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Wisdom Joker Online 〜瑠璃色少女の配信録〜  作者: 月 位相
Hello World

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18/375

今更なことと新スキル

ブクマが200件を超えました。

私の処女作の10倍ですね。(泣いたら良いのか、喜んだら良いのか)

「そう言えばさぁ、お姉のチャンネルの登録者って今何人ぐらいいるの?」


 アンバーに群がるモンスターたちを蹴散らしてから暫くして、アンバーが思い出したように切り出してきた。

 私のチャンネルは、当然配信用に作ったは良いけど、それ以降ノータッチなんだよね。

 ……正直、いじり方が良く分からないし。

 登録者数とか今まで気にしたことなかったや。


「チャンネル登録者ねぇ、…………今3000人位みたい」


 システムウインドウの配信用の欄から確認できたけど、ぶっちゃけ人数多いのか少ないのか分からない。

 開始2日目だから余計に他とは比較しにくいし。

 というか、私が配信を始めた理由は、配信がしたいからじゃないし。


「2日目だし、多いほうでしょ。……多分だけど。あ、いや、サニーちゃんの()使ってそれだと考えると少ないのかな?」


 サニーは割と人気の配信者だから、傍から見た私は人気者に取り入った奴になる。

 あれ? 私の印象ってかなり悪くない?

 どうしよ……?


「そもそもお姉は登録者とか気にしてないよね。聞いたの私だけど! どうせ、サニーちゃんとゲームしたかっただけだろうし」

「……否定しないけどさ、本当になんで聞いたの?」

「好奇心!」


 酷い……。


 ちらりとコメ欄に目を向ける。

 姉妹としての普段のノリのままで会話してるから、視聴者さんの反応がちょっと気になった。


『なにこれ? 姉妹漫才?』

『というかラピスのチャンネル設定初期設定のそれなんだけど』

『やる気ぇ』

『ラピス機械音痴説』


 そんな夫婦漫才みたいに言われても……。

 あと、やる気はあるよ。……ある程度は。


「お姉は機械苦手だよ。というか設定は変えよ?」

「否定できないけどさ。設定の変え方が分からないし、逆に新鮮じゃない?」

「それ新鮮と違うよ」


 いいじゃん、そのままでも困らないし。変えるの面ど……大変だし。

 今はそれよりも考えるべきことがあるし。


 開きっぱなしのウインドウをステータスの欄に移動させる。


 ――――

 ラピス Lv.11


 HP:605

 MP:132


 ステータスポイント:0


 STR:17

 VIT:11

 AGI:33

 DEX:17

 INT:11

 MND:11


 スキル  スキルポイント:18


『刀』Lv.8

『敏捷強化』Lv.9

『識別』Lv.5

『格闘』LV.5

『』               


 称号:『戦陣を切る者』     

 ――――


 スキルが新たに一個使えるようになったは良いんだけど、何を取るかが凄い迷う。


 遠距離攻撃用に魔法か、『投擲』とかか、紺碧正近がMP吸うからMP増強系か、回復速度を上げるようなのか、ステータス強化系か。

 選択肢が多くて、全然分からない。


 取り敢えず、アンバーに相談しておく。


「スキル? お姉『投擲』は要らないでしょ。もう物理スキル2個持ってるし、これ以上増やすのもね」


 との事。確かに物理に偏ってるからね、現状でさえ。

 でも、魔法の必要性をあんまり感じないんだよなぁ。

 いや、今のところ遠距離攻撃してくるモンスターがいないからだけどさ。


「その刀って、MPいくつで耐久値回復するの?」

「MP:耐久=2:1だね。一応今の私だと連続で耐久値を66回復出来ることになるね」


 そもそもの紺碧正近の耐久値が426あるから、割と破損の心配はないよね。

 というか、426って、何か関係あったけな。

 まあ、いいや。


「MP関係のスキルも今はいらないよね、これ」

「1レベごとにMP12上がるから、そりゃあね。……もうお姉、魔法取れば?」


 魔法か、遠距離攻撃手段はおいおい必要になるんだろうけどさぁ。

 いや、でも、魔法って、対近接型への攻撃やら牽制やらで便利。

 うん、それは間違いない。(食らった当事者の意見)

 ……魔法取るか。


「アンバー、魔法何がお勧め?」

「火とか水とか、それぞれ特性あるから調べれば?」


 説明メンドイ……って、

 お姉ちゃん、妹が反抗期に近づいてきて悲しいです。


 このゲームには外部検索機能が付いている。

 流石に、度を超えた感じの事を検索しようとすると、最悪アカウントがBANするらしい。

 まあ、兎も角、調べてみると割とすぐに情報が見つかった。


 初期から取得できる魔法は、『火魔法』『水魔法』『風魔法』『土魔法』『雷魔法』『氷魔法』『光魔法』『闇魔法』『回復魔法』『強化魔法』『付与魔法』の11種類。

 その内、攻撃用の魔法は『火魔法』から『闇魔法』まで。

 更に『光魔法』と『闇魔法』はちょっと特殊。


 特性はそれぞれ、

『火魔法』

 威力重視。水中だと殆ど効果を発揮しない。

『水魔法』

 妨害重視。威力がない代わりに、搦手が得意。

『風魔法』

 着弾重視。威力は低いが、視認性が悪く、効果範囲が広い。

『土魔法』

 防御重視。威力もそこそこだが、速度が遅く、搦手などないに等しい。

『雷魔法』

 速度重視。威力そこそこ、効果範囲狭い。防御性能皆無。

『氷魔法』

 防御・妨害重視。防御性能は土よりは無いけどある。妨害も同様。威力は土と水の間。


 威力は上から、火>土>雷>氷>風>水の順。

 防御面は、土>氷>水>風>火>雷の順。

 速度は、雷>風>火>水>氷>土。

 細かい数値は、色々あるけど、だいたいこんな感じ。


『光魔法』と『闇魔法』は重視している点とかは一概に表せないみたいで、

『光魔法』

 威力は、雷と氷の間くらい。でも、闇属性に対する特攻性能はある。(他属性も相性による威力の増減はあるけど、光と闇は威力上昇の倍率が他属性よりも高い)

 戦闘には直接的には関係ないけど、周囲を明るくする光源を作れる。

 速度はそこそこ(最速ではないらしい。何故?)雷>光>風くらい。

『闇魔法』

 威力は、火と土の間。光属性への特効あり。速度は氷と土の間。

 光とは逆に周囲を暗く出来る。



「これ覚えるの大変だね」


 真っ先に出る感想として、如何なものか。

 いや、自分の発言なんだけど。

 そして、アンバー、ごめんよ。反抗期とか言って。

 これは面倒だわ。


『感想www』

『ラピス、もの覚え悪い?』

『確かに多いが』

『感覚で覚えられる』

『妹ちゃんが面倒くさがるのも分かるわ』


 視聴者さんも軒並み同じような感想なのが救いか。

 あと、残念だったね。


「私、自分で言うもの何だけど記憶力良いほうよ」


 一ヶ月分の記憶が飛んでるという事実からは目を逸らそう。

 人に聞かせる話ではないし。


「厳密には勉強関連は、ね。お姉、他は記憶力ダメダメじゃん」

「ええ……、例えば?」


 アンバーにダメダメって言われたんだけど、非常に納得いかない。


「家の中で、携帯すぐに無くしたりとか」

「……ぐぅ」


 言い返せないっ……!


「――んん、魔法は『雷魔法』で」


『話し逸した』

『ぐうの音は出た』

『言い返せなくて、若干悔しそうなの草』

『ホントこの人弱点多いな』


「お姉の人柄をだいたい把握されてて、妹は嬉しいです」


 君たち、そこに直れ。

 いじりすぎなのよ!!

お読み頂きありがとうございます。

今後も読んでくださると幸いです。


ラピスの弱点リスト

・上目遣い

・恋愛面

・歌唱力皆無

・中二の気あり(?)

・刀に思考力吸われる

・記憶力(勉強以外)


いや、本当に多いな!(親の発言)


称号の話はまた次回以降に。

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― 新着の感想 ―
[気になる点] >『刀』Lv.8 ボス兎撃破時に11に上がってるはずですが‥
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