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Wisdom Joker Online 〜瑠璃色少女の配信録〜  作者: 月 位相
Hello World

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ゴブリンの森攻略 Ⅱ

祝30000pv達成。

一月半でこれとは……、私の好みを放り込んだだけなのに。

引き続き宜しくお願いします。


私の好み

 剣戟戦闘

 配信

 リアルチート(ラピスは現状戦闘力はありませんが)

 ????


最後の一個は……おいおい。

 白く染まった視界が、もとに戻る。


 そこに広がるのは、森の中にぽっかりとあいた空間に佇む2m半ばの人型、あれがボスゴブリンだろうね。

 空間は円形の半径10m位。これ取り巻きが出現するらしいけど、大丈夫だね。人型だから、幅はそんなに取らないし。


 ボスゴブリンを『識別』する。


『ホブゴブリン  Lv.13

 属性:物理・打撃     』


 ……うん、次の街に行くために倒さなきゃなボスだから、重要度は高いはずなのに、ダンジョンのボスの方がレベル高い。

 いや、ダンジョンの方が強いのは聞いてたけどさ、何かね?(謎の疑問形)


 まあ、もう気にしても無駄だし。

 取り敢えず――


「突撃します!」


 謎テンションで、謎の掛け声と共に走り出す。

 何故私は宣言したのだろうか?


 私が駆け出して、2秒と掛からないうちにホブゴブリンの後ろからわらわらと普通のゴブリン達が出てきた。

 あれが、アンバーが言っていた取り巻き一同かな。

 ええっと、2、4、6、8、10……いや、多いな!


 取り巻き10体か。

 全部私だけで倒すのは時間がかかるか。

 となると……、


「アンバー、半分くらいお願い!」

「いや、多くね!?」


 文句は受け付けません。

 流石に全部倒してるうちに、ボスが何かしら行動すると思うからね。


 でも、まあ、出来る限りは減らすよ。


 ――歩法 迅雷

 体重を速度に変える歩法。その性質上、服や武器の重さも加わるから昨日よりもかなり速いね。

 普通にAGIが上がったものあるけど。


 最高速を以て、ゴブリン達の隙間に入り込む。

 放つは、周囲を切り裂く一閃。


「円環!」


 首を切り裂き、血が円を描く。

 倒し切れたのは3体。また、他にも軽傷1体。

 首の位置から攻撃しきれ無かった。まだ、(反応とAGI両方で)速度が足りない。


 すぐに軽傷のゴブリンに刃を添わせて、そのまま前進。

 烈止と同じ要領で切る。


「グギャアァッ」


 向かった先には、振り上げられた棍棒が一振り。

 流石に、受けたくないね。何か不規則にゴツゴツしてるし、痛いでしょ、あれ。

 まあ、ゲームだし痛みは無いけど。


「流水・瀑布」


 棍棒を地に叩き落として、そのまま首を掻っ切る。

 流水の派生技で相手の得物を地面に落とす技。

 特に上段からの攻撃に対して有効な対処法なんだけど、何だろう。

 若干の違和感が残る。

 何ていうか、手応えが違う……?

 前はもっと軽かったような――――。

 まあ、今考えても仕方ない。


 一応半分倒したし、もうボスやろう。


「ふっ……!」


 ――歩法 嚆矢

 一瞬でトップスピードに乗る。

 そのまま歩法を繋げる。


 ――歩法 滑歩

 像を結ばせずに、一気に距離を詰める。


「ギャアアアァッ!」


 気味の悪い金切り声。

 もっと言えば、苦痛に歪んだ声、かな。


 脇腹を切り裂いて、すぐに反転。

 円運動を斬撃に込める。


「伐刀!!」


 普通のゴブリンが持っていたものよりも大きく、更に形の整った棍棒を持つ右手の手首を斬るつもりがボスゴブリンが咄嗟に腕を動かしたせいで、掠るだけにとどまった。


 一度、仕切り直しとばかりに、お互いが一步ずつ飛び退く。

 ボスゴブリンは、重心を低く下げて、棍棒を下段に構えている。

 一方の私は、中段。身体の正中線に合わせる基本的な構えだね。


 彼我の距離は4m程。

 これなら、互いの攻撃は当たらないけど、ボスゴブリンがどちらかと言うと有利かな。

 棍棒とは言え、その長さは1m近い。

 そして、当然私よりも大きいから腕のリーチが長い。

 だから、私よりも50cmくらいは攻撃範囲が広いことになるね。

 まあ、その分、懐に入り込めば私が有利だけど。


 ちらりと、膠着した時間を利用して、アンバーとサニーの方へ意識を向ける。


 既に二体までその数を減らしたゴブリンを、アンバーがその長いリーチで押し込めて、その隙きにサニーが魔法攻撃。怯んだ瞬間に、アンバーが攻撃を仕掛ける。

 ……うん、中々のコンビネーション。まだ、一瞬ずつラグがあるけど。

 向こうは、あと2分も掛からずに終わりそう。

 そしたら、ボスゴブリンのタコ殴りが始まる。


 ――それまでに、なるべく消耗させとこうか。

 私は、再度ボスゴブリンに向けて、一步を踏み出した。

お読み頂きありがとうございます。

今後も読んでくださると幸いです。

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