連載一周年記念! 皆でパーティー!
ついに連載して一年が経ちました!まさかこの小説もどきがここまで続くとは思いませんでした、自分でもびっくりです。
一周年記念という事で、キャラ達のパーティをやってみました。
相変わらずの駄文ですが、見てくださると嬉しいです、ではどうぞ!
陽多side
「久し振りに来たけど……やっぱりでっけぇよなぁ……」
「だね……」
俺と香奈は目の前の豪邸を見てそんな言葉が自然と出ていた。
当然と言えば当然だけどな。何と言っても今目の前にあるのは、あの紅真企業の社長の家なんだから
「お、いらっしゃい。組谷君、楓実さん」
「どうも」
門の前に立っていた門番さんが俺達に気づき、笑顔で迎えてくれた
「お嬢様と賢也君はもう中で待ってるよ」
「分かりました」
早いな賢也。もうパーティ会場にいるのか。
ま、んじゃ俺達も……
「じゃあ行くか、香奈」
「うん!」
そして、俺達は紅真家に入っていった
「……広いなおい」
「ちょ、ちょっと大袈裟な気もするね」
俺達が入ったのは大きな部屋。この豪邸に相応しいパーティ会場だ。
……うん、何て豪華なパーティ会場なんだろう。ここ、普通なら企業のパーティとかに使われる筈なんだろうな。置いてある料理も凄く豪華だし
「よっ、早かったな二人とも」
「いらっしゃい、陽多君、香奈ちゃん」
呆然としている俺達に賢也と優里が話しかけてきた
「なぁ優里。今更だがここでパーティするんだよな?」
「そうよ」
「友達同士のパーティにしては広すぎないか?」
「そうかしら?」
優里は不思議そうに首を捻る。これが……金持ちとの常識の違いってやつか……!
「まぁ良いじゃないか陽多。せっかくのパーティなんだしさ」
「そうだよ陽多君。楽しまないと損だよ」
「……ああ、そうだな」
今回のパーティ、企画したのは実は俺だ。
たまには皆でパーティするってのも良いかなと思って提案してみたら優里が目を輝かせて「じゃあ場所は私が用意するわ」って言い出したんだよな。
まぁ、その場所がこんなに広いとは思わなかったが。
と、その時
「うわぁ~広いな~!」
「すご~い!ここでパーティするんだね!」
「お、空と紗季も来たな」
二人はパーティ会場に驚きながらも嬉しそうに入ってきた
「あ、皆!もう来てたんだ!」
「早いね。私達も結構早いと思ってたのに」
「俺達もさっき来たばかりだけどな」
「これで六人ね」
もちろんまだ全員集合じゃない。まだ他にも声をかけてあるからな
「お腹すいたぁ……」
「ふふ、パーティが始まったら美味しい物一杯食べられるから、もう少し我慢しなさい空君」
「うう……分かったよ……(グギュルルルルル)」
「と、言いつつも腹の音が凄いけどな」
本人は必死に我慢してるんだろうが、腹の音はさっきから鳴りまくっている。グギュルルって何だおい。
そんな空の腹の音を聞いていると新たな面子が会場に入ってきた
「うわ~……広いですねぇ」
「な、何よオレンジ?この程度で驚くなんてまだまだね」
「そう言う瑠美ちゃんも最初に家を見た時は『うわぁー!!大きいー!!』ってはしゃいでたけどね」
「う、うるさいわよショウ!」
「でも本当に大きいお屋敷だよね」
「優里さんがお金持ちなのは知ってましたが……これは本当にびっくりです」
入ってきたのは蜜柑、瑠美、菜由華、そして水色の髪の少年だった。蜜柑達の友達だろうな
「あ、どうも皆さん。今日はお招き頂きありがとうございます」
蜜柑が俺達の所にやって来て一礼する
「……こうしてると真面目なやつに見えるんだがなぁ」
「む、陽多さん?私はいつも真面目ですよ?」
「お前が真面目ならこの世に住む生物、皆真面目だぜ」
「そこまで言いますか!?」
と、蜜柑を楽しく弄っているとショウと呼ばれていた少年が歩いてきた
「どうもはじめまして。僕は成河 将生と言います」
「俺は組谷 陽多だ。よろしくな」
そして、成河は他の皆とも自己紹介を交わした
「今日は楽しんでいってね、成河君」
「はい!ありがとうございます!」
最後に成河は優里の上品な微笑みに同じく笑顔で返した
「こらこらショウ?デレデレしないの」
「別にデレデレしてないよ瑠美ちゃん」
「本当~?私の前だとあんな笑顔見せないじゃない」
「それは瑠美ちゃんが子供っぽいからだよ」
「何よそれー!!」
成河の言葉に瑠美は怒りながら成河の胸をポカポカ叩く。まぁ本気で怒ってる訳じゃなさそうだし、放っておいても大丈夫か
「それにしても本当に広いですね~。こういう大きいお屋敷は始めてです」
「私も始めて来た時は驚いたよ」
「ところで紗季さん?空さんとの仲は進展しましたか?」
「ふえっ!?な、何で?なゆちゃんはそんなに気にしなくても……」
「気になりますよ!それでどうなんですか!?進展の方は!?」
「な、なゆちゃん、声が大きいよ……」
紗季は顔を真っ赤にして焦る。まぁ安心しろ。当の本人は空腹で何も聞いてないから
「なぁ蜜柑。辰也は一緒じゃないのか?」
「ああ、お兄ちゃんなら……」
と、蜜柑と話していた時
「よ、俺達が最後みたいだな」
「全く……辰也が寝坊するからだぞ?」
「悪かったって。そんなに怒るなよ唯花」
最後のパーティ参加者、辰也と古村が入ってきた
「おう来たか二人とも。そんなに待ってないから気にすんな」
「そうか。すまないな」
「ほら、陽多も気にすんなって言ってるんだから唯花も気にすんなよ」
「誰のせいで遅れたと思っているんだ貴様は……!」
辰也の言葉に肩を震わせながら答える唯花。相変わらずこの二人は仲良しだな
「あの~、貴女が古村さん?」
「む?そうだが……貴女は?」
「私は種宮 紗季。陽多君達と同じ学校に通ってるんだよ」
「そうか、では私も改めて。古村 唯花だ、よろしく頼む」
紗季と古村は互いに自己紹介をして握手する
「よろしくね、確か辰也君の彼女さんなんだよね」
「なっ!?な、な、何だそれは!? 誰がそんなことを!?」
「違うの?香奈ちゃんが言ってたんだけど」
「楓実ぃ!これはどういう事だ!?」
古村は香奈に詰め寄る。しかし香奈は笑顔で
「だってそうとしか見えないんだもん」
「だからといって勝手に嘘を広めるんじゃない!誤解されるだろうが!」
相変わらず素直じゃないな。古村は
「辰也、お前も大変だな」
「うん?何がだ?」
「ああ、もう良いや……」
とにかく、これで全員揃ったな。
……うん、やっぱり広すぎるよな、この人数でパーティするには
「陽多君、ほらこれ」
「ん?何だこれ?マイク?」
香奈から手渡されたのはマイクだった
「陽多君がパーティの開始を宣言するんだよ」
「何で俺が!?」
「似合ってるから」
それだけの理由かい!
「じゃあよろしくね、陽多君」
「ったく……分かったよ」
断る理由もないしな
『よし、全員集合したな。皆、今日は集まってくれてありがとなー!』
「何かライブみたいだな」
「もしかして陽多さん、歌うの!?」
『歌わねえよ!』
「何だぁ……」
「ノリが悪い人ですね」
『何でそこまで言われなきゃならんのだ!?』
「陽多ー!そろそろパーティ始めてよー!俺もう腹ペコだよー!」
『分かったからよだれを拭け』
さて、それじゃ……
『パーティ開始だ!食って食って食いまくりやがれぇ!』
「待ってましたぁっ!!」
俺の言葉を聞いた空が、早速料理に向かって走る。
こりゃ急がないと全部食われるな
「陽多君、行こうか」
「おう」
俺も香奈と一緒に料理を取りに向かうのだった
パーティ開始から数時間、皆の様子はと言うと
「苦しい……食べすぎた……」
「空君食べすぎだよ……大丈夫?」
「うう……何とか……」
空腹のあまり、料理を食べまくった空は食べすぎてしまい、紗季に面倒を見てもらっている状態だった
「唯花は本当に肉が好きだよな」
「うむ、やはり美味いからな」
「ても野菜もちゃんと食えよ」
「わ、分かってるさ」
「全くお前は……好き嫌いは良くないぞ」
「お前は私の親か!」
辰也と古村は相変わらずだな。というか古村は野菜苦手なのか、意外だ
「ショウ?今日は楽しかった?」
「うん、料理も美味しかったし、皆と話せて楽しかったし、凄く良かったよ」
「ふふん、誘った私に感謝しなさいよ~?」
「あはは……ありがとね、瑠美ちゃん」
得意気な瑠美に苦笑しながら礼を言う成河。あの二人もなかなか良い雰囲気だな
「さて、次は何を食べましょうかね」
「あれ?蜜柑ちゃん、まだ食べるの?」
「はい、まだまだ食べられますからね」
「よく太らないよね……」
「ええ、自分でも不思議なのですが」
「……一部の部分にばっかり溜まっていってるのかな?」
「な、何ですか菜由華ちゃん?」
蜜柑の胸をジーっと見る菜由華。菜由華もその内大きくなるさ!……たぶん
「賢也君、あーん」
「いや、もう入らねえよ!」
「何よ、彼女にあーんしてもらって断るなんて。彼女のいない男を敵に回したいのかしら?」
「そんなつもりはないからな!?」
賢也と優里はいつも通りだ。優里に弄られる賢也の図が最近普通になってきた。
さて、後は俺達だが……
「ふあ……食べすぎて眠くなってきたよ……」
「おいおい、ここで寝るなよ?」
「うーん……寝そうだから陽多君に抱き締めてもらいたいかも~」
「パーティ会場を鼻血で汚したくないから却下だな」
「ブーブー……」
「寝るのかブーイングするのかどっちかにしろ!」
目を閉じたまま腕を挙げてブーイングする香奈。無駄に器用だな
「しゃーない、そろそろ終わりにするか」
というわけで俺はまたマイクを持った
『おーい皆。そろそろお開きにするぞ』
「あ、ちょっと待ってください。これだけ食べちゃいますから」
『まだ食べてたんだな蜜柑……』
持っていた肉を三秒で口に納める蜜柑。
俺はそれを見守った後
『皆、今日は本当にありがとな。楽しいパーティになって良かったぜ。それじゃあ……』
少し名残惜しいが俺は皆に言った
『これにて!パーティ終了だ!』
その瞬間、皆から拍手を貰い、パーティは終了となったのであった




