど、この場合初見って言えるのかな」

「そこ気にする? あ、そうだ。最後成果発表で負けた方に勝った方から罰ゲームしよう」

「いつものことじゃん」


 一緒にゲームを初めて時には今日と同じような事をして、負けたほうがアイスを奢ったりするのだ。


「ああ、いや、今日の罰ゲームは奢りとかじゃ無くて、秘密の暴露とかね。流石にセンシティブな感じのは無しで」

「――?!」


 こ、これは負けられない。既にこっ恥ずかしいことを暴露されたのに、これ以上されたら、悶死する。

 そして、センシティブって、何処までの!? というか何で知ってる風なの?!

 ねえ、そこのところどうなの?


『盛り上がって参りました』

『初々しい恋愛ネタ?』

 こらそこ。それ以上言うな。


「始める前にステータス晒す?」

「よし来た。私のはこんなん」


 ――――

 サニー Lv.1


 HP:55

 MP:24


 ステータスポイント:0


 STR:1

 VIT:1

 AGI:1

 DEX:1

 INT:7

 MND:1


 スキル  スキルポイント:0

 『火魔法』 レベル1

 『魔力強化』 レベル1

 『索敵』 レベル1      

 ――――


「うわ、極振り……」


 サニーのステはINT極振り。魔法特化ビルド。


『殺意よ』

 そんなコメントが流れてきて、私と同じ意見の人がいて安心した。


 次に私のステを公開し、特筆するが無かったのか。何にもコメントは来なかった。


「それじゃあ、準備は?」

「問題なし。タイマーあって良かった良かった」


 サニーの言う通りタイマーがあってよかった。


「始めようか」

「うん」


 境界に並び立つ。タイマーをスタートして、私達は同時に駆け出した。



 _______________




「ウサギなのね、最初の敵は」


 フィールドで最初に接敵したのは、角の生えたウサギだった。

 早速『識別』スキルを試してみる。


『ホーンラビット  Lv.3

 属性:物理・刺突    』


 極少ない情報。でも、これだけあれば十分だ。

 私は一切躊躇せずに接近する。()()()()()()


『構えないの?』

 不思議に思ったのかコメントが来る。


 ウサギも私に遅れる形でこちらの存在に気が付き、突進を仕掛けてくる。頭の角での攻撃がメインなのだろう。勿論、攻撃を受ける気は無い。


「――ふうっ」


 ――太刀上流・斬法 瞬雷


 抜刀術での高速の横薙ぎを以て、首に一撃を見舞う。

 たったそれだけで、ウサギは消滅する。


『レベルが上がりました。Lv.1ー>Lv.2』

『『刀』のスキルレベルが上がりました』

『『識別』のスキルレベルが上がりました』


「よし、まずは一体」


お読み頂きありがとうございます。

今後も読んでくださると幸いです。

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